一公の将棋雑記

将棋に関する雑記です。

将棋ペンクラブ関東交流会2018(5)

2018-06-23 14:26:29 | 将棋ペンクラブ
長机には缶ビールにおつまみが並べられた。私は酒は飲めないが、1杯目のビールは美味いと思う。
会員の自己紹介が終わり、ほどなくして、上野裕和五段と中井広恵女流六段の挨拶があった。
しばらくして、我らが窪田義行七段が入室した。将棋ペンクラブには棋士のゲストがあるが、窪田七段は皆勤である。その熱意に頭が下がる。もちろんマイクで挨拶をしてもらったが、よく聞き取れなかった。
おつまみは美味い。湯川恵子さんのお手製も入っているのだろう。揚げ物もあるが、毎回ソースの類がかかっていないのが残念だ。
右のブルーベリー氏が、「大沢さんのブログの『似ているシリーズ』は似てないねー」と笑う。
私はほぼ毎回自信を持って発表しているのだが、万人を満足させるのは難しい。
バトルロイヤル風間氏の似顔絵サービスが始まった。今年は女性の参加者が多く、10人前後いる。バトル氏は全員に描くだろうから、大変だ。
1枚できたので見に行くと、今年は2人描かれている。本人と藤井聡太七段で、今年は似顔絵でツーショットを実現してくれるらしい。
中井女流六段がビールを注いで回っている。本来なら私たちのほうから出向かなければならないところ、そこを自ら注いで回るところに、中井女流六段の将棋ファンファーストが窺われる。
そこへ行くと私は腰が重く、滅多に席を移動しない。
でも上野五段に挨拶に行く。昨年は上野五段に指導を受け、「鬼モード」にも拘わらず緩めてもらった。今年もお願いしたかったが、叶わなかった。来年はぜひともお願いしたい。
中井女流六段の似顔絵が描かれた。似顔絵は「記号」で、バトルさんの場合、当人に似ていなくても?これが誰々、と分かる。中井女流六段もそうで、例の卵型の似顔は有名だ。
だが今回はリアルバージョン、つまり「本気版」で、これはこれでよく似ていた。
しかし中井女流六段は「似てるかなあ…」とポツリ。人間、自分の本当の顔は分からない。
幹事のFukさんが私の前にくる。Fukさんは何年か前から幹事に就任した「女性見る将」で、文章もうまい。
Fukさんは首にタオルを掛け、誰ともなしに見せびらかす。赤字にバラのデザインで、「Hiroyuki Miura」のと大書されている。その上には「Professional shogi player No.204 」とあり、三浦九段への応援アイテムだ。
需要があって制作したのかと思いきや個人の制作で、これ1本だけらしい。これを三浦九段が見たら喜ぶに違いないが、本人にはまだ知らせてないらしい。
私が「また会報に投稿してくださいよ」とお願いすると、Fukさんは「文章は(書き始めたら)すぐ書けるのよオ」と頼もしいが、その時間がないようだ。
大広間に歓声が起こった。中村太地王座である。中村王座は「NHK将棋フォーカス」のMCをやっているので、デジャヴ感がある。
会場の隅にチョコンと座ったが周りが放っておかず、マイクの前で挨拶をしてもらった。
「王座戦は藤井さんが出て来る可能性もありますが、頑張ります」
藤井七段は前日の竜王戦で4組昇級&七段昇段を決め、王座戦も決勝トーナメントに勝ち進んでいる。中村太地×藤井聡太のタイトル戦が実現する可能性は高く、そうなったら世間は大騒ぎになるだろう。
女性陣は恐る恐るスマホを構え、遠巻きに王座を撮影していたが、やがて順番にツーショット撮影になった。これがファン懇親会の場なら、チェキ写真1枚で1,000円はする。女性陣は先の似顔絵とこれで、参加費の元は取ったはずだ。

Suz氏は「将棋ペン倶楽部」の春号から、将棋川柳の選者に就任した。
そのSuz氏に「大沢さんも痩せて(頑張って)ください」と言われてしまった。まったくその通りで、返す言葉がない。
時刻は7時をとうに回った。今年はお開きがやや遅めだ。
湯川博士幹事(だったと思う)による一本締め(シャシャシャン、シャシャシャン、シャシャシャン、シャン)で、お開き。
長机を片付けていると、ハンカチの落とし物があった。
引き取り手がいないので私のモノかもしれないと挙手したが、やはり違っていた。一応私が保管し、来年のこの場に持ってくるが、持ち主は現れるだろうか。
今年は室内にゴザが敷かれていた。飲み物で畳を汚さないためで、この措置をなぜ前からしなかったのだろう。
今年も任意で二次会がある。私はどうしようか迷うところだが、メイン会場の「みろく庵」は、予約のキャパを越えているようだ。
私は人と騒げないタチなので、今年はここで失礼する。Ok氏と帰ることになった。Ok氏は今日、指導対局2局に、バトル氏に似顔も描いてもらった。充実した会だったのではなかろうか。
電車内で話をする。Ok氏は今年で定年だが、めでたく契約の延長になったらしい。定年を過ぎても働いている人と、働かなければならないのにひきこもりの人。世の中いろいろある。
コメント (4)
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