
今日も伊豆。
天気もまずまずだったので、行ったことは、あるが、韮山近辺をぶらぶら。
まずは、願成就院へ。
運慶の仏像群が目当てだったのだが、年末でクローズ。
再訪したい。

そして、ここも紹介したことがあると思うが、韮山の代官だった、江川邸。
先日、NHKでもとりあげられたが、江戸末期に、国防の重要さを説き、韮山反射炉を作り、お台場を築いた。
絵も得意、日本で最初にパンを作り、私塾で教育もし、多彩な人物であった。
彼がいなければ、日本は列強の植民地になっていたかもしれない。

そして、最後は韮山反射炉。
江川氏が、大砲を作るために作った溶鉱炉だ。
完成前に亡くなったが、子供が引き継ぎ完成させ、テストも成功。
お台場にとりつけられたが、実際に使用されることは、なかった。
来年秋まで、修復工事中。
なるべく、原型を留めるが、一部、従来の漆喰壁に戻すそうだ。
60年振りの修復というが、どうなるか。

結構細かいところまで、説明してくれて、これは、溶けた鉄を掻き出す穴。
ゴミを掻き出す穴と2つある。
最新技術とは言え、手作り感あふれる。
鋳型に流し込んで、自然に冷やした後、水車を利用して、カッティング、穿孔を、数週間かけて行う。

溶鉱炉の中のレンガには、触ることができる。
重たくがっちりしている。
伊豆産とのこと。
ちなみに、鉄鉱石は、島根と岩手から運んだという。
政府の命を受け、一代官が、国家プロジェクトを担った。

今は、足場で、覆われている。

併設のレストランでランチ。
イズシカ反射炉カレーをいただく。
ライスか、溶鉱炉で、野菜、シカニクは、そこから、流れ出す鉄を表しているのだろう。
ということで、のどかな、1日を満喫。