今年も「あんでるせん」への予約の時期がやってきた。私があんでるせんにお邪魔するのは、12月第3土曜日と決めている。ただ今年の九州旅行は、13日(水)~15日(金)の平日3日間を考えている。よって、先方へは13日か14日にお邪魔したい。あんでるせんへの電話予約は「2ヶ月前の1日から」だから、10月1日が私にとっての予約解禁日となる。
私は10月1日に何度か電話を掛けたが、もちろん話し中。その後も何度か掛けたが、いずれも話し中だった。ただ、これは織り込み済である。
その後も何度か電話を掛けたが、呼び出し音は鳴るものの、相手が出ない。私も毎日掛けるほどの熱意はないので、思い出したら掛ける、という日々が続いた。
気が付けば14日(土)になっていた。その日家にいた私は、ハッと気づいて、あんでるせんに掛けた。すると、割と早いコールで、奥さん?が出た。奥さんは、私が「予約……」と口にしたのを聞くと、「かくかくしかじか」と一気にまくしたてた。私は言葉を挟むいとまがない。
要は、「12月はすべて満席、予約をするなら1日にしてほしかった。どうしても来たければ、キャンセル待ちをしてください」とのことだった。
いやいやこっちだって、1日に電話をしたのだ。だけど通じないから、この日まで延びてしまったのだ。
私はとりあえず、14日(木)と15日(金)の予約をした。こっちも混乱していて、当初の予定と1日ズレたが、まあいいだろう。
ああ、あんでるせんに通って24年目、ついに初の「キャンセル待ち」になった。21世紀初頭は割と楽に予約が取れたのに、年々認知度が高まって、ついにこの事態である。もっとも、私もブログであんでるせんの宣伝をしてしまったから、自分で時分の首を絞めていたフシもあるのだが……。
電話口の向こうでは、爆笑が聞こえる。きょうも満席のようだ……。ああ、行きたい!!
私は電話を切り、1年前のブログ旅行記を見てみた。すると私は、10月9日に連絡が取れていた。
そこで、2022年12月17日(土)の予約を入れようとしたが、その日はマスターが不在で、やはりキャンセル待ちを促された。
ところがその直後、23日(金)にキャンセルが出たとのことで、私はその日に行くことにしたのだった。昨年もキャンセルの話があったことなど、すっかり失念していた。
さて問題はこれからだ。マスターは常々、「みなさんに会いたくなったら、お呼びしますよ」と言っていた。私はその意味が分からなかったのだが、こうしてキャンセル待ちになってみると、その意味が腑に落ちる。多くの観覧希望がある中で、マスターが呼びたい人をピックアップするだけの話だ。キャンセル待ちの順番など関係ない。
となると、私は真っ先にはじかれる。何しろ1999年12月18日の初入店から毎年欠かさずお邪魔し、もう24回にも及ぶのだ。そりゃマスターでなくとも、「あなたはもう来なくていいでしょう」となる。
いや、しかしどうなるのか。マスターから早めに、キャンセルの報告があればいい。だが遅れたらどうなるのか。私には、早期割引でチケットを買う問題がある。株主優待券は売ってしまったので、私には旅券の選択肢が少ない。九州在住の人が、車でふらっと、というわけには行かないのだ。
あんでるせんに行く行かないに関わらず、割引チケットは押さえておくべきなのか。
それとも、今年はあんでるせんを諦めて、別所に旅行をするか。
12月13日、私はどこにいるのだろう。
(12月13日以降につづく)
私は10月1日に何度か電話を掛けたが、もちろん話し中。その後も何度か掛けたが、いずれも話し中だった。ただ、これは織り込み済である。
その後も何度か電話を掛けたが、呼び出し音は鳴るものの、相手が出ない。私も毎日掛けるほどの熱意はないので、思い出したら掛ける、という日々が続いた。
気が付けば14日(土)になっていた。その日家にいた私は、ハッと気づいて、あんでるせんに掛けた。すると、割と早いコールで、奥さん?が出た。奥さんは、私が「予約……」と口にしたのを聞くと、「かくかくしかじか」と一気にまくしたてた。私は言葉を挟むいとまがない。
要は、「12月はすべて満席、予約をするなら1日にしてほしかった。どうしても来たければ、キャンセル待ちをしてください」とのことだった。
いやいやこっちだって、1日に電話をしたのだ。だけど通じないから、この日まで延びてしまったのだ。
私はとりあえず、14日(木)と15日(金)の予約をした。こっちも混乱していて、当初の予定と1日ズレたが、まあいいだろう。
ああ、あんでるせんに通って24年目、ついに初の「キャンセル待ち」になった。21世紀初頭は割と楽に予約が取れたのに、年々認知度が高まって、ついにこの事態である。もっとも、私もブログであんでるせんの宣伝をしてしまったから、自分で時分の首を絞めていたフシもあるのだが……。
電話口の向こうでは、爆笑が聞こえる。きょうも満席のようだ……。ああ、行きたい!!
私は電話を切り、1年前のブログ旅行記を見てみた。すると私は、10月9日に連絡が取れていた。
そこで、2022年12月17日(土)の予約を入れようとしたが、その日はマスターが不在で、やはりキャンセル待ちを促された。
ところがその直後、23日(金)にキャンセルが出たとのことで、私はその日に行くことにしたのだった。昨年もキャンセルの話があったことなど、すっかり失念していた。
さて問題はこれからだ。マスターは常々、「みなさんに会いたくなったら、お呼びしますよ」と言っていた。私はその意味が分からなかったのだが、こうしてキャンセル待ちになってみると、その意味が腑に落ちる。多くの観覧希望がある中で、マスターが呼びたい人をピックアップするだけの話だ。キャンセル待ちの順番など関係ない。
となると、私は真っ先にはじかれる。何しろ1999年12月18日の初入店から毎年欠かさずお邪魔し、もう24回にも及ぶのだ。そりゃマスターでなくとも、「あなたはもう来なくていいでしょう」となる。
いや、しかしどうなるのか。マスターから早めに、キャンセルの報告があればいい。だが遅れたらどうなるのか。私には、早期割引でチケットを買う問題がある。株主優待券は売ってしまったので、私には旅券の選択肢が少ない。九州在住の人が、車でふらっと、というわけには行かないのだ。
あんでるせんに行く行かないに関わらず、割引チケットは押さえておくべきなのか。
それとも、今年はあんでるせんを諦めて、別所に旅行をするか。
12月13日、私はどこにいるのだろう。
(12月13日以降につづく)