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本書の著者である益田さんとう人は、すごい人のようだ。会社の役員であり、様々な書を表し、4人の娘を育てあげた。
本書は、その益田さんが、2001年にインドの仏跡を一人で巡った時の紀行を中心とした書だ。3度めのインド旅行だったという。その前には、中国からパキスタンに抜けるシルクロードの旅を4週間かけて行ったこともあるという。結構、猛者なのである。
仏教やブッダにも造詣が深く、様々な説話や教えを、適度に交えてあり、読みやすい。
インドに法華ホテルがあることを知った。日本の法華ホテルと同じかどうかはわからないが、インドで、法華ホテルはありがたいだろう。インドでは、超高級か、どうしようもないか、両極端のホテルにしか巡り合ったことがない。今回のインドも、まさにそうだった。
マザーテレサにお会いになったり、マーヤー夫人の誕生地を訪ねたり、とにかくアクティブだ。
幅広い層に読みやすい、一人よがりにならない良書だと思った。
仏跡巡り関連の専門性を求めると、ちょっと物足りないかもしれない。