かねやんの亜細亜探訪

さすらうサラリーマンが、亜細亜のこと、ロックのこと、その他いろいろ書いてみたいと思ってますが、どうなることやら。

今日は、トリプルヘッダー!

2014年08月23日 | Culture・Arts



最近、休日は、ゴルフか旅行だったので、今日比較的空いたところを狙って、美術館巡りをした。

最初は、世田谷美術館。
ボストン美術館所蔵の、日本の浮世絵を中心とした芸術に影響を受けたヨーロッパの作品を、紹介している。
モネのラジャポネーズが目玉だが、その他にも、名品多く、見ごたえあり。
保存状態のよい、有名な浮世絵が多数展示されているのもよい。
先日のパリで、思いがけず訪れた、オンフルールの絵もあり、単純にうれしい。
ボストン美術館にも昔行ったが、当然、こんなに名品がいつも展示されている訳もなく、いい機会だろう。

それにしても、当時の日本の芸術レベルの高さと、それに感銘を受け、作品に反映させた印象派を中心としたヨーロッパの芸術家達との呼応は凄い。
全く違う形で、発展してきたヨーロッパ芸術が、その違いを意識せず、日本の芸術を自然に取り入れた様は、感動さえ覚える。
今も、フランスにおける、日本文化に対する憧れは、強い。



用賀から、六本木に移動して、国立新美術館で開かれているオルセー美術館展へ。
こちらも、名品が多数含まれた展示で、見ごたえあり。
これも、2週間前に、オルセーに訪れた時にもれていた名品を、東京で、見れたということで、嬉しかった。
さらっと雨が降ったせいか、意外と空いていて、ゆっくり見れたのもよかった。
印象派ファンは、マストだろう。



ついでに、マカロンなども、いただいた。この店も、なかなか入れないのだが、今日は、あっさり入れて拍子抜け。



まだちょっと時間があったので、日比谷の出光美術館へ。
隣の帝劇では、ミスサイゴンが人気だが、秋のユーミンの告知も始まっていた。
チケットゲット済み。



出光美術館で開催中なのは、宗像大社展。
2年前九州に行った時、見ているのだが、その時は、がらんとしていて、図録もなくやや拍子抜けだった。
今回は、立派な展示で、関連の書や、絵も展示され、充実の展示になっていた。
ゆったり、至近距離から、じっくり見れる。
なぜ?出光で宗像と思ったら、出光佐三さんが、宗像の出身とのこと。

沖ノ島での発掘物は、すべて、国宝。日本の成立期における、沖ノ島の役割は大きい。改めて、当時の、韓国と日本との関係の強さを感じる。
大和朝廷が成立してからも、沖ノ島での祭祀が続いたことがわかっているが、韓国のご先祖様を意識していたと考えるのが自然か?

ということで、忙しかったけど、充実の1日だった。

コメント
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