小学生対象の青い鳥文庫ですが、定番の児童文学や名作ばかりと侮ってはいられません。こういうシリーズの定番でもある『怪盗ルパン』や『巌窟王』だって元は立派な大人向けの作品。上橋菜穂子や宮部みゆきの作品が含まれていたって何の不思議もありません。昔、私らあたりは岩崎書店の名作SFシリーズやポプラ社の少年探偵シリーズなんかを読んで育ちましたが、今はこういう新書サイズのジュニア文庫で育っているんでしょうか?
イラストレイターもかなり今風になっています。もちろん昔ながらのいかにも「児童文学」「童話」「むかし話」的なオーソドックスなものも少なくありませんが、ライトノベル調のものも目立っています。30年前と同じイラストの『だれも知らない小さな国』や『ムーミン谷の彗星』と並んで緒方剛志イラストの『ねらわれた学園』やHACCANイラストの『赤毛のアン』が並んでいるのはある意味壮観です。
調べてみると、CLAMPとか藤田香とかにしけいことか見覚えのあるイラストが並んでいます。眉村卓の作品はどれも緒方剛志の絵になってますね。定番を大事にしながら新風もしっかり入れているといったところでしょうか。
「生きていれば、どんな奇跡だって起こりうるからね」
インナーネット開発の深水の言葉。
家出少女が出会った青年は、逃亡中の超能力者だった。家出少女と青年は追っ手を振り切りながら九州を目ざした……。
梶尾真治です。鶴田謙二のイラストです。迷わず買うしかありません!と新刊で即行購入したくせに、いつの間にか子供の本棚に紛れ込んで5年間放置とは情けない……。
【インナーネットの香保里】【梶尾真治】【鶴田謙二】【青い鳥文庫】【山童】【白鳥山】【森の少女】
イラストレイターもかなり今風になっています。もちろん昔ながらのいかにも「児童文学」「童話」「むかし話」的なオーソドックスなものも少なくありませんが、ライトノベル調のものも目立っています。30年前と同じイラストの『だれも知らない小さな国』や『ムーミン谷の彗星』と並んで緒方剛志イラストの『ねらわれた学園』やHACCANイラストの『赤毛のアン』が並んでいるのはある意味壮観です。
調べてみると、CLAMPとか藤田香とかにしけいことか見覚えのあるイラストが並んでいます。眉村卓の作品はどれも緒方剛志の絵になってますね。定番を大事にしながら新風もしっかり入れているといったところでしょうか。
「生きていれば、どんな奇跡だって起こりうるからね」
インナーネット開発の深水の言葉。
家出少女が出会った青年は、逃亡中の超能力者だった。家出少女と青年は追っ手を振り切りながら九州を目ざした……。
梶尾真治です。鶴田謙二のイラストです。迷わず買うしかありません!と新刊で即行購入したくせに、いつの間にか子供の本棚に紛れ込んで5年間放置とは情けない……。
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