西本願寺の次に、向かったのは、4月にオープンしたばかりの龍谷ミュージアム。五木さんが学んだ龍谷大学が、新たに作った仏教総合博物館だ。
ネットで調べた地図では、この門の先にあるはずだったのだが。
なかなか風情がある街並み。前の西洋風の建物も博物館だったが、目指す龍谷ミュージアムではなかった。おかしいなと思って、戻ってきたら、何と堀川通に面しているではないか。
建物を何故か、でっかい簾で、こんな風に隠していて、わからなかったのだ。どうして建物を隠しているのかわからないが、堀川通に面していると言ってくれていれば、迷わずに済んだのに。
西陽を避けていたのか?不思議なデザインだ。
中は、そんな混んではいなかったが、展示はすばらしかった。
企画展は、釈尊と親鸞。オープニングにふさわしい企画だ。
龍谷大学所蔵のものと、各地のお寺が所蔵しているものが、ミックスして展示されている。
釈尊関連の展示では、伯林寺所蔵のガンダーラものが興味深かった。ガンダーラ仏収集に熱心なお坊さんがいらしたのだろうか。
ベゼクリク石窟の復元コーナーはユニーク。5年ほど前の、NHKの新シルクロードシリーズで龍谷大学チームに復元されたものだが、TVの画面上ではなく、実体験できるのがうれしい。
本物は、今は、ただの洞窟になってしまっていたのを思い出した。
再現作業の様子も、ビデオで放映されている。
龍谷ミュージアム編の、釈尊と親鸞という本もGETしたが、この本も、総合的かつ専門的なもので、ワンダフル。
仏教ファン、仏像ファンには、マストでは?