レイアウト・ツアー(笑)もいよいよ終盤に差し掛かってきました。
今回は運転席のすぐ脇に位置するブロック9と10です。位置関係はこちらをご参照ください。
ブロック9の全景です。左側がブロック8につながります。
台枠はご覧のようにL字型になっており、この空いたスペースが運転席となります。
左上のレールが一部欠けていますが、部屋の隅に立てかけておいたところ足を引っ掛けて壊してしまったものです。早く本来の位置へ持ち上げてやらなければいけません。
このブロックも「あるモノ」に上空を阻まれています。それはエアコンです。
レイアウトの計画当初はなかったものですが、昨夏、さすがの暑さに参って取り付けました。写真に写っているカーテンレールの上に台枠が乗って、エアコンとの間を車両が走ります。辛うじて建築限界はクリアしていますが、ちょっとパンタの跳ね上がった車は接触することがわかりました。
アンカーボルトの関係でエアコンの位置は動かせないので、仕方なく台枠高さを下げることにしました。実は台枠をカーテンレールより高くすべく、レイアウトの支柱にはすべて40mmの“ゲタ”を履かせて1,840mmにしてあったのです。これをすべて取り除くことによってクリアランスが40mm拡大しました。
一方でそのしわ寄せは台枠に及び、ごらんのとおりカーテンレールの位置に合わせて切り欠きを入れるハメになりました。天板の厚さが9mmあるため何とか持ちこたえていますが、強度的なダメージは免れません。蝶ボルトによる連結方法も見直しが必要です。
台枠面が全体に下がったことによって思わぬ効果もありました。エアコンだけでなく天井とのクリアランスも拡大したため、何となく感じられた圧迫感が緩和されたのです。わずか4センチとはいえ、レール面から天井まで最も少ないところで40センチ程度しか離れていませんから、1割拡大するのは大きな差といえます。
このブロックはシーナリーの展開スペースはあまりないので、ささやかな楽しみとしてカントをつけてみました(ブロック2の下層本線にもあり)。首を傾けぬとも何となく列車が傾いてくれます。
構造は簡単で外側レールの下に厚紙を敷き込んだだけです。高さは雰囲気重視で厳密な計算によるものではなく、0.6mm厚を2枚重ねた1.2mmとしてあります。
続くブロック10は下のように全長1,130mmの細長い橋のような構造です。これも運転席スペースのためですが、ちょうどこの部分に観音開きのクローゼットがあるため、開閉の際に簡単に取りはずせるようにとの配慮もあります。
なにせこのクローゼットは車両の収納スペースになっているので、ここが開かなくなってはレイアウトがただのジオラマになってしまいます(^^;
ところでこのブロック、跳ね上げ式や昇降式にすればクローゼットの開閉も楽ですが構造が複雑になるので、他と同じ蝶ボルトのほか、上から落とし込むような結合方法も検討しようと思います。
今回は運転席のすぐ脇に位置するブロック9と10です。位置関係はこちらをご参照ください。
ブロック9の全景です。左側がブロック8につながります。
台枠はご覧のようにL字型になっており、この空いたスペースが運転席となります。
左上のレールが一部欠けていますが、部屋の隅に立てかけておいたところ足を引っ掛けて壊してしまったものです。早く本来の位置へ持ち上げてやらなければいけません。
このブロックも「あるモノ」に上空を阻まれています。それはエアコンです。
レイアウトの計画当初はなかったものですが、昨夏、さすがの暑さに参って取り付けました。写真に写っているカーテンレールの上に台枠が乗って、エアコンとの間を車両が走ります。辛うじて建築限界はクリアしていますが、ちょっとパンタの跳ね上がった車は接触することがわかりました。
アンカーボルトの関係でエアコンの位置は動かせないので、仕方なく台枠高さを下げることにしました。実は台枠をカーテンレールより高くすべく、レイアウトの支柱にはすべて40mmの“ゲタ”を履かせて1,840mmにしてあったのです。これをすべて取り除くことによってクリアランスが40mm拡大しました。
一方でそのしわ寄せは台枠に及び、ごらんのとおりカーテンレールの位置に合わせて切り欠きを入れるハメになりました。天板の厚さが9mmあるため何とか持ちこたえていますが、強度的なダメージは免れません。蝶ボルトによる連結方法も見直しが必要です。
台枠面が全体に下がったことによって思わぬ効果もありました。エアコンだけでなく天井とのクリアランスも拡大したため、何となく感じられた圧迫感が緩和されたのです。わずか4センチとはいえ、レール面から天井まで最も少ないところで40センチ程度しか離れていませんから、1割拡大するのは大きな差といえます。
このブロックはシーナリーの展開スペースはあまりないので、ささやかな楽しみとしてカントをつけてみました(ブロック2の下層本線にもあり)。首を傾けぬとも何となく列車が傾いてくれます。
構造は簡単で外側レールの下に厚紙を敷き込んだだけです。高さは雰囲気重視で厳密な計算によるものではなく、0.6mm厚を2枚重ねた1.2mmとしてあります。
続くブロック10は下のように全長1,130mmの細長い橋のような構造です。これも運転席スペースのためですが、ちょうどこの部分に観音開きのクローゼットがあるため、開閉の際に簡単に取りはずせるようにとの配慮もあります。
なにせこのクローゼットは車両の収納スペースになっているので、ここが開かなくなってはレイアウトがただのジオラマになってしまいます(^^;
ところでこのブロック、跳ね上げ式や昇降式にすればクローゼットの開閉も楽ですが構造が複雑になるので、他と同じ蝶ボルトのほか、上から落とし込むような結合方法も検討しようと思います。