街道を歩く

今まで歩いた街道、町並み、これから歩く街道、町並みを散文的に紹介

耳を疑う?

2009-11-26 08:19:01 | Weblog
 もう皆さんもご存知であろうがあの科学技術の「仕分け」である。
日本が先進国になりえた要因は科学技術の発達と日本人の献身的な仕事振りである。その科学技術に対する進化を「ここでやめろ」と言っているのと同じである。
 その昔、遣唐使、遣隋使を先進国である中国に派遣し、日本独自の伝統文化を築き上げてきた。それは日本が取りも直さず発展途上国であったからである。
 それから鎖国体制をとるようになったが、幕末では各諸藩がこぞって技術の導入にしのぎを削ってきたのである。また、明治政府でもそうだった。富国強兵を大前提としてそうしてきたのである。世界に追い着け追い越せの気持ちであったろう。
 そのせいか強くなりすぎて当時の最先端の爆弾であっけなく日本は瓦解してしまった。ところがだ、それから数十年後には日本は世界から一目おかれるほどの国へと発展したのである。これは先に記したようなことが要因である。
 こうして大きな木を育て、沢山の枝葉を繁らせてきたのだ。だが今回それをたった一時間と言う大鉈で切り倒してしまったのである。
 CO2 25%削減は科学技術発展なしには望めないし、新規雇用も将来にわたって望むべくもない。この様なことでは後退国になってしまい頭脳流出が目に見えてしまう。科学技術立国の看板を下ろしてしまわなければいけない。それを政府がしようとするのだからどうしようもなく情けない。
 1950年代だったか。自動車は日本で作る必要はなく何処かの国から買えばいいのだと言った日本人がいたが、当時のソビエト連邦のシステムではないか。
 あの北朝鮮でも人民に飯を食わさなくても科学技術の向上には目の色を変えているのだ。

 昨日スポーツニュースを見た。女の子にインタビューをしている。「どうでしたか」という質問にその女の子は「とりあえず緊張しました」 これを聞いて愕然とした。今時の馬鹿者、いや若者は言葉を知らないのか。最近やっと「全然・・・」に慣れてきたのに(いや、今でも違和感はあるのだが)言葉の遣い方に唖然とさせられてしまう。私だけであろうか。
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城野遺跡

2009-11-26 07:23:16 | 遺跡

 このリーフは当日(11月21日(土))に貰ったものだが、遺跡の全体像を見ることが出来ると思われるが、今回の発掘は草地の発掘なのである。

 残念ながらこれでは何処が周溝墓か判らないし、位置的なこともはっきりしないのである。ただ写真を掲載すればいいというものではなかろう。
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城野遺跡

2009-11-26 07:10:21 | 遺跡

 段切り下の遺跡だが、向うに杭が打たれたような箇所が見える。以前、平塚川添遺跡で七重に巡らされた環濠が発見されたが、その環濠に杭を打って外からの侵入を防ぐ効果を上げていたのである。そのことが頭を過ぎって行った。全く違うものかもしれぬが早く掘ってくれないものだろうか。

 本日は塀の外から指を咥えてみているのだが、ここまでみても何処に九州最大級の墓があるのか判らないでいる。
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