
段切りされた下、西の隅である。何が検出されているのは判らないが殆どが住居の跡であろう。

ブルーシートがかけられている場所に刑務所の本屋があった。当時遺跡など発掘することなしに(少しは発掘されたらしいが)このような状況だ。もしかすると凄い遺跡になるやもしれぬものを破壊してしまったのである。
弥生時代末期と言えば200年~250年、邪馬台国時代である。当然に邪馬台国ではないが関連したものが出てくることに期待が持てたかもしれん。
しかし、今出てきてくれたから我々が目の当たりにすることが出来たのであって50年も前であれば邪馬台国など知る由もなかったのである。それを考えると有り難い事だったと言っていいのかもしれない。