日付変わって今日11月18日は、田中沙紀アマの26歳のお誕生日。おめでとうございます。……でも本人は、複雑な気分かもしれない。
田中「女流3級」は6月26日の女流王位戦予選に敗れ、2年以内に女流2級に昇級できず、女流棋界を去った。私はアマに戻った田中さんの再度の研修会入りを希望し、その動向はごく一部で注目されていた。
そして田中アマはこのたび、研修会に入った。それはよろこばしいことだが、それが東海研修会だったことに驚いた。なぜ関東研修会でもなく関西研修会でもなく、東海研修会なのか?
田中アマが石川県に戻ったとすれば、関東在住者からは大阪も名古屋も、ほぼ等距離に思えるが、名古屋の方が近かったのだろうか? しかし田中アマが最初に入会したところは関西研修会だった。そこから関東研修会に移籍し、迷走を始めたわけである。今回の意図は何か。
田中アマが現在東京在住だとすると、研修会のたびに名古屋まで遠征することになる。それは交通費を使ってでも東海研修会員与しやすしと見たからで、あまり褒められた行動ではない。研修会のレベルはどこも同じである。
再入会の田中アマは、C2だった。C1に昇級して女流3級になったが、出戻りはC2から再出発ということらしい。
そして11月の第一例会は、「○●●●」の1勝3敗だった。女流2級へはB2昇級が条件となる。昇級規定は
C1へは「6連勝、9勝3敗、11勝4敗……」
B2へは「8連勝、12勝4敗、14勝5敗……」
である。
女流棋士へのリミットは27歳未満だ。よって田中アマに残された期間は、ちょうど1年。研修会は月2回、合計8局だから、あと96局で2階級を昇級しなければならない。昇級もそうだが、時間的な問題があるのだ。
以前も書いたが、研修会もC級になると強い。私はこのあたりのチャイルドと何度か指したことがあるから分かるが、私レベルの棋力ではほとんど勝てない。田中アマはもちろん私より強いが、これからの1年は、相当な努力をしなければならない。
しかし、コトは将棋である。ひたすら将棋の勉強をするだけでいいのだから、楽しいと考えることだ。
問題は勉強方法だ。ピントのズレた勉強なら、いくらやっても意味がない。棋士の知己があるなら相談し、本格的な将棋を会得しなければならない。もっとも田中アマもそれは織り込み済みだろう。
連勝昇級は無理としても、9勝3敗と12勝4敗でも28局かかる。すぐに昇級の目をこしらえないと、1年なんてすぐに経ってしまう。この1年は田中アマの正念場だ。
田中「女流3級」は6月26日の女流王位戦予選に敗れ、2年以内に女流2級に昇級できず、女流棋界を去った。私はアマに戻った田中さんの再度の研修会入りを希望し、その動向はごく一部で注目されていた。
そして田中アマはこのたび、研修会に入った。それはよろこばしいことだが、それが東海研修会だったことに驚いた。なぜ関東研修会でもなく関西研修会でもなく、東海研修会なのか?
田中アマが石川県に戻ったとすれば、関東在住者からは大阪も名古屋も、ほぼ等距離に思えるが、名古屋の方が近かったのだろうか? しかし田中アマが最初に入会したところは関西研修会だった。そこから関東研修会に移籍し、迷走を始めたわけである。今回の意図は何か。
田中アマが現在東京在住だとすると、研修会のたびに名古屋まで遠征することになる。それは交通費を使ってでも東海研修会員与しやすしと見たからで、あまり褒められた行動ではない。研修会のレベルはどこも同じである。
再入会の田中アマは、C2だった。C1に昇級して女流3級になったが、出戻りはC2から再出発ということらしい。
そして11月の第一例会は、「○●●●」の1勝3敗だった。女流2級へはB2昇級が条件となる。昇級規定は
C1へは「6連勝、9勝3敗、11勝4敗……」
B2へは「8連勝、12勝4敗、14勝5敗……」
である。
女流棋士へのリミットは27歳未満だ。よって田中アマに残された期間は、ちょうど1年。研修会は月2回、合計8局だから、あと96局で2階級を昇級しなければならない。昇級もそうだが、時間的な問題があるのだ。
以前も書いたが、研修会もC級になると強い。私はこのあたりのチャイルドと何度か指したことがあるから分かるが、私レベルの棋力ではほとんど勝てない。田中アマはもちろん私より強いが、これからの1年は、相当な努力をしなければならない。
しかし、コトは将棋である。ひたすら将棋の勉強をするだけでいいのだから、楽しいと考えることだ。
問題は勉強方法だ。ピントのズレた勉強なら、いくらやっても意味がない。棋士の知己があるなら相談し、本格的な将棋を会得しなければならない。もっとも田中アマもそれは織り込み済みだろう。
連勝昇級は無理としても、9勝3敗と12勝4敗でも28局かかる。すぐに昇級の目をこしらえないと、1年なんてすぐに経ってしまう。この1年は田中アマの正念場だ。