CLASS3103 三十三組

しがない個人ホームページ管理人の日記です。

将棋ウォーズ2級でパックマン戦法(2014)をとる

2024-02-16 20:25:07 | 将棋

パックマン戦法

自身の棋譜が後手だったので先後逆ですが、
わざわざ相手が角道あけたところで歩をタダ捨てする奇襲
角の頭に飛車を移動して、お互い、角成(馬)、飛車成(龍)を作りあって
よういどんという戦法であります
ちょっと前に、山崎八段が新定跡を作ったとかそうでないとか話題になっていたけども
まぁ、低級位者帯では、まさに乱戦、ひどい棋譜になること請け合いの戦法であります(個人の感想)

自分も一回しか出してなくて、かつ、相手がAI3級だったので
棋譜見返して震え上がるほど酷かったわけですが、
低級位者らしく、お互い成った駒しか動かさないという酷いありさまで、
歩をとったりかわしたりと、あれこれしているだけで
わちゃわちゃになってしまうので、勝つためにいはとりあえず成ってからは
自身の成駒で右往左往するのではなく、ちゃんと自陣整備をしていくと
各段に勝てるようになるのではと思うところ
結局居玉のままでわやくちゃという感じになってしまうと
あらゆるすっぽぬけが発生して、成駒をタダ取りされることもしばしばと思われる
特に、相手の馬が玉の一間上に存在するからって、龍を相手玉の一間上で王手馬取りとか、
一瞬だけ気持ちいいんだが、普通に飛車回られて飛車とって龍が消えるだけという最悪の展開になるので
くれぐれも注意されたし

将棋ウォーズ2級でかまいたち戦法(2013)をとる

2024-02-03 18:19:15 | 将棋

かまいたち戦法

自分の最新棋譜からもってきてるんだが、本当にあってんのか?
銀が右に出ているけども、確か左に出ないといけない戦法だったと思うのだが
中飛車で銀がすいすい出ていって、棒銀めいて使うものではないかと思う
中飛車党なら、特に意識せずとも、何回か獲得していると思われる戦法である

角道をあけて、中飛車にかまえて、
左銀がひょいひょいと上がっていくと出ると思われる
この形の前に、ささっと美濃にでも囲っておいた方がよいと思うのだが
割とオーソドックスな中飛車戦法の一つだと思うところ
本来は対振り用なんだそうだが、
要点がいまいちわかってない上に、この棋譜の対戦相手がAIだったので
もはや何を狙っているのか、摩訶不思議な内容になっていて
何一つよいことが書けないのだが、ともかく形だけとったらあとは
ごりごり中飛車で攻め倒して勝つとそれくらいしか書きようがない

他人の棋譜を見ていると、銀を6五に出てから、5五の歩はそのままに
角を8六に上がって6筋の銀頭あたりからごりごりいく作戦が決まっている様子
対振りなので、玉が左側にいるので、そのあたりをついていくと嫌らしいという作戦ではないかと思うが
まぁ、とりあえずエフェクト出して、難しいこと考えずに中央から銀交換でどうかと思う

【読書】将棋が強くなる実戦1手詰

2023-06-17 20:50:17 | 将棋
将棋が強くなる実戦1手詰  著:柳田明

藤井聡太先生推薦の文字もあるので、
初歩から勉強するにはやっておかねばと手に取ったのでありました
当たり前ながら、1手詰めなので、ぱぱっと解いていくわけだが、
詰将棋は筋トレと一緒で、反復して問題を覚えてしまうまでいくのが
上達への近道なんだそうで、
それを目指して、簡単とかそういうことではなく、
見てすぐに答えるという練習をするため読んだというか
取り組んだのでありました

とりあえず間違えることはなく、ちゃんと詰めていけるんだが
一手詰でも、こんだけ種類が作れるんだなと感心してしまうところもしばしば
特に開きで詰む筋のやつは、正直なところ「実戦」て書かれてるけど
こんな形になることないだろうと思わないでもないが
まぁ、それは言葉の綾みたいなもんで、あまり考えすぎず
そういう詰み筋もあるんだと感心しながら解いたのでありました

