東京都中小企業診断士協会中央支部認定!「稼げる ! プロコン育成塾」ブログ

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業務改善は手抜きである⇒料理も手抜きである

2019-08-21 12:00:00 | 塾長からのメッセージ

こんにちは、塾長の鴨志田栄子です。今日は、私の趣味の一つ、料理について紹介します。

私は仕事で、業務改善のセミナー講師をすることがありますが、その時、「業務改善は手抜きである」と伝えています。
ただし、「第三者が見て、手抜きと見破れられのは業務改善ではない。業務改善の手抜きは、第三者からもわからない手抜きである」として伝えています。

ところで、私の趣味の一つに料理があります。
今は、夫は定年退職して「サンデー毎日」となりましたが、現役時代は「帰るコール」を受けてから夕食を準備していました。夕食の準備時間は基本20分以内というマイルール。そのために、いろいろと工夫をしています。その一つが、冷凍保存。実は、私は、冷凍生活アドバイザーの資格を持っています。 

我が家の冷凍食品の常備食は、以下です。
1)油揚げ:油抜き不要の油揚げを購入して、半分にカットして冷凍。味噌汁や炒め物、煮物に必要な時に必要なだけ活用しています。
2)しいたけ類:椎茸、シメジ、エノキ、なめこ……など椎茸類はなんでも冷凍保存できます。水洗いすると水分がつくので、水洗いせずに、汚れだけをふき取ってジプロックの袋に入れて保存します。
3)長ネギ:1回分ごと、例えば、5cmの長さに切って冷凍し、必要なだけ都度使います。白い部分は、このようにして冷凍しますが、青い部分は、輪切りにして、冷凍します。味噌汁や麺類の薬味に重宝します。
4)ショウガやニンニク:ひとかけらづつ、ラップにくるんで冷凍します。料理の都度、水道水で解凍し、おろしようが、おろしにんにく、スイラスしょうが、スライスニンニクなどにして活用しています。
5)ピーマンやパプリカ:洗って水分をとり、1つを8等分ぐらいの大きさにカットして、冷凍します。肉野菜炒め、ラタツィユなどの料理に重宝します。
6)ゆずなどの皮の冷凍:料理の隠し味として、ゆずは貴重です。
7)葉物の冷凍:葉物は基本的に冷凍する前に消費しますが、小松菜やほうれん草は、さっとゆでて1回分ずつ小分けして冷凍します。
8)和菓子:両親の故郷の新潟の笹団子や大福など、冷凍します。自宅でのお茶菓子に重宝します。出張に出かけるときバックに一つ入れると、ほどよく解凍できて新幹線でのおやつにもなります。
9)カツサンドやハムサンド:野菜以外の具を使ったサンドイッチ(主に肉系)は、冷凍し、お弁当が必要な時に、朝、冷凍庫から取り出して弁当として持参します。昼までに自然解凍できます。さらに、持ち運びの時に、形が崩れないので、便利です。キーマカレーも余るとサンドイッチにして冷凍することがあります。
10)肉類・魚類:1回分ずつ、ラップでくるんで冷凍しています。一番重宝するのは、ブロック肉を100g単位ぐらいで冷凍。半解凍状態で好みの厚さにカットしやすくなります。

  市販の冷凍食品は、宅配サービスの肉と魚以外は、まず買いません。あとは、自分で冷凍保存しています。たとえば、生卵を冷凍できるのを知っていますか? ラップにくるんで冷凍します。それを水道水で洗うと、簡単に殻をむくことができます。その状態では、白身も固形物なので、包丁で2分割できます。それをフライパンでやくと、1つの卵で、目玉焼きが2つ作れるのです。自然解凍すると、白身はもどりますが、黄身は硬い状態のままです。卵かけごはんには不向きですが、生卵を冷凍するという発想はないのではないかと思います。

 食生活は、手作りの料理であることが基本。でも、料理に時間をかけられない。パンプキンスープやイモきんとんなどは、裏ごし器ではなく、チーズリナーを使って手抜きをします。味噌汁は、具をフリーズドライの素材を活用したりしています。食生活が充実(決して贅沢ではなく、手をかけた料理)していることは、日々の生活に潤いをもたらします。我が家は夫婦で飲むので、料理に合わせてお酒も決めます。でも、料理にかける時間はミニマム。手製の冷凍食品を上手く活用しています。それ故、停電になるのが脅威です。だから自家発電の設備が欲しいと思うこの頃です。

