一公の将棋雑記

将棋に関する雑記です。

バカは死ななきゃ治らない

2018-06-29 00:14:21 | プライベート
26日は午後から職安に行った。今回は初めてバイトも探してみたが、時給が安すぎて話にならなかった。
あとは、3月の面接で私を落とした会社が、再び募集をかけていた。私を採用しなかったのはいいとしても、ほかにいい人材がいなかったのだろうか。
おたく、私も会社に行ったから分かるけど、求職者を選り好みするほど、一流企業じゃないよ。
どんだけ優秀な人材を求めてるんだか知らないが、適当なところで妥協しないと、お互いが不幸になるよ。
というわけで、今日も収穫がないまま、職安を後にした。

その足で床屋に行く。カットするだけの安いやつである。だが私にあたった女性理容師がいつも髪のカットの量が少なく、イヤな予感がした。しかもこの女性、客が若い男性の時はたっぷり時間をかけるくせに、オッサン(私)相手だと早く切り上げる癖がある。今回もそうだった。
カットが始まってものの3、4分でアレッ、もう終わり? という感じ。安かろう悪かろう、はここでも当てはまる。

すぐ近くにお菓子のディスカウントショップがあったので、寄る。お菓子を数点買って、会計は1,514円。私はこの店のクレジット付きのカードを持っていて、カード支払いだと通常より多くのポイントが付く。
ところが財布の中にカードがない。どこを探しても、ない。
とりあえずその場は現金支払いにし、帰りの道で考えた。
前回この店に寄ったのは、17日の日曜日である。といっても別店舗のほうだ。
ここで私はお菓子のほかにアイスを買い、右手にアイスを持ったまま店を出たのだ。手に持っていたレシートとカードは、そのままポリエチレンの袋の中に入れた気がした。
ということは、カードはその中か!?
私は帰宅後、お菓子の入ったポリ袋を調べる。するとお菓子は別のポリ袋に入っていた。
そうだ、お菓子とアイスを買った私は、帰り道でアイスを食べたが、手がベトつき、ポリ袋もベタベタついた。それで何日か後、私はポリ袋を入れ替えたのだ。
私は財布を調べる。私はレシートをいつまでも財布に入れておく悪癖がある。これはお金が逃げていく、とKaz氏から聞いたことがあるが、直らない。
だが17日のレシートだけがなかった。
私はすべてを理解した。
そのベトついたポリ袋の中には、やはりレシートとカードが入っていたのだ。だが私は中身を確かめないまま、捨ててしまった――。
今回に限ってアイスを買ったため、いままでにはない行動を起こし、それがチェーンのように巡り巡って、誤って捨てる事態になってしまった。なんということだろう。
私は諦めがたく、リュックサックやポーチを調べる。しかしカードはもちろんない。私の行動半径は狭いし、探す所もほとんどない。あとは茶箪笥の隅に、私宛の郵便物が堆く積まれているが、ここは調べるまでもなく、ない。
私は観念して、カード会社に電話をした。結果、再発行ということになった。手数料は540円。
私はSuica付きのANAクレジットカードを3回落とし、うち2回は紛失となって、それぞれ手数料を1,000円(+消費税)を取られた。まったくバカバカしい出費だが、今回も再発行しないわけにはいかない。私はその旨を先方に告げ、電話を切った。

だが本当の暗転はこの後に起こった。耳鼻科から帰宅した私は、念のため郵便物を漁ってみた。すると封筒の間から、例の店のカードがカサッと出てきて、私は気を失いそうになった。
何でここにある!?
私はまったく記憶にないのだが、何かの拍子でカードを手にしたが、近くに財布がなかったので、とりあえず郵便物の上に置いたのだろう。
それが何日かして下のほうに落ち、見えなくなってしまった。こんなところではないか。
――自宅にカードがあるのに、紛失だと騒いで再発行をする。
バカじゃなかろうか。
私が幼稚園生の時、さっきまで自宅にいた弟がいなくなってしまった。
心配になった私は愛車の三輪車に乗って家を出た。何となく駅方向に向かい、道行く人に弟の行方を聞いた。するとその人は、駅前に交番がある、と教えてくれた。
私はひとりで駅まで行くのは初めてだったので、大冒険だ。でも私どうにか交番に着き、事情を話した。電話番号も伝えた。
すると数分後、母が迎えに来た。聞くと弟は家にいて、2階でオフクロがおっぱいをあげていたのだ。つまり、私の早合点だったのだ。
今回も似たようなものである。郵便物でも何でも、最後の一探しをすればよかったのに、それを怠って面倒なことになった。あの事件から50年近く経ったのに、私はまったく成長していない。
要するに、バカは死ななきゃ治らないのだ。
あまりにアホすぎて、嫌になる。
コメント
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