大江健三郎 昭和49年新潮文庫版
きのうのつづき、もうひとつ大江健三郎。
私の持ってるのは昭和61年の20刷、たぶん「万延元年のフットボール」読んで、そのすぐあとくらいに読んだんぢゃないかと思われる。
ひとつの小説を読んで、面白かったら、ほかのものにも手をのばすのは自然な行為。もし最初のが面白く感じられなくても、試しにもうひとつくらい別のを読んでみることはある。
大江健三郎に関しては、私は「万延~」が最初ぢゃなくて、その前に(というのは中学か高校くらいに)実家にあった「日本の文学」で読んだ記憶はあるけど。「死者の奢り」と「セブンティーン」かな、もうひとつくらいあったかもしれない。
で、この文庫を買ったのは、たぶんデビュー作の「奇妙な仕事」を読んでみたかったからだろうと思う。ある著者の世界に入ってくときに、いわゆる名作、代表作、有名な作品だけを読んでくってやり方もあるけど、できたら発表された順を追って読んでってみたいと思って、それを実行することもある。
この短編集の収録作は、「奇妙な仕事」「動物倉庫」「運搬」「鳩」「見るまえに跳べ」「鳥」「ここより他の場所」「上機嫌」「後退青年研究所」「下降生活者」
表題作「奇妙な仕事」は文庫にして18ページ、ひとつの段落が短いのでサクサクっと読み返すことができた。発表は昭和32年の「東京大学新聞」って最後に書いてあるけど、そんなデータも読み返すまで忘れてた。
きのうのつづき、もうひとつ大江健三郎。
私の持ってるのは昭和61年の20刷、たぶん「万延元年のフットボール」読んで、そのすぐあとくらいに読んだんぢゃないかと思われる。
ひとつの小説を読んで、面白かったら、ほかのものにも手をのばすのは自然な行為。もし最初のが面白く感じられなくても、試しにもうひとつくらい別のを読んでみることはある。
大江健三郎に関しては、私は「万延~」が最初ぢゃなくて、その前に(というのは中学か高校くらいに)実家にあった「日本の文学」で読んだ記憶はあるけど。「死者の奢り」と「セブンティーン」かな、もうひとつくらいあったかもしれない。
で、この文庫を買ったのは、たぶんデビュー作の「奇妙な仕事」を読んでみたかったからだろうと思う。ある著者の世界に入ってくときに、いわゆる名作、代表作、有名な作品だけを読んでくってやり方もあるけど、できたら発表された順を追って読んでってみたいと思って、それを実行することもある。
この短編集の収録作は、「奇妙な仕事」「動物倉庫」「運搬」「鳩」「見るまえに跳べ」「鳥」「ここより他の場所」「上機嫌」「後退青年研究所」「下降生活者」
表題作「奇妙な仕事」は文庫にして18ページ、ひとつの段落が短いのでサクサクっと読み返すことができた。発表は昭和32年の「東京大学新聞」って最後に書いてあるけど、そんなデータも読み返すまで忘れてた。