3大ピラミッドの後は、カフラー王のピラミッドに繋がる参道の入り口にかるスフィンクスへ。
かつては、砂に埋もれていたが、今は、掘り起されて、全身が見れる。
福沢諭吉が一行が記念写真を撮ったことでも有名だが、当時は、ほとんど頭部しか、見れなかった。
スフィンクスの前は、カフラー王の河岸神殿になっている。
神殿というより、回廊みたいな感じ。
今は、天井もない。
かつては、ここまで、ナイル河が、流れていた。
手前が、ミイラ作りの工房になっていたらしい。
ここで、カフラー王の像が発掘されたという。
かつては、このような像がたくさん並んでいた。
ガラスで保護されている。
発掘された像は、最終日に、エジプト歴史博物館で、拝むことができた。
さらに神殿を進むと、スフィンクスが間近に見れる場所に出る。
結構感動である。
後ろに見えるのは、クフ王のピラミッド。
前足の間に見える碑は、カフラー王の碑と考えられている。
鼻は、アラブ人により削られて、あごひげは、イギリスの大英博物館にある。
しっぽもちゃんとある。
こちらからも、3大ピラミッドが臨める。
スフィンクスの見てる方向に何があるかというなぞなぞがあるそうだが、正解は、ピザハット!
帰りにパピルス工房へ。
これがパピルスだが、茎が丸ではなく、三角形。
ピラミッドの形を連想させる。
工房では、パピルスを作る工程を見学できる。
簡単に言えば、パピルスを適当な長さに切って、皮をはいで、平らにつぶしたものを、6日間水につける。
そして、それを、縦横交互になるように重ねて、圧縮して出来上がり。
結構手間がかかるが、シンプルで、工法は、今も昔も変わらない。
安物は、バナナの皮で作られており、すぐ崩壊してしまうそうだ。
一番気に入ったツタンカーメン夫妻のデザインのパピルスをゲット。
本物のパピルスである旨の証明書付。