かねやんの亜細亜探訪

さすらうサラリーマンが、亜細亜のこと、ロックのこと、その他いろいろ書いてみたいと思ってますが、どうなることやら。

京阪満願の旅 その16 二尊院

2011年06月08日 | Kyoto・Osaka・Shiga ( Japan )


本法寺から、ぐぐっと西の嵯峨野に、向かった。ここは、バスの一日切符だと、追加料金が必要。それだけ、中心部から離れた感じになる。
五木さんの百寺巡礼・京都編で最後のお寺になった二尊院に向かった。地図が曖昧だったので、やや不安もあったのだが、清涼寺に向かったらすぐわかった。嵐山・嵯峨野巡りの中で、立ち寄る参拝客も多い。
小倉山とあるが、小倉あんや、小倉百人一首と関係があると、五木さんは記している。



参道は、見事だ。紅葉の季節は、さぞ奇麗だろう。



9世紀の嵯峨上皇の勅願により、円仁さんが創建したという。法然が再興したが、また廃れ、今は、天台宗のお寺になっている。



何と言っても、本寺の特徴は、本堂にある仏像だ。釈迦様と、阿弥陀様が並んでいる。人々を送り出す仏と、迎えてくれる仏が並んでいるのだ。
鎌倉時代もので、重文に指定されている。
日本では、ほとんどお目にかからない。ミャンマーで、結構見た記憶があるが。



これは、弁財天堂。庭も奇麗。紅葉の季節に、嵐山近辺を散策できたら、最高だろう。

バス一日切符の特典で、二尊院では、”幸福の道”、”心の糧七ヵ條”、”人生五訓”の書がいただける。

一番短い”人生五訓”のみ、ご紹介。

あせるな
おごるな
いばるな
くさるな
おこたるな

シンプルでわかりやすい。
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