しかし、やっていると、案外ごく簡単なものを躊躇してしまったり、
何か、詰むことを前提に考えているから、実戦で気づかなそうな筋もあったりして
自分の盲点がよくわかってよかったと思うのでありました
基本的に桂馬を使うパターンのが、だいたい苦手なので
それを感覚的に覚えるために
ひたすら形を記憶していかなければと思いつつ
もう、何度か解いていこうと取り組むのであります

ちなみに、藤井先生が推薦しているといっても、
コメントのひとつもないので注意が必要である
ようは、一手詰の練習書籍なのであります
と、書いてから気づいたけど、表紙に推薦の言葉がついてたわ、失礼したと
反省しつつ、記憶のパワープレーに挑むのである

関西将棋会館建設プロジェクト お祝い品

2023-04-09 20:50:17 | 将棋
さて自慢話である
前回は佐藤康光先生の扇子を手に入れるため、
ふるさと納税を駆使して、関西将棋会館建設プロジェクトに寄附をしたわけだが、
今回も同じように、そして前回さんざん迷った先生の扇子を応募して見事ゲットしたので
掲げておこうと思うのである


遠近法の加減で、康光先生の扇子が小さく見えているが、
サイズも骨も同じ内容なので安心してほしい


というわけで、手に入れたのが里見香奈女流五冠
出雲のイナズマであります
写真でわかりづらいけども、心身一如の右肩には「不動」の印があって
これまた凄いかっこいいし、これABEMAの時のやつやんとか思って
おっさん(俺)がときめいたりするわけであります
推しのグッズあさりをしてしまう気持ちがここにきて初めてわかった
いつか、里見先生を生で見たいと思ったりしてしまうわけだが、
高槻に移転の際にはお目にかかる機会が増えるんだろうかと願うばかりである

そんなわけで、大変満足だという気分だったのだが、
お礼状に、印刷とはいえ、羽生先生の名前まであったりして
物凄くいいことをした気分になったので、これはよいことをしたと
安息したのでありました
もっとも、諸々の計算間違えていて、ふるさと納税から大幅に足が出てんだが、
それはそれとして、大変よかったと納得しているのであった

今年はどうしようか、そんなことを考えつつ、
これが届いたタイミングくらいから、次の期が始まっていて
協会もしっかりしとるのうと思ったりしながら、にやにやが止まらないのでありました

将棋ウォーズ2級で右玉(2012)をとる

2022-07-19 21:13:52 | 将棋

右玉

戦法よりも、囲いなんじゃねぇかと思ったりするんだが
エフェクト発動に飛車の位置が絡むというところがミソで
地下鉄っぽく構えるのが重要な戦法
正直、エフェクトとるために一回使っただけなので
まったく勘所がわかっていないんだが、自陣の駒組だけで
右玉の形にしてから、飛車を下げると発動
そこから、飛車を好きなところに振っていってもいいし、
そのまま、飛玉接近のまま戦いに出てもまずまず戦えるので楽しい

とはいえ、安心なのは左に振っていくパターンで
下段飛車を一気に9筋に振って地下鉄飛車で突破していくのが非常に強い
また、下段飛車にしておくので角打ちの隙が比較的少ないから
角交換してやはり、9筋の端攻めに注力したりで突破を図ってみる

自身の棋譜では、相手がAIだったので居飛車で角頭を簡単に攻略できて勝てたんだが
飛車で右側上部を制圧できてしまうと、ものすごく安心というか
安全に勝てるのが素敵だと思うところ
相手が振ってきたら早々に右玉を解消してしまうのも手ではないかと
日和見なことを考えるのである
エフェクトのためには、速めに玉を右に上がってしまうわけだけども
実践的には、飛車を下ろしておいて、相手の動きを見て
いいタイミングで玉を右にあげるなり、左に逃げるなりとした方が戦いやすいと思うのだが
それだとエフェクト出ないんだな

将棋ウォーズ2級で原始棒銀(2011)をとる

2022-06-11 20:54:52 | 将棋

原始棒銀

自分の棋譜の最新だと後手番だったので画像は逆さである
居玉で居飛車、そして銀がもりもり出ていく
将棋ウォーズ内に数ある棒銀シリーズの中で、なぜか加藤先生ではないアイコンなのか、
先生は原始棒銀だけはやらなかったということなんだろうかと思うんだが
まぁ、居玉というのが案外ネックよなと考えるところである
最近でこそ、居玉もよろしいといわれるようになったが
酔っぱらってガンガン攻めるぜとかいう将棋をやってるときに
狙ってもいないのにエフェクトが出る

