ベテラン宇宙飛行士ダン・マイルドと、彼より17歳年下の超能力少女ニナ・フレキシブルの関係を中心に描くSFラブコメディ。1977~1987年に描かれた少女マンガで、現在もぽつぽつとその後日談的な物語、『ブライトの憂鬱』が描かれています。
ただ、当時から印象的だったのが、この作品自体が読者に対してSFを啓蒙する色合いの強い入門書になっていたこと。ストーリー自体は、宇宙飛行士としては一流でありながらレトロ趣味とSF&ファンタジー趣味が濃すぎるダンと、彼に首ったけでありながら妙に現実的なニナを中心とした1話完結のものなのだけれど、それぞれの回のテーマや小道具が、すごくSF&ファンタジーに偏っているんですよね。そりゃあ、21世紀後半の物語だからSFなのはあたりまえではあるけれど、ブラッドベリの作品がモチーフになっていたり、ロボット3原則が鍵になっていたり、スミソニアン博物館のエンタープライズ号の前で語ってみたり、とにかくSF&ファンタジーのエッセンスは全部すり込むぞといった気迫に満ちてます。
そういう視点では、『ブライトの憂鬱』はちょっと落ち着いていて寂しいな。
「私を月まで連れてって!」★★★★★
【超能力者】【ラブコメ】【人工知能】【タイムトラベル】【テレポート】
ただ、当時から印象的だったのが、この作品自体が読者に対してSFを啓蒙する色合いの強い入門書になっていたこと。ストーリー自体は、宇宙飛行士としては一流でありながらレトロ趣味とSF&ファンタジー趣味が濃すぎるダンと、彼に首ったけでありながら妙に現実的なニナを中心とした1話完結のものなのだけれど、それぞれの回のテーマや小道具が、すごくSF&ファンタジーに偏っているんですよね。そりゃあ、21世紀後半の物語だからSFなのはあたりまえではあるけれど、ブラッドベリの作品がモチーフになっていたり、ロボット3原則が鍵になっていたり、スミソニアン博物館のエンタープライズ号の前で語ってみたり、とにかくSF&ファンタジーのエッセンスは全部すり込むぞといった気迫に満ちてます。
そういう視点では、『ブライトの憂鬱』はちょっと落ち着いていて寂しいな。
「私を月まで連れてって!」★★★★★
【超能力者】【ラブコメ】【人工知能】【タイムトラベル】【テレポート】