HDDにため込んだ「らんまん」をとうとう全部見て、今日からはリアルタイムになった
面白くてため込んだのを3日で全部見てしまった
一日15分しかないから、物足りないが、こうしてまとめて見ると結構見甲斐がある
最近の若い人たちは2倍速とかでドラマでも早見するとか、結末しか見ないとか言うが、さすがに2倍速ではあせくらしくて私は無理だ。
違法なネタバレが横行するのも現代若者のニーズに合っているからなんだろう
ネタバレも二倍速も嫌だ、そのかわり録画しておいて、コマーシャルを飛ばしてみる、こうするとドラマ3本が2本分の時間で見ることが出来る。
面白いドラマと退屈なドラマがある
「らんまん」はいつも次回が待ち遠しい、いったい面白いと退屈は、どこが違うのだろうか?
私もたまに書くけれど、あらすじを並べているだけみたいで、面白いとは到底言えない、そこのところのコツを知りたい。
人生で数千冊の本を読み、千本以上映画を見ているのに、いまだ面白い秘密を解き明かせない。
「らんまん」はなぜ面白いのだろう?
植物には興味ないから、その研究者の一生なんか面白くもないはずだが、面白い、それはいったい?
①私の人生とは大きくかけ離れていて、そこが興味深い(知らない世界への興味)
②時代が100年以上前で、今の日本人とは気概も生きざまも違うのが興味深い
③苦労知らずの坊ちゃんだが、金持ちの御曹司故、怖いもの知らず、物おじしないのがスカッとして面白い
④相棒の竹雄が頼もしい好青年で、自由奔放な万太郎をうまく扱っていて気持ちよい
⑤マドンナ寿恵子が魅力たっぷり、万太郎との今後にワクワクする
⑥一つも悪げが無い、しかもお金の苦労もない、人を疑わず、植物研究一筋で、そこだけは決して妥協しない頑固さがある、そんな人物に自分を転嫁して気持ち良くなる
⑦苦学して東大生となった学生に混じって、小学校中退(フーテンの寅さんと同じ学歴)の万太郎が植物学に於いては指導者程進んでいるのでスカッとする、それを妬む者たち(悪役ともいえる)・・そうか、やはり良い人ばかりでは面白い小説にはならない、敵とか悪者がいて読者にも「やっつけろ!」という野次馬根性が芽生えてきて、一緒に悔しがったり、地団太踏んだり、仇を取って気分良くなったりするのだ。
やはり憎い敵役は必要だ・・・まずはここからか。
貴景勝 8-5 〇大栄翔 ★霧馬山 照ノ富士 若元春
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