露地植ではないが花がついた。
次男の招待で九州国立博物館で開催されている「ビュールレ・コレクション 至上の印象派展」に行った。ここは初めてだ。次男は我輩がルノアールの絵が好きなのを知っていたのである。以前印象派の基礎を築いたと言われる「ターナー展」を長男と妻と共に鑑賞したが・・うーむ、やはりルノアールは良いな。今回ルノアール作「可愛いイレーヌ」がメインの様に魅せている。我輩からすれば少し印象派から外れているのかなと思ってしまった。しかし、「泉」を観てルノアールの柔らかい光を見ることが出来たのは良かった。それと、ロートレックが好きで・・一枚しかなかったのが残念だがな。最後にモネの大作「睡蓮の池・緑の反映」を観るが・・ちょっとピンとこないな。ピカソも何点かあるのだが我輩のような平々凡々には判らない。
そうそう、土産物屋にあるのだが、あの貴重な三角縁神獣鏡や金印が安いぞと言うと次男と妻に変な顔をされてしまったがな。
そうだガチャガチャがあるんだ。缶バッジが出て来るぞ。セザンヌやイレーヌ嬢、ロートレック、ゴッホも安いぞ。次男がやるとイレーヌ嬢が出たので喜んだ。
展覧会では珍しく写真撮影が許されている。二点なのだが、「可愛いイレーヌ嬢」「睡蓮の池・緑の反映」である。これには驚きでもあり嬉しくもある。古墳公開にあって装飾だと写真は撮るなと言う。ところが顔見知りには撮らせるなどふざけた埋文の職員もいたからな。写真撮影が許せるとは持ち主は太っ腹だぜ。
はっきり言って言われなければ判らない程である。しかしながら三角縁神獣鏡を副葬品としている訳だから大和連合と繫がっていたのだということは理解できるのではないだろうか。この地域は弥生時代から栄華を誇っていたと言っても過言ではないからその後の権力と繫がっていたのも当然と言えるだろう。