あと、手抜きの一押しは、レトルトカレー。レトルト品や缶詰もたまに活用します。レトルトカレーの時は、ご飯を炊くときに、さいの目切りにしたジャガイモを炊飯器にしのばせ、クミンまたはサフランで、少し黄色くなるよう色づけます。その黄色に色づいたジャガイモご飯にレトルトカレーをかけるとほくほくのジャガイモがとても美味しく感じられます。

 業務改善、料理に例えるといろいろな知恵が出てきます。あきらかに買ってきて並べるのは、第三者がみてわかる手抜きですが、冷凍食品やレトルト食品を上手く使い、それらを使っていることがわからない料理、それは、主婦の業務改善の事例といえるでしょう。自己満足の話で恐縮です。

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夏フェスのビジネス視点的感想

2019-08-20 12:00:00 | 19期生のブログリレー

みなさん、こんにちは。
19期の森です。

先日私は、Rock in Japan Fes(以下ロッキン)という音楽イベント、俗にいう「夏フェス」に行ってまいりました。音楽は割と好きでアーティストの単独公演などはよく行きますが、夏フェスは昨年が初めてで今回が2回目です。

ロッキンは今年で開催20回を数え、今では全国各地で数多く行われている音楽フェスの中でもFUJI ROCK FESTIVAL などとともに夏フェスの草分けとして始まり歴史を重ねたイベントになっています。
動員数は今年開催日数が増えた(4→5日間)こともありますが過去最大の延べ約34万人、会場のあるひたちなか市を含む周辺地域では、宿泊施設の予約は早々に埋まるので、今回もかなりエリアを広げても予約に苦労しました。参考となるデータが見つからなかったのですが、会場のスタッフや業者、周辺道路、駐車場の誘導などの人数から推計しても、直接の関係者だけでも数千人、3桁は下らないはずで、周辺経済への波及効果は相当なものだと思います。

フェス市場は年々拡大を続け、某チケット会社の調査では10年前の2倍以上だそうです。このような市場拡大の背景ですが、まずフェスの魅力を挙げると、①本質の音楽に対する楽しみ、②フェス飯(アルコール含む)、グッズ販売、テントエリア、ロケーション(森や海)などの付随的な楽しみ、そして③仲間や以前の知り合い、もしかすると見知らぬ人(友達の友達など)との交流や、非日常空間ならではのファッションの楽しみ、などがあります。

そして拡大の要因としては①でいえばSpotifyなど音楽ストリーミングが一般的になり、様々な音楽が手軽に聴ける世の中で、生の音楽を楽しみたいという需要が高まったこと、②のコンテンツの充実と、③の多様な楽しみ方が広まってきたことが大きく寄与していると思われます。③などはFacebookやInstagramなどのSNSの隆盛も関係しているでしょうね。

あと、フェスアプリなるものがあるのですが、こうしたフェスでは複数の会場で並行してライブが行われるため、何を観るかを事前に決めておく必要があり、アプリを使うとマイタイムテーブルが作れて便利です。今年の新機能では、ストリーミングサイトと連携してすぐに曲がチェックできるようになっており、聴いたこともないミュージシャン知るきっかとけとして重宝しました。このようなサービスもファン層を拡げる良いサービスだと思います。

さて、ここからは私個人として、肌で感じたこと考えたことを書きたいと思います。
まず、来場者の属性ですが、以下全て体感ということをお断りしておきますが、男女比は半々です。仮設トイレの数は男2:女8くらいで、女性のトイレ事情に配慮しています。また今回初めてチケットに日焼け止め付きでした。

年齢層は20代=30代>10代≧40代以上。私を含め40代以上もそれなりにいますが、若干マイノリティを意識しなければなりません。

10代の中高生などにはややチケットが高いことと、最近は日本のロック・ポップス(いわゆるJpop)よりもyoutuberや韓流アイドルグループの方に流れているのではと思います。この世代の今後の動向は、これまで順風のフェス市場にも不透明な要素になるのかなと思います。

中高年齢層の取り込みについては、あくまで私見ですが、あえてターゲットを拡げずとも良いと思います。

一般にこうしたフェスでは、初出演は小さいステージから始まった若いアーティストが、次第に人気を得てキャパの大きな会場へステップアップしていくところを見守るのが醍醐味の一つです。比較的購買力があり人口も多い中高年層を取り込むことを意識し過ぎると(そのような出演者のラインナップにすると)、短期的な興行収入アップには繋がる可能性はありますが、若年層のフェス離れが起き、若いアーティストの育つ環境が減ることにつながり、音楽業界の将来に負の影響を及ぼしかねません。そういった観点ではロッキンの出演者は、これまで試行錯誤もあると思いますが、バランスが取れていると感じました。

