昨日から、大阪に来ている。
新幹線が見えるが、通常運転を続けており、ありがたいが、経済全体のことを考えると、ちょっと間引き運転しても、いいかもしれない。
ちょうど、1冊読み終わったので、一言コメント。
本書は、2013年に初版が出ている。
読んだのは、2017年の6刷。
岡谷さんの著書は、2冊目か。
実際の目で見た情報を元に、考察されているところが、特徴。
前書に、済州島、沖縄などを題材にした、"原始な神社を求めて"があり、そこで、神社と韓国からの渡来人との密接なつながりを認識され、日本の他の地域の神社と、渡来人との関係を探る書という位置づけとなるようだ。
レンタカーも使わずに、古代史の舞台を回られている。
なかなかこれはできない。
レンタカーでも、なかなか見つからない場所も多い中、頭が下がる。
地区も近江、丹後、敦賀、出雲、三輪、宇佐、慶州等、古代史の舞台は、かなり網羅。
古代朝鮮というより、新羅と日本の、繋がりの、深さを発見する結果となった。
日本の古代と縄文の繋がりが見直されているが、本書を読むと、新羅からの人の流入が、古代日本を席巻したようにも見えてくる。
やや、先入感からという感じの部分もあるが、確かにそうだとうなずく部分もある。
自ら、身体で感じでいくしかない。