大崎善生 2006年 講談社文庫版
副題は「将棋業界のゆかいな人びと」
いまやってる竜王戦の第2局が“先後同型”になったんだけど。
加藤一二三九段というひとは、昼食休憩とかで相手のいないときに、相手側にまわって局面を見るってクセがある。
まあ、反対側からみれば、思わぬ発見があるのかもしれないから、それはいいんだけど。
あるとき、それをやってるのを傍から見たら、まったくの先後同型だった、なんで反対にまわる必要があんの!?
なんてことが書いてある本、棋士には常人ばなれしたひとが多いんだけど、面白いエピソードいっぱい。
ちなみに「編集者T君」とは、著者が『将棋世界』誌の編集長のときに雇った、編集部員(現編集長)で、それまでに読んだことある本は『人間失格』1冊だけというのに編集者になれたという逸話の持ち主。
漢字の読み書き苦手でも、校正っていうのは、原稿とゲラのマチガイ探しみたいなもんだから大丈夫、だそうで。
副題は「将棋業界のゆかいな人びと」
いまやってる竜王戦の第2局が“先後同型”になったんだけど。
加藤一二三九段というひとは、昼食休憩とかで相手のいないときに、相手側にまわって局面を見るってクセがある。
まあ、反対側からみれば、思わぬ発見があるのかもしれないから、それはいいんだけど。
あるとき、それをやってるのを傍から見たら、まったくの先後同型だった、なんで反対にまわる必要があんの!?
なんてことが書いてある本、棋士には常人ばなれしたひとが多いんだけど、面白いエピソードいっぱい。
ちなみに「編集者T君」とは、著者が『将棋世界』誌の編集長のときに雇った、編集部員(現編集長)で、それまでに読んだことある本は『人間失格』1冊だけというのに編集者になれたという逸話の持ち主。
漢字の読み書き苦手でも、校正っていうのは、原稿とゲラのマチガイ探しみたいなもんだから大丈夫、だそうで。