かねやんの亜細亜探訪

さすらうサラリーマンが、亜細亜のこと、ロックのこと、その他いろいろ書いてみたいと思ってますが、どうなることやら。

インド古代彫刻展

2011年06月22日 | Books


これも、古本市で、見つけた一冊。
1984年に、東京と京都の国立博物館で開催された展覧会のパンフレットだ。

このような展覧会が、日本で、開催されたことがあったのだ。
メッセージは、インド側が、インディラガンディさん、日本側が、中曽根康弘さんだ。何と文部大臣!? だった森喜朗さんまで、メッセージを寄せている。
日印両国の肝いりの展覧会であったわけだ。

展示品は、インドの各地の博物館から借りてきた彫刻だが、逸品ぞろい。

ニューデリーの国立博物館には、3回行ったし、先月は、マトゥラーの博物館にも行けたので、この展覧会の展示品の半分ぐらいは見たことがあるが、何せ、現地の博物館は、すばらしい展示品の割に、展示の状況は、粗末で、解説もろくになく、ひどいとプレートが無くなっていたりする。この前のデリーでは、一部照明がついてなかったり、ブロンズ像の部屋は、改装中で、クローズだった。
所蔵品集なども、いくら探してもない。

ヒンドゥ教の神々の像と、仏像と、ジャイナ教関連の像は、紛らわしいことも多く、じっくり見ればわかるのであろうが、旅行中立ち寄ったぐらいでは、なかなか。

本パンフでは、奇麗な写真と解説が載っており、私が、発見したつもりであったものが、見事に解説されたりする。

仏教を通じても、縁の深い両国だから、インドの博物館に収蔵されている名品目録でも、共同プロジェクトで作ってくれないかな?そんな立派なものじゃなく、逆にハンディな方がいいんだけど。勝手言ってすいません。

今回の旅では、一応、仏像関係は、一所懸命メモったつもりなので(プレートがないものはどうしうようもない)、機会を見つけて、まとめてみたいと思っている。
私的所蔵品目録的なものを。


コメント
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