第30期倉敷藤花戦が始まっている。その新規トーナメント表を見ながら、上位進出者を書いてみよう(表は省略)。
まず、左上は西山朋佳女流二冠が大本命。これといったライバルも見当たらず、早くも準決勝進出が濃厚である。
左下は伊藤沙恵女流名人が本命。反対の山には中井広恵女流六段と渡部愛女流三段が控えており、この勝者が伊藤女流名人と戦う公算が大きい。
ただ伊藤女流名人の山にも上田初美女流四段がおり、伊藤女流名人も安泰というわけではない。ここが西山女流二冠との信用の差である。
右上は加藤桃子清麗が本命。反対の山には山根ことみ女流二段がおり、このふたりが対決する可能性が高い。
でも、加藤清麗と同じ山の香川愛生女流四段も黙ってはいないだろう。ただ、YouTubeで稼いでいる香川女流四段が、本業でどれだけハングリー精神を発揮できるかは疑問だ。
右下は本命不在だが、あえて書けば山口恵梨子女流二段か。第4期清麗戦予選で、伊藤女流三段(当時)に快勝した事実は大きい。
反対の山では鈴木環那女流三段がすでに姿を消しているので、同じ山の清水市代女流七段に勝てば、準決勝進出は濃厚だろう。
倉敷藤花戦は優勝賞金が高くはないが、地方新聞に将棋が掲載されるという、このうえない特典がある。男性棋戦ではほぼ当たり前の事象だが、女流棋戦では意外に貴重だ。
今期のトーナメント出場者は67名いるから全員掲載は無理だが、それでも掲載されないのは1回戦くらいだろう。
参加の皆様、とくに若手の皆様はどんどん勝って、将棋ファンに名前を覚えてもらうのがよい。
まず、左上は西山朋佳女流二冠が大本命。これといったライバルも見当たらず、早くも準決勝進出が濃厚である。
左下は伊藤沙恵女流名人が本命。反対の山には中井広恵女流六段と渡部愛女流三段が控えており、この勝者が伊藤女流名人と戦う公算が大きい。
ただ伊藤女流名人の山にも上田初美女流四段がおり、伊藤女流名人も安泰というわけではない。ここが西山女流二冠との信用の差である。
右上は加藤桃子清麗が本命。反対の山には山根ことみ女流二段がおり、このふたりが対決する可能性が高い。
でも、加藤清麗と同じ山の香川愛生女流四段も黙ってはいないだろう。ただ、YouTubeで稼いでいる香川女流四段が、本業でどれだけハングリー精神を発揮できるかは疑問だ。
右下は本命不在だが、あえて書けば山口恵梨子女流二段か。第4期清麗戦予選で、伊藤女流三段(当時)に快勝した事実は大きい。
反対の山では鈴木環那女流三段がすでに姿を消しているので、同じ山の清水市代女流七段に勝てば、準決勝進出は濃厚だろう。
倉敷藤花戦は優勝賞金が高くはないが、地方新聞に将棋が掲載されるという、このうえない特典がある。男性棋戦ではほぼ当たり前の事象だが、女流棋戦では意外に貴重だ。
今期のトーナメント出場者は67名いるから全員掲載は無理だが、それでも掲載されないのは1回戦くらいだろう。
参加の皆様、とくに若手の皆様はどんどん勝って、将棋ファンに名前を覚えてもらうのがよい。