27日は、第48期棋王戦挑戦者決定二番勝負第2局があり、藤井聡太竜王が佐藤天彦九段に勝ち、2連勝で挑戦権を獲得した。
藤井竜王はベスト4の位置で佐藤九段に敗れ、敗者復活戦に回った。その時点であと4勝が必要だったが、それでも藤井竜王が大本命だった。そして実際に4連勝したのだから凄い。
現棋王は、10連覇中の渡辺明名人。渡辺棋王は、永世棋王と名人の意地に賭けても負けられないが、対藤井のタイトル戦は0勝3敗。しかも第71期王将戦では、0勝4敗で指し込まれている。史上最強の挑戦者を迎え、「渡辺棋王」もここまでか。
この棋王戦よりびっくりしたのが、第36期竜王ランキング戦6組1回戦・徳田拳士四段VS小山怜央アマ戦で、小山アマが勝ったことだ。
言うまでもないが、小山アマは現在、棋士編入試験を受験中。第1局では勝率8割越えの徳田四段に勝ち、周りを驚かせた。つまり本局は、徳田四段の雪辱戦だった。
まあ編入試験は、「試験官だったから本気を出せなかった」という徳田四段のエクスキューズがつけられる。だが竜王戦は優勝賞金4400万円の史上最高の公式戦であり、棋士の本場所である。当然、徳田四段本気の将棋になったわけだ。
将棋は徳田四段が終盤まで優勢だったが、そこで一失があり、小山アマが逆転勝ちしたらしい。なんで勝っても勝ちは勝ち。アマがプロに勝つことは、無条件で賞賛できる。
これは私だけが認識していることかもしれないが、将棋の勝敗に、内容は関係ないと思う。そりゃ、対局から数年は内容も吟味されるだろうが、結局は結果だけしか見なくなる。
それはともかく、徳田四段に連勝できる棋士が何人いるだろう。もうこの時点で、小山アマをプロに入れてもよいくらいだ。
竜王戦の小山アマの今後の相手は、神崎健二八段or平藤眞吾七段。そこで勝つと、次は浦野真彦八段or藤原直哉七段。これに勝つと……。徳田四段に連勝するくらいだから、もはや誰と当たっても小山アマが勝ちそうな気がするのだ。いまや、小山アマは6組の優勝候補とである。来年の戦いが楽しみだ。
藤井竜王はベスト4の位置で佐藤九段に敗れ、敗者復活戦に回った。その時点であと4勝が必要だったが、それでも藤井竜王が大本命だった。そして実際に4連勝したのだから凄い。
現棋王は、10連覇中の渡辺明名人。渡辺棋王は、永世棋王と名人の意地に賭けても負けられないが、対藤井のタイトル戦は0勝3敗。しかも第71期王将戦では、0勝4敗で指し込まれている。史上最強の挑戦者を迎え、「渡辺棋王」もここまでか。
この棋王戦よりびっくりしたのが、第36期竜王ランキング戦6組1回戦・徳田拳士四段VS小山怜央アマ戦で、小山アマが勝ったことだ。
言うまでもないが、小山アマは現在、棋士編入試験を受験中。第1局では勝率8割越えの徳田四段に勝ち、周りを驚かせた。つまり本局は、徳田四段の雪辱戦だった。
まあ編入試験は、「試験官だったから本気を出せなかった」という徳田四段のエクスキューズがつけられる。だが竜王戦は優勝賞金4400万円の史上最高の公式戦であり、棋士の本場所である。当然、徳田四段本気の将棋になったわけだ。
将棋は徳田四段が終盤まで優勢だったが、そこで一失があり、小山アマが逆転勝ちしたらしい。なんで勝っても勝ちは勝ち。アマがプロに勝つことは、無条件で賞賛できる。
これは私だけが認識していることかもしれないが、将棋の勝敗に、内容は関係ないと思う。そりゃ、対局から数年は内容も吟味されるだろうが、結局は結果だけしか見なくなる。
それはともかく、徳田四段に連勝できる棋士が何人いるだろう。もうこの時点で、小山アマをプロに入れてもよいくらいだ。
竜王戦の小山アマの今後の相手は、神崎健二八段or平藤眞吾七段。そこで勝つと、次は浦野真彦八段or藤原直哉七段。これに勝つと……。徳田四段に連勝するくらいだから、もはや誰と当たっても小山アマが勝ちそうな気がするのだ。いまや、小山アマは6組の優勝候補とである。来年の戦いが楽しみだ。