盛り上がらないGWも早くも最終日。
近所にこども科学館があるが、ずっとクローズ。
しょうがないことはわかっているが、医者が治せない病気が流行する時代が来るとは。
本CDは、先日紹介したレココレで存在を知った。
レココレによると、Splinter のアルバムの4枚目と5枚目が、最新リマスター、紙ジャケ仕様で再発されたもの。
2枚買う気力はなかったので、出来がいい方とされている5枚目をゲット。
早速聞いてみたが、1981年発売の割には、歌謡曲っぽいというか、懐かしい響き。
ただ、心地良い曲が続き、悪くない。
ジョージ好みというか、ライトで、わかりやすい歌詞、オーソドックスなメロディ。
参加ミュージシャンも立派。
日本との関係の深さを感じさせる曲も多い。
例えば、オリジナルにも入っていた2曲目の曲名は、さよならトーキョー。
歌詞も、そのまんま。
Splinterと言えば、ダークホールレーベルで売り出しそれなりに売れたことはよく知られるが(結局、3枚出したところで、ダークホースが活動休止状態になった)、その後は、日本と急接近し、タケカワユキヒデの曲を出したり、中村雅俊が歌詞の邦訳を担当したりしたという。
中村雅俊が、ジョージの家に招待された話は、本人もよくしているが、この縁もあったのかもしれない。
本アルバムも当初イギリスのベラフォンから出たものの、すぐ倒産してしまい、発売停止。日本コロンビアより、曲を入れ替え、ジャケットもポップなものにして、再発売されたという。
ボーナストラック5曲の内、4曲は、日本テレビ音楽10周年を記念して作られた79年に出た非売品2枚組から。
いつか街であったならと、ガンダーラ(もちろん英語バージョン)が入っている。
説明書で初めて知ったのだが、ジョージがダークホースでデビューさせるまでも、いろいろビートルズとは縁があったという。
例えば、ジョンとヨーコが制作していた雑誌の支援のためのシングルのリードボーカルを務めたり、マルエバンスと共同で曲作りをしたり(そういえば、マルの作詞の原稿が市場に出ているが、結構真剣に作詞に挑戦していたのかもしれない)。
本アルバムの曲を多く含んだ未発表音源も出ているそうだが、流石にそこまでは......