かねやんの亜細亜探訪

さすらうサラリーマンが、亜細亜のこと、ロックのこと、その他いろいろ書いてみたいと思ってますが、どうなることやら。

ワイルドパーティー

2021年05月30日 | Movie
無事伊豆から帰ってきた。
今回は、本当に天気に恵まれた。



本DVDは、先日紹介した、ロック映画の紹介書で知り、ゲット。
原題は、Beyond the Valley of the Dollsだが、どちらの名も、映画の内容を反映している。
下品な映画と言ってしまえばそれまでだが、最後、教訓めいた語りが入り、ハッピーエンドで終わるという、奇天烈な映画でもある。
ただ、1969年頃の、酒、薬、sexで、ドロドロになり、末期的な状態になっていったカルチャーのムードをよく表している。
Creamのイメージだろうか。
そういえば、星加さんが、Creamのコンサートで、回し飲みのハッパが回ってきたと証言していたが、そういう世の中だった。
まだ、日本と世界の距離がある時代で(封切られたのは、万博の年だ!)、日本への影響が、限定的だったのは、幸いだったかもしれない。
最後の殺戮シーンは、シャロンテート事件をモデルにしているという。
たぶん、そんな感じだったのだろう。
フラワームーブメントは、その後、急に萎むことになった。



下品な映画でも大丈夫な人向け。
配給会社も、プロデューサーも、監督も一流で、後の映画作りにも大きな影響を与えたという作品ではある。
コメント
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