八段昇段まで「あと1勝」に迫っていた堀口一史座七段(47歳)が、きのう15日に行われたC級2組順位戦・佐藤紳哉七段戦に勝ち、めでたく八段に昇段した。
では、あと1勝からの戦いぶりを見てみよう。
5月10日 題94期棋聖戦一次予選1回戦 ○石川陽生七段
5月10日 第94期棋聖戦一次予選2回戦 ●西尾明七段
6月16日 第81期順位戦C級2組1回戦 ●井田明宏四段
7月8日 第8期叡王戦七段戦1回戦 ●近藤正和七段
7月14日 第81期順位戦C級2組2回戦 ●古賀悠聖四段
7月21日 第16回朝日杯一次予選1回戦 ●藤森哲也五段
8月5日 第64期王位戦予選1回戦 ●石川陽生七段
8月12日 第81期順位戦C級2組3回戦 ●阿部光瑠七段
8月26日 第31期銀河戦予選1回戦 ●塚田泰明九段
9月9日 第81期順位戦C級2組4回戦 ●田中悠一五段
10月13日 第81期順位戦C級2組5回戦 ●横山友紀四段
10月17日 第71期王座戦一次予選1回戦 ●加藤桃子女流三段
11月10日 第81期順位戦C級2組6回戦 ●今泉健司五段
12月15日 第81期順位戦C級2組7回戦 ○佐藤紳哉七段
堀口七段はここ数年調子が悪いので、「あと1」になってもスンナリ昇段とはいかないと覚悟していたが、果たしてその通りになった。約7ヶ月、12連敗。相手棋士の内訳は、西尾七段はC級1組所属だが、ほかはC級2組かフリークラス、女流棋士だった。それでも難産だった。ちなみに七段昇段からは18年8ヶ月かかり、190勝329敗、勝率.366だった。
私は、勝ち星による昇段には否定的である。どんなに勝率が悪くてもそれは関係ないわけで、それは段位の価値を貶めている気がするのだ。
現行の規定では、引退してからでも昇段はあり、もはや何でもあり、の様相である。
だけど将棋ファンはよけいな口出しをせず、黙って受け容れればいいのだろう。
ともあれ堀口先生、八段昇段、おめでとうございます。
では、あと1勝からの戦いぶりを見てみよう。
5月10日 題94期棋聖戦一次予選1回戦 ○石川陽生七段
5月10日 第94期棋聖戦一次予選2回戦 ●西尾明七段
6月16日 第81期順位戦C級2組1回戦 ●井田明宏四段
7月8日 第8期叡王戦七段戦1回戦 ●近藤正和七段
7月14日 第81期順位戦C級2組2回戦 ●古賀悠聖四段
7月21日 第16回朝日杯一次予選1回戦 ●藤森哲也五段
8月5日 第64期王位戦予選1回戦 ●石川陽生七段
8月12日 第81期順位戦C級2組3回戦 ●阿部光瑠七段
8月26日 第31期銀河戦予選1回戦 ●塚田泰明九段
9月9日 第81期順位戦C級2組4回戦 ●田中悠一五段
10月13日 第81期順位戦C級2組5回戦 ●横山友紀四段
10月17日 第71期王座戦一次予選1回戦 ●加藤桃子女流三段
11月10日 第81期順位戦C級2組6回戦 ●今泉健司五段
12月15日 第81期順位戦C級2組7回戦 ○佐藤紳哉七段
堀口七段はここ数年調子が悪いので、「あと1」になってもスンナリ昇段とはいかないと覚悟していたが、果たしてその通りになった。約7ヶ月、12連敗。相手棋士の内訳は、西尾七段はC級1組所属だが、ほかはC級2組かフリークラス、女流棋士だった。それでも難産だった。ちなみに七段昇段からは18年8ヶ月かかり、190勝329敗、勝率.366だった。
私は、勝ち星による昇段には否定的である。どんなに勝率が悪くてもそれは関係ないわけで、それは段位の価値を貶めている気がするのだ。
現行の規定では、引退してからでも昇段はあり、もはや何でもあり、の様相である。
だけど将棋ファンはよけいな口出しをせず、黙って受け容れればいいのだろう。
ともあれ堀口先生、八段昇段、おめでとうございます。