もちろん、今回もベテランアーティストは一定数出演していますし、私的には世代ですので、大いに楽しみました。そして何より感心させられたことが、これは比較して観れたことで際立ったのですが、ベテランのMCやライブ中の振る舞いには、勢いだけではない、圧倒的な「プロの余裕」と「人間的な深み」を感じました。やはり残っていくには、どの業界であれ「人となり」が大切なのだなと改めて感じた次第です。

ちなみに私の個人的ベストアクトですが、ベテラン部門は「ウルフルズ」、これから部門は「ビッケブランカ」でした。
以上、長文失礼しました。

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税金の勉強

2019-08-19 12:00:00 | 19期生のブログリレー

19期生の堀川です。

今年のお盆は、子供たちに朝から気合をかけまくり、夏休みの宿題をやらせていたら終わってしまいました(泣)。私も稼プロの宿題をやらねばなりません。子供たち以上に切羽詰まっています

 

今回は、最近読んだ本の紹介をします。

私はここ数年、中小企業向けセミナーの企画運営を担当しており、11月には個人事業主向けの確定申告をテーマにした税務セミナーを開催予定です。

 そこで読んだのがこの本です。

大河内薫(税理士)、若林杏樹(漫画家)『お金のこと何もわからないままフリーランスになっちゃいましたが税金で損しない方法を教えてください!』サンクチュアリ出版

 一部ご紹介すると、「ぶっちゃけどこまで経費?」「青色申告の会計ソフトはどれを選べばいい?」「社会保険って何?」「国税庁HPの確定申告作成コーナーの使い方」「会社に副業をバレたくない時に知っておきべきこと」など。

 本の帯にも「ギリギリまでぶっちゃけます」とあるとおり、税務署HPなどには書かれていない、あまり紙面などにも載らないようなポイントを攻めています。素人目線で書かれていて、しかも漫画主体で読みやすいのでおススメです。

ただ、会社で大っぴらに読むと「あなた辞めるつもり?」と言われそうなのが困りもの。私はセミナー運営(つまり仕事)のためにこの本を読んでいます(という建前です)。

 

本とは別に10月の消費税増税の影響を調べたところ、なにやら「インボイス制度」というキーワードが気になりました。

・軽減税率導入により、消費税の仕入税額控除の際は「適格請求書(インボイス)保存方式」(適用税率・税額の記載が義務付けられている)が必要。

・インボイスは課税事業者のみ発行できる。課税事業者としての登録も必要。2023年10月施行。

 つまり、個人事業主で免税事業者の方は、法人との取引がしづらくなるかも、ということらしいのです。(法人サイドでは、仕入控除が受けられない免税事業者との取引を避ける可能性があるため)

例えば、法人がいつものお弁当屋さん(個人事業主)に会議用弁当を注文しようとした場合。インボイスが発行できなければ失注するかも、ということが考えられます。

法人取引をするには課税事業者になる必要がありそうです。

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自己紹介と今日のキャリアプラン

2019-08-18 12:00:00 | 19期生のブログリレー

16期生の大石泰弘です。
今年2回目のブログです。1回目に自己紹介していなかったので まずは自己紹介を簡単に。そして独立からずっと模索しているキャリアプランの今日バージョンをご紹介します。

まずは自己紹介です。
大手電機メーカーの半導体部門で生産管理と経営企画を担当 しました。2015年1月に早期退職し、法政の養成課程に1年通い 2016年3月に診断士登録をし、その時に独立を決断して独立 しました。

独立を決断したものの稼ぎ方がわからず、いろんな方に話を聞きましたが、違うことを言われるので、自分の目と耳と足で 確認しながら自分の稼ぎ方を決めようと決心し、走り回っています。 診断士協会は3つ、プロコンは4つ、研究会は延べ15個 はいりました。プロコン4つの中の一つが稼プロ!です。

趣味は家庭菜園と合唱と朗読コンサートです。

ここからはキャリアプランです。
走り回った結果として、今日現在のキャリアプランとそう考えた 理由を説明します。参考にしてください。

・3年後に民民でしっかり稼ぐコンサルタントになります
  80歳まで現役でいたいので民民で稼ぐしかないと考えました。しっかりというのは年収より時間単価が高いという意味です。それだけお客様にとって価値がある支援をしたいからです。準備に3年はかかりそうです。

・専門分野は東葛の製造業の生産管理と組織活性化です。
 50歳代で独立すると、サラリーマン時代にやっていたことを看板にするのが集客しやすく、また、お客様の困りごとを具体的に想像できるので強みにもなることから製造業の生産管理としました。製造業では範囲が広すぎる感じがするので、もう少し絞る予定です。しかし、生産管理はやりたい分野ではありません。

