かねやんの亜細亜探訪

さすらうサラリーマンが、亜細亜のこと、ロックのこと、その他いろいろ書いてみたいと思ってますが、どうなることやら。

神社が語る古代12氏族の正体

2014年08月30日 | Books
今日は、天気が心配だったんだけど、ゴルフ。
行ってみたら、1滴も降らず。かえって暑いぐらい。
スコアは、いまいちだったけど。



関裕二さんの新著が出た。
それにしても、次から次へとよくお書きになる。

今回は、かつての豪族達と、彼らを祭る神社を対応させながら、古代を読み解く本。
神社という切り口と豪族という切り口を、古代史という縦糸で、紡いだ感じの本。
ということは、背骨にあたる部分は、何度か出てきた関さんの、独特の持論で、占められている。

一方、切り口を変えたことにより、意外と有名豪族の神社がマイナーだったりして。
全然知らない神社も取り上げられている。
ネームはビッグだけど、意外と知られていない神社もあったりして。

関氏の著作は、藤原氏の手による日本書紀により、それまでの歴史がすべて書き換えられていることを基本線にしているので、そこで、抹殺された豪族や、神社が、ぞろぞろ出る。本書では、それを丹念に掘り起こしてくれている。

日本古代史、神社に興味のある人は、どうぞ。
ちょっと、他の関氏の著作とダブリ感もあるが。
コメント
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