水曜日の事
美容院でカットをする日、女房殿の車が頼りだが、生憎彼女はボランティアで乗って行ってしまった
先月同様にバスで行こうと思ったが、先月より予約時間が1時間早いので、先月とは違うバススケジュールになった。
今回の予定は、バスで病院へ行き、そのまま美容院まで10分弱歩けば到着する
先月は病院で40分待ち時間があったが、今回は待ち時間なしで効率的
帰りは病院で50分待ちだから、その間に病院内の食堂で昼食にすれば、時間の節約にもなり、時間つぶしにもなる。
とここまではバッチリのスケジュールだったのだが。
さて、我が家から1分のバス停から予定通りバスに乗り、病院に着いた
客は途中まで私一人で、途中から高校生一人が乗り込んできただけ
我が家から、病院までバスで10分
バスから降りて病院の玄関前を、今日は素通りだが、横目で見たら様子が違う
「本日休診」の張り紙
個人医ならともかく、総合病院が「休診」とは?・・・
これで帰りの予定が完全に狂った、とてもじゃないが38度の炎天下で外のバス停に50分いられない。
しかも美容院の周辺には食堂も喫茶店もない、周囲のバス停とバス時間を見たがちょうど良いのが無いし、万事休す。
美容院の先生に相談したら、「私が送りますよ」
高齢の客が多くて、この暑さの中、歩いてこれないから最近は送迎が結構あるのだとか、田舎ならではですね。
それならと、昼飯を食べていくために中間点の食堂までお願いした、車で5分だ。 まだ準備中だったが、車から降りたらちょうど開店に。
家族でやってる食堂は友達なので、早速歓迎してもらい一番乗り。
毎食野菜ばかり食べているので、たまには元気をつけようと肉厚のとんかつ定食をお願いした。
やっぱりトンカツは衣の厚さや食感、一口ごとに「バリ」という衣の音と、そのあと「サクッ」とジューシーな肉を噛み切る音。
もちろん。ソースの味も決め手だ。 カツを食べる前にキャベツを全部食べてしまうのが私の流儀だ。
食べている間に次々にお客さんが入ってきて、平日なのに大繁盛だ
家を出る前に、女房殿が「電話くれれば迎えに行くよ」と言ってくれたが
私は愚かにも「病院で時間調整してバスで来るからいいよ」と断った
それが仇になった、まさか病院が休診とは!
一応電話したが出ない、後で聞いたら「あなたが迎えはいいと言うから、電話は部屋に置いてきた」そうだ。
私は食べ終わってもバス時間まで20分くらいあったので、お願いして使っていない部屋で休ませてもらった。
珍しくバスが1分遅れてやって来た
ハイエースらしい10人乗り程のワンボックスバス、客はまたしても私が最初だった。 若い運転手が「どこまでですか?」と聞いた
こんなタクシーみたいなバスに乗るのも初めてだったので面白い
どこにバス停があるのか知らないが、我が家に一番近そうなバス停で泊めてもらうことにした。
読みは当たって、我が家まで5分のバス停だった
降りてから神社の中を通って行くのが最短距離で、何度か礼をして通らせていただいた。
また一つ、新しいバスルートを見つけて、ますますバスでの移動が楽しくなった。
そう言えば、今日の如く、バスはあまり客が乗っていないが、昨日大型スーパーのバス停から発車していったバスを見たら、満員だった(20名くらい乗っていたが、ほとんど高齢者)
このバスは、廃止も言われている鉄道沿線の飛び飛びの集落を20kmほど登っていくバスで、小売店舗もほとんどない地域の高齢者の命の綱なのである
まさに「買い出しバス」ともいえる。 満員で当然なのだ。
鉄道の駅と違い、バスの停留所は200m~500mくらいで主要な場所にあるから高齢者には遣い勝手が良い・・・田舎の事情。
思ったけれど、市内の駅から5km以内は料金定額タクシーで、それ以上遠方20kmくらいまではバスで行くようにすみわけした方が良いのでは?
そして電車はノンストップで、それ以上の遠方まで素早く行けるようにしたらよいのではないだろうか。
ともあれ38度近い日なた、僅かな日陰を探して歩くしかない
バス停は逃げ場が無かったが、畑の道路わきに木の日陰
ここで家を出るのが早すぎて15分待った
日陰でも汗は滲んでくる、とくに顔がひどい
こんなものが、暑さを和らげてくれた
病院から美容院までの道のりは炎天下
今度は新幹線の南を歩く
ようやく北側に回れて、ここは天国