
さらに北に進むと箭田大塚古墳がある。駐車場があるが、道をはさんで、古墳の反対側なので、要注意。
箭田大塚古墳のある小山。

石室の入口。

入口にまで入ることができる。石室内には入れないようになっているが、柵越しに、内部はよく見れる。

巨石を積み重ねて、石室は作られていた。
かなりしっかりしたものだ。
特に、石室奥の一枚岩は見事だ。

フラッシュ撮影するとこんな感じ。
説明板があったので、ここに転記する。
『この古墳は、県下三大巨石古墳の一つで、全国的にも有名です。六世紀後半から七瀬行きの築造技術の進歩した時代に造られ、内部の石室は巨石を用いた横穴式で、入口の歩道とその奥の玄室とからなっています。玄室の石館三基の内二基は追葬されたものです。
明治34年の調査で、須恵器・土師器・刀剣・金環・勾玉等が発見されました。これらは東京国立博物館と吉備寺にも一部保存されています。
昭和58年に墳丘の調査によって、張り出しを持つ円墳と確認されました。
このような巨石古墳があることは、古代の小田川下流に大きな支配力をもった豪族がいたことのあかしであり、これが、下道氏(しもつみち)の墓とすれば、吉備真備との関連も考えられます。』