本書は、本屋で、見つけた。今月出たばかり。
著者は、グループSKITというティーム?で、PHP出版から出ている。
裏表紙が示すように、”ブッダ”公開に合わせた企画本。たぶん、著者も、いろんな本から知識を得て、わかりやすく整理して、まとめただけの本なのだとは思うが、コンパクトながら、素人にはややディープなところまで、踏み込んで、バランスのよい本に仕上がっている。
仏陀の人生、教え、仏教の広がり、そして、最後には、ブッダの教えが、64項目に渡って示されており、先日触れた”超訳”と重なる部分もある。こちらの書きようの方が、普通だが。
本書で、1961年に、日本で”釈迦”という超大作映画が作られたことを知った。勝新なども出ているようで、DVDを早速注文した。どんな映画か楽しみだ。
今回のアニメ映画で、初めてブッダに興味を持った人がいたら、ついでに、いい機会なので、本書をひもとくことをお勧めする。たった648円(税別)。