25日は久し振りに大野教室に行った。しかし棋友相手に、10年に一度の大逆転負けを喫し、つくづく自分がイヤになった。
この棋譜は恥を忍んで、近日中に公開したい。
◇
先日、「将棋ペン倶楽部」会報第77号(2022年春号)が送られてきた。今号は私の投稿はないが、ちょっと紹介してみよう。
恒例の新春対談は、木村一基九段。名付けて「~攻防の伝道者~」。分かったような分からないようなタイトルだが、木村九段はこの対談に初登場だった。もっと前に出ていたと思っていた。
いずれにしても真打ちの登場で、藤井聡太竜王周りの話、観戦記論、将棋AI、解説名人論など話題は多岐に渡り、期待に違わぬ面白さである。
ほかは井出洋介麻雀名人、美馬和夫氏、バトルロイヤル風間氏、黄信号氏(将棋川柳)の連載陣。榊原智氏、水野保氏ら常連組の投稿も掲載されている。水野氏は久々の短編小説だ。和田伸一郎氏も久々の投稿で健筆を振るっている。
林慎氏は、西川慶二八段の追悼文。いつもの林節が炸裂しているが、圧巻は西川八段らとのスリーショット写真だ。林氏の交友範囲の広さに舌を巻くのである。
不謹慎だが、林氏だったら棋士の誰が亡くなっても、そつのない追悼文を書ける気がする。
ほかは編集部による「観る将から指し将へ」。要するに初心者向け講座だが、「将棋ペン倶楽部」ではたいへん珍しい。ひょっとしたら、観る将専門の会員が増えていて、会員から講座の要望があったのかもしれない。
ほかは湯川博士氏の「古今詰め将棋談義」も面白い。この中で、今号の表紙絵(小川敦子さん作)の説明がされている。すなわち、詰将棋の名手・伊藤宗看と藤井竜王が現代で遭ったら、という設定らしい。
湯川恵子さん作の懸賞クロスワードパズルは力作で、しかも今回は、「最も多く使われている文字とその数」を答える。つまり最後の最後まで解かないと解答できないという、恐ろしいシステムである。さすがに女流アマ名人5期。常人とは考えることが違うのである。
この棋譜は恥を忍んで、近日中に公開したい。
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先日、「将棋ペン倶楽部」会報第77号(2022年春号)が送られてきた。今号は私の投稿はないが、ちょっと紹介してみよう。
恒例の新春対談は、木村一基九段。名付けて「~攻防の伝道者~」。分かったような分からないようなタイトルだが、木村九段はこの対談に初登場だった。もっと前に出ていたと思っていた。
いずれにしても真打ちの登場で、藤井聡太竜王周りの話、観戦記論、将棋AI、解説名人論など話題は多岐に渡り、期待に違わぬ面白さである。
ほかは井出洋介麻雀名人、美馬和夫氏、バトルロイヤル風間氏、黄信号氏(将棋川柳)の連載陣。榊原智氏、水野保氏ら常連組の投稿も掲載されている。水野氏は久々の短編小説だ。和田伸一郎氏も久々の投稿で健筆を振るっている。
林慎氏は、西川慶二八段の追悼文。いつもの林節が炸裂しているが、圧巻は西川八段らとのスリーショット写真だ。林氏の交友範囲の広さに舌を巻くのである。
不謹慎だが、林氏だったら棋士の誰が亡くなっても、そつのない追悼文を書ける気がする。
ほかは編集部による「観る将から指し将へ」。要するに初心者向け講座だが、「将棋ペン倶楽部」ではたいへん珍しい。ひょっとしたら、観る将専門の会員が増えていて、会員から講座の要望があったのかもしれない。
ほかは湯川博士氏の「古今詰め将棋談義」も面白い。この中で、今号の表紙絵(小川敦子さん作)の説明がされている。すなわち、詰将棋の名手・伊藤宗看と藤井竜王が現代で遭ったら、という設定らしい。
湯川恵子さん作の懸賞クロスワードパズルは力作で、しかも今回は、「最も多く使われている文字とその数」を答える。つまり最後の最後まで解かないと解答できないという、恐ろしいシステムである。さすがに女流アマ名人5期。常人とは考えることが違うのである。