かねやんの亜細亜探訪

さすらうサラリーマンが、亜細亜のこと、ロックのこと、その他いろいろ書いてみたいと思ってますが、どうなることやら。

悠久のエジプトその2 クフ王のピラミッド

2024年02月14日 | Europe・Middle East・Africa
今日も関西。
夕方帰る予定。



初日からいきなりクライマックス?
3大ピラミッドへ。
カイロを始め、エジプトの古都は、ナイル川の東が神殿、西が墓地になっており、3大ピラミッドのあるギザは、カイロからナイル川を渡った西側にある。
3大ピラミッドエリアに入るのに、入場門があり、さらにピラミッドの内部に入るのに、別料金がかかる。



まず、最大のクフ王のピラミッドがそびえる。
始皇帝陵、仁徳天皇陵と比較されるが、やはりこの高さと重量感は、世界一だ。



上の穴が、過去に爆弾で、無理やり中を探検しようとした跡。
下が昔からある入り口で、観光客が入れるのは、下の入り口からになる。



石の巨大さがおわかりいただけると思う。
石の大きさは、上に行くほど小さくなるという。



中は、カメラ持ち込み禁止で、ここからの撮影は、スマホ。
他のピラミッド、墓などは、ほとんどカメラ持ち込み可であるが。
ピラミッドの入り口から、下を臨んだところ。
遠くにカイロ市街が見える。
大都会だ。



近づけば近づくほど、大迫力。



いよいよ入場。



特に入り口付近は、急で、狭い。
一応対面通行になっているが、狭いので、登りと下りと、交互に行き来しており、渋滞する。



ここは、下へと上への分かれ道になっていて、通常上にしか行けない。
ただ、テレビ番組では、下への道の撮影も行われており、特別の許可があれば、通れるようになっているものと思われる。
その先には、女王の間という部屋がある。



手すりと、階段はあるが、ほとんどインディアナ・ジョーンズ状態。
天井も低いので、時々頭がぶつかる。



ますます急になって来て、どうなっちゃうんだろうと思ったら。



急に高い天井の通路が開ける。
これは、ピラミッド建設時から設計されていた玄室につながる通路になる。



中は蒸し暑く、冬なのに汗が出てくる。
夏はどうなっちゃうんだろう?
ゴールが近づいて来た。



玄室に到着。
王の間と呼ばれている。
石棺があるのみだが、達成感あり。
この部屋の上に、二つ部屋があることが知られており、重量を軽減するためと考えられているが、そもそもこの巨大な建造物が、ゆがみも、沈下もせず、原型をとどめていることに驚嘆せざるを得ない。
日本のエジプト研究の第一人者の吉村氏は、これは、墓ではなく、神が降臨するための神殿だという説を唱えていた。
ピラミッドの中から、ミイラや、副葬品が発見されるケースは稀だそう。
壁画すらない。



無事ピラミッド探検終了。



当初は、このような化粧石が、ピラミッド全体を覆っていたと考えられており(日本の古墳の葺石といっしょ)、光り輝いていた。
コメント
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