いろいろネタもたまっているのだが、旅行優先で。
姫路の旅をちょっと振り返り。
と言っても、時間の隙間、半日ぷらっとしただけなのだが。
播磨国(播州)の中心。
駅を降りると、大通りの奥に、姫路城が見える。
新幹線からも見えるが、大修理が終わった時の白さには、びっくりしたものだ。
学生時代、四国旅行のついでに訪れて以来(当時は、まだ橋がなくて、宇高連絡船で、四国に渡った)だから、40年振りぐらいか。
とにかく、大きくて、立派なお城だ。
子供もの頃、プラモデルを作ったので、構造は、熟知している?
明治以前の天守が残っているのは、数城しかないが、規模も考えると、やはり日本一かな。
平日で、一部団体客を除いては、観光客も少なく、ゆっくり見れた。
時間がなかったので、頼まなかったが、ボランティアガイドも大勢いて、いろんなお話が聴ける。
いよいよ姫路城内部へ。
とにかく、細く曲がりくねっていて、姫路城への侵入者は、袋のネズミになるように、仕組まれている。
結局、攻められる局面はなかったようだが。
美しい。
白鷺城の名にふさわしい。
さらに進む。
入り口は、狭く、張りにくい。
門は、鉄製になっていて、火攻めにも耐えうる。
中も、古城の中では広め。
武具掛けが続く。
2本の太い柱で、城全体を支えていたようだ。
6層構造。
松本城よりは、階段も緩やかで、ゆったりはしている。
最上階からは、姫路の町を360度眺められる。
こちらは、西側で、西の丸方向にお城の敷地が広がっているのがわかる。
手前の池は、三国堀で、要所にある。
姫路駅方向。大手前通りが続く。
ということで、ゆっくり観覧できた。
石垣は、時代によって作り方が異なるが、古墳の石棺なども活用されたという。
播州と言えば、播州皿屋敷。こちらや、番町皿屋敷のお岩さんではなくて、お菊さん。
室町時代で、100年ほど前の話になるというが、番町皿屋敷の話の原型ではないかと言われている。
お皿10枚セットの内、1枚を割った冤罪を着せられ、この井戸に身を投げた。
以降、この井戸の中から、お皿の数を数える声が聞こえるようになった。
くわばらくわばら。