かねやんの亜細亜探訪

さすらうサラリーマンが、亜細亜のこと、ロックのこと、その他いろいろ書いてみたいと思ってますが、どうなることやら。

ガンダーラ美術とバーミヤン遺跡展

2008年02月24日 | China・Mongolia
昨日は、伊豆地方で、ゴルフだったが、途中で、強風が吹いたり、雪がパラッと来たり、移り変わりの激しい天気だ。でも基本的には、いい天気だった。スコアの方も出入りの激しいゴルフだったが、どうにか踏ん張った。
富士山、初島が綺麗だった。この辺の初春の景色は、格別だ。



そのまま泊って、今日は帰るだけだったのだが、ただ帰るのも撃ェないので、静岡県立美術館に寄って?来た。
ガンダーラ美術とバーミヤン遺跡展をやっている。予想以上の大規模な企画展で、びっくりした。日本の各地にちらばっているガンダーラ美術品が一同に会している。
見たこともあるものもあったが、某宗教法人所有のもの、個人蔵のものなどは、こういう時にしかお目にかかれない。人出も場所の割りには、すごかった。
うれしいのは、その他に、中国西部、アフガニスタン、パキスタンの遺跡に関連する様々な展示だ。シルクロードファンには応えられない企画。3年前のNHK新シルクロードで復元された壁画も、現物を見て、改めてその迫力に驚いた。
展示室のBGMは、タケカワユキヒデさんのプロデュース。なかなかやる。特製CDも売っている。

静岡県立美術館には、初めて行ったが、静岡駅から、タクシーで2,200円ぐらい。バスだと350円だが、一時間に一本。広大な敷地にゆったりした造りで、いいのだが、ちょっと公共交通機関では行きにくいのが難。東静岡駅が、JRでは、最寄になる。
その他、ロダンの展示がすごく、有名なのはほとんどそろっており (カレーの市民は、初期段階の習作だが)、広々とした屋内の空間でゆったり見れるので、是非訪れた時には、見てほしい。
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鎌倉如月 その5 海蔵寺

2008年02月22日 | Kamakura ( Japan )


さらに北西に進んだところに、海蔵寺がある。元は、真言宗のお寺があった場所に、鎌倉時代に一旦寺が再建されたが再び廃寺となり、現在のお寺は、14世紀に、上杉氏家により再建されたものである。禅寺である。



仏殿は、浄智寺から18世紀に移築されたもので、薬師三尊像を安置する。ご本尊の胎内には、仏面が納められているが、公開は、61年に一度とのことである。



庫裏は、江戸時代のもので、見事な茅葺屋根。



庭も有名だが非公開。手前の庭には、雪が残る中(2/10)、花も咲き始めており、まさに季節の変わり目であった。



ちょっと奥に、十六個の穴が開いた十六ノ井があるが、弘法大師様が掘ったものとされ、今も水が湧いている。

明日は、ちょっと留守するので、お休みの予定。



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鎌倉如月 その4 薬王寺

2008年02月21日 | Kamakura ( Japan )


浄光明寺からちょっと戻って、北に行くと薬王寺がある。元々真言宗だったが、13世紀の末、日蓮宗に改宗したお寺という。江戸時代は、徳川家と近く、格式の高いお寺であった。
本堂には、日蓮上人像が祀られる。



薬王寺への途中には、岩船地蔵がある。源頼朝の息女を祀るお堂だが、新しく造られたものと思われる。扉の隙間から、美しいお地蔵様を拝むことができる。

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鎌倉如月 その3 浄光明寺

2008年02月20日 | Kamakura ( Japan )


英勝寺から少し北に行ったところに、浄光明寺がある。6代執権北条長時が創建したお寺だ。この山門は、元々英勝寺の惣門であったという。



山門をくぐってます驚いたのは、入ってすぐ左にある泉湧寺で見た楊貴妃観音の石像だ。偶然にしては、出来すぎている。京都で、この前見たばっかりではないか。浄光明寺は、泉湧寺を本山(真言宗泉湧寺派)としていたのだ。足利尊氏が当寺に篭り、後醍醐天皇に対する挙兵の意思を固めたという歴史も持つ。



仏殿には、元々阿弥陀三尊像が安置されていたが、今は、三世仏坐像が安置されている。本山泉湧寺の三世仏坐像に因んだという。
阿弥陀三尊像の方は、横の収蔵庫に納められていて、拝むことができた。鎌倉時代の代表的作例という。立派な仏様である。同じく重文の地蔵菩薩像も拝むことができる。



客殿も趣のある建物であった。ここでも、梅が咲き始めていた。
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鎌倉如月 その2 英勝寺

2008年02月19日 | Kamakura ( Japan )


寿福寺からちょっと北に行ったところに英勝寺がある。鎌倉で唯一の尼寺で、江戸時代の創建だ。徳川家光から太田道灌の土地を受け、建立されたお寺で、その後水戸家ゆかりのお寺ともなり、水戸御殿と呼ばれたそうだ。現在は、震災で悼オた建物も多く、やや地味な存在となっている。

現在、三門を再建すべく、がんばっている。



現存する唐門などは、創建当初のもので、小振りながら、江戸時代の高度な文化を伝える。



2月10日時点で梅も咲いていた。花の寺としても、有名である。
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