とりあえず将棋を始めると、まず棒銀を覚えるくらいだと思われるので
エフェクト出すのも簡単なので、前回の右四間飛車と同じで
とりあえずエフェクト出したら頑張れだけで獲得できるはず
実際やられる側にまわると、受けるのが案外難しくて、
うっかり間違えてずるずる押し切られると
一番いやな負け方をするのが、右四間飛車と同じ感じで嫌なんだが
将棋ウォーズ始めた頃は加藤先生アイコン使ってたこともあって、
棒銀多用していてよい思い出の方が多い

急戦というほどでもないが、相手がちゃんと囲う前に
一気に勝負にでて、そのまま押し切るというのが一番スタンダードなのか
そのための居玉なのかと思ったりするわけだけども
端攻めと絡めるのがセオリーだと思いつつも
どうしても銀損して飛車を成り込むというのが慣れないので、
端歩を突かれると困ってしまい、振り飛車に転向するとかやっている次第

銀交換して、角も交換してとかなるのがだいたいの流れで
相手が矢倉にでも組んでいてくれれば、飛車の下から角銀で攻めていくパターンになる
それであっさり勝てるといいんだが、勝率悪いんだよな

将棋ウォーズ2級で右四間飛車(2010)をとる

2022-05-28 20:41:58 | 将棋

右四間飛車

メジャー戦法というか、最近の低級では、メジャー振り飛車以外は
すべてが右四間飛車というくらい当たる戦法、大嫌いだ
個人的な感情はさておき、破壊力抜群で、受け損ねるとあっという間に終わってしまうという
大味な戦法なんだが、ともかく強い
でも自分が使うと強くない、やだなぁという戦法

発動条件は至極簡単で、右四筋の歩をついた後、飛車を右四筋に振ったら獲得
簡単に獲得できるうえに、なんかわからんが勝てることが多いので
獲得に難儀することはあまりなさそう

画像は自身の棋譜を使ってるわけだけども、
相手が中飛車に来たところ流れで出たといった場面で
中飛車相手にやる戦法じゃないよなとも思うが、
とりあえず勝ったのでよしとする

角銀桂飛車をすべて四筋に集中して使えるうえに、
かなり早い段階から仕掛けられるので、相手がちまちましている間に
いきなり開戦というのだけでも勝ててしまいそうな戦法

自分ではやられることの方が多いので、流れ矢倉からの受け潰せるかという話になりがちなんだが
だいたい負けるんだよなと、嫌な思い出しかない戦法である
自分でやると、なんで、うまいこといかんのだろうか、愛がないからか

関西将棋会館建設プロジェクト

2022-02-26 19:29:25 | 将棋


関西将棋会館を高槻に移転させるというプロジェクトが
クラウドファンディングで、かつ、ふるさと納税だったこともあって
ちょっと奮発して寄附させていただいたところ
返礼品が届いて、感激したので自慢がてらあげておくのであります

クラファンというのも初めてなら、
ふるさと納税も初めてで、勝手が全然わかってないけど
とりあえず払った以上にとられることはないんだろうと
腹をくくってやってみた次第でありますが
先日の確定申告で、思ったより返ってこないことがわかって
ショックを受けたのだが、
そういう人が多かろうということか、2月末に無事、届いたのでありました
ありがたい


選んだのは、佐藤会長の扇子でして「天衣無縫」の文字がかっこよすぎる
先日も、まさにこの四字そのものの将棋を見せてくれていたので
感激ひとしおというか、かっこよすぎて泣けると思ってしまったのである

佐藤会長には、数年前に愛知県のとあるイベントで指導将棋を指していただいたこともあり、
思いのほかに小柄なのだということに驚いたことも懐かしいかぎりだが
雰囲気がそのまま字に映ったようにも見えるのがかっこいいこと、この上ないと思うのであった
すごいうれしい、大人になって無邪気に嬉しいと思ったの久しぶりなくらい嬉しい
ま、そう書いておきながら、最後まで里見香