住宅用火災警報器の設置が法令で義務付けられるそうです。
東京都では平成22年4月1日、最も遅い自治体でも平成23年までに義務化されるとのことですが、生命や財産に関わることなのに、「地デジ化」と比べてどうもキャンペーンがマイナーじゃないかと感ずるのは私だけでしょうか?
そんなわけで、賃貸に住むわが家には明日、大家の委託業者が警報器を取り付けに来る段取りになっていますが、告知チラシを改めて見直してびっくりしました。何と取り付け場所が「壁面」となっているからです。てっきり天井につけるものと思い込んでいたのに、壁面につけられては床上1.8mに展開しようとしているレイアウトに支障する可能性があります。
さっそくネットで調べてみると、警報器の設置場所は天井から15cm~50cmの範囲と規定されていました。わがレイアウトの台枠上面を測ってみると天井から54cmでしたので、とりあえず台枠本体との競合はなさそうです。しかし、立体交差などの嵩上げ部分は台枠より10cm程度高く、車両のパンタグラフ上面まで入れるとさらに8㎝程度高くなりますので、54-18=36cm以内でないと車両が走れません。警報器自体の大きさや設置後の“見栄え”も考えに入れると、法令限界である「天井から15cm」に限りなく近い場所に取り付けてもらう必要がありそうです。
この取り付け工事のため、仮設置してあったレイアウトを分解して下ろしました。せっかくなので各ブロックごとの特徴などを順番にご紹介します。
下の写真は「ブロックNo1」の全景です。これはレイアウトプランでいくと左下コーナーブロックの右側につながるもので、奥の3線は左から順に外回り本線、ヤード出入庫線、内回り本線です。また写真手前は駅ブロックにつながる面で、左から順に1番線、中線、2番線、3番線です。
リムジンバスが止まっているあたりは貨物側線や日通事務所などにするのがお約束(笑)ですが、このレイアウトではそれらが廃止され、駐車場やバス操車場として使われているという設定を考えています。
実際に車両を乗せてみるとこんな感じ。ダブルスリップとダブルクロスを合体させるのは昔からやってみたかった線路プランで、ダブルクロスの4つあるポイントのうちの1つを切り離してダブルスリップと合体させています。
なお直線部分(フレキシブルレール)ともどもシノハラの#83ニッケルレールを使用し、道床はt6mmのコルク板(メーター売りのものからカット)です。
実はこのブロックは2層構造になっていて、1層部分には複線エンドレスの一部が通っています。はじめは撤収・収納の便を考え、1層と2層は固定しないつもりでしたが、組み立てたときの位置決めが難しいのと台枠強度が低いので、2層の足を木ねじとボンドですべて1層の天板に固定してしまいました。
さて、住宅用火災警報器とレイアウト、何とか共存の見通しは立ったわけですが、1つだけ制約があるとすれば、それは発煙装置付きのロコが入線できないということでしょうか。何しろケムリを感知してしまうのですから…。
もとよりハコモノ主体の当鉄道には発煙装置どころか蒸機は1両もいないので心配することはないのですが、2エンジンのキハ58、キロ58らが紫煙を吹き上げて急勾配を驀進するという「ディーゼル有煙化構想」はまぼろしに終わりそうです(泣)
東京都では平成22年4月1日、最も遅い自治体でも平成23年までに義務化されるとのことですが、生命や財産に関わることなのに、「地デジ化」と比べてどうもキャンペーンがマイナーじゃないかと感ずるのは私だけでしょうか?
そんなわけで、賃貸に住むわが家には明日、大家の委託業者が警報器を取り付けに来る段取りになっていますが、告知チラシを改めて見直してびっくりしました。何と取り付け場所が「壁面」となっているからです。てっきり天井につけるものと思い込んでいたのに、壁面につけられては床上1.8mに展開しようとしているレイアウトに支障する可能性があります。
さっそくネットで調べてみると、警報器の設置場所は天井から15cm~50cmの範囲と規定されていました。わがレイアウトの台枠上面を測ってみると天井から54cmでしたので、とりあえず台枠本体との競合はなさそうです。しかし、立体交差などの嵩上げ部分は台枠より10cm程度高く、車両のパンタグラフ上面まで入れるとさらに8㎝程度高くなりますので、54-18=36cm以内でないと車両が走れません。警報器自体の大きさや設置後の“見栄え”も考えに入れると、法令限界である「天井から15cm」に限りなく近い場所に取り付けてもらう必要がありそうです。
この取り付け工事のため、仮設置してあったレイアウトを分解して下ろしました。せっかくなので各ブロックごとの特徴などを順番にご紹介します。
下の写真は「ブロックNo1」の全景です。これはレイアウトプランでいくと左下コーナーブロックの右側につながるもので、奥の3線は左から順に外回り本線、ヤード出入庫線、内回り本線です。また写真手前は駅ブロックにつながる面で、左から順に1番線、中線、2番線、3番線です。
リムジンバスが止まっているあたりは貨物側線や日通事務所などにするのがお約束(笑)ですが、このレイアウトではそれらが廃止され、駐車場やバス操車場として使われているという設定を考えています。
実際に車両を乗せてみるとこんな感じ。ダブルスリップとダブルクロスを合体させるのは昔からやってみたかった線路プランで、ダブルクロスの4つあるポイントのうちの1つを切り離してダブルスリップと合体させています。
なお直線部分(フレキシブルレール)ともどもシノハラの#83ニッケルレールを使用し、道床はt6mmのコルク板(メーター売りのものからカット)です。
実はこのブロックは2層構造になっていて、1層部分には複線エンドレスの一部が通っています。はじめは撤収・収納の便を考え、1層と2層は固定しないつもりでしたが、組み立てたときの位置決めが難しいのと台枠強度が低いので、2層の足を木ねじとボンドですべて1層の天板に固定してしまいました。
さて、住宅用火災警報器とレイアウト、何とか共存の見通しは立ったわけですが、1つだけ制約があるとすれば、それは発煙装置付きのロコが入線できないということでしょうか。何しろケムリを感知してしまうのですから…。
もとよりハコモノ主体の当鉄道には発煙装置どころか蒸機は1両もいないので心配することはないのですが、2エンジンのキハ58、キロ58らが紫煙を吹き上げて急勾配を驀進するという「ディーゼル有煙化構想」はまぼろしに終わりそうです(泣)