京阪満願の旅も、いよいよ大詰め。清涼寺から、駅近くの西本願寺に向かった。
言うまでもなく、巨大寺院。五木さんの本には、西、東、両方取り上げられている。
立派な御影堂門。
本願寺の歴史は、波乱万丈。信長と戦ったことは有名だが、これをきっかけとして、西本願寺と、東本願寺に分かれることになった。講和を受け入れたのが、西本願寺である。
ちょうど親鸞聖人750回大遠忌法要が始まっている。
巨大な阿弥陀堂。西日に映えて、瓦が美しい。
三百数十年振りに、瓦が葺きかえられた御影堂(ごえいどう)。その中には、椅子が隙間なく並べられており、法要に参列する人々を迎え入れられるようになっていた。
日本で最大の信者を持つ浄土真宗。そのスケールは、けた外れだ。
お年寄りも参列できるようスロープも設けられ、準備万端。
50年ごとに、大法要が行われており、50年前の法要の様子の写真も展示されていた。
ツツジが、川面に映える。