 一方で、走り回っているうちに「日本で一番大切にしたい会社」大賞という表彰制度があることを知りました。社員とその家族の幸せを一番大切にしながら  黒字が継続している企業の表彰制度です。そういう企業を訪問したり受賞企業の社長の話を聞くうちに、広めたいと思うようになりました。 そこで組織活性化の専門家になることにしたのですが、強みがないので無償で実績作りをしようと考えています。とてもやりがいがあるけど難しい分野だと感じています。

 東葛に絞ったのは、私が十分忙しく働くだけの市場があると思うからです。移動時間は付加価値をうまず、時間単価を下げるので、できるだけ近隣でと考えています。

・看板にかかげないけど事業承継の専門家にもなる
 独立した1年目に製造業10社を支援しました。10社中9社は事業承継が重要経営課題と診断しましたが、同意された経営者は1名で、あとの  8名は根拠もなくなんとかなると言われました。今残っている製造業は必ず光るものをもっているのになくなってしまうという危機感を感じ、2年目に事業承継を勉強していたら、3年目に事業承継の公的機関の仕事をする機会をいただき続いています。2社に1社が潜在事業承継企業なので、生産管理で受注できれば半分の企業には付加価値を提供できるかなと考えています。これもとてもやりがいがあるけど難しい分野だと感じています。ただ、事業承継で困っている人は少ないので看板にはしません。

・キャリアプランが決まったらコンテンツづくり  
 コンサルタントは顧客の課題解決が商品なので、課題解決コンテンツを増やさないと稼げないのですが、なかなかコンテンツづくりが進みませんでした。最近、お客様の困りごとの仮説を考えてコンテンツをつくる手順で進み始めました。先輩コンサルタントからは専門分野のコンテンツを24時間365日考えていないと時間単価は上がらないと言われています。

長くなってすみませんでした。

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努力できることが才能である

2019-08-17 12:00:00 | 19期生のブログリレー

立秋の候、みなさまいかがお過ごしでしょうか、19期生の福嶋です。

昨日は、少し涼しく感じましたが、本日、東京は暑くなるようです。お気を付けください。

 

今週はお盆休みをとっていた方も多いかと思います。(残念ながら、)私は、カレンダー通り働いており(一部在宅でのテレワークはあり。)、帰省や旅行など特に変わった催しはありませんでした。

 

ですので、先の三連休の間にインターネット通販で衝動的に購入した本のうちの1冊についてご紹介しようと思います。

 

サーシャ・バイン『心を強くする 「世界一のメンタル」50のルール』

 

サーシャ・バインとは、8月12日付で発表された世界ランキングで1位に返り咲いたプロテニスプレイヤーの大坂なおみ選手が、2018年に全米オープン、2019年に全豪オープンを制して大ブレイクした際のコーチです。その前は、セリーナ・ウィリアムズ選手のコーチ(ヒッティング・パートナー)を長く務めていたそうです。

大阪選手を大ブレイク導いた功労者(コーチ)として、また、絶頂期に大阪選出のコーチを退いたことでも、(なんでこんな時期に辞めたんだろう?と)彼に興味を持っていました。

 

(紹介するといいつつ、)実はまだ途中までしか読めていないのですが、ここまでのところでは、結果を残した人物の言葉ということで説得力を感じますし、共感を持てる点も多いです。また、「エピローグ なおみとの別れ」では、大阪選手のもとを去った際の話も書いてあるようで、このあたりも今後の楽しみです!

 

メンタルの状態は、スポーツ選出のプレーのクオリティもそうですが、仕事の質も大きく左右すると思っており、好きなスポーツ選手、結果を出しているスポーツ選手のメンタル・コントロールや思考方法などに興味があり、そういった本もいくつか読んでいます。

 

たとえば、松井秀喜『不動心』。

言わずもがなかと思いますが、著者の松井氏は、(私の地元の)石川県の出身、今まさに甲子園で奮闘している星稜高校のOB(5打席連続敬遠)、ゴジラの愛称で親しまれた元プロ野球選手/メジャーリーガーで、私が最も尊敬する(元)スポーツ選手のうちの1人です。

 

この本から、私が好きな言葉を2つご紹介して今回の投稿のしめとさせていただきます。

 

「心が変われば行動が変わる

 行動が変われば習慣が変わる

 習慣が変われば人格が変わる

 人格が変われば運命が変わる」

(星稜高校の一塁側ベンチや室内練習場に掲げられていた言葉だそう)

 

「努力できることが才能である」

(松井さんのお父さんが小学校3年生くらいの松井さんに半紙に毛筆で書いて送った言葉だそう)

 

以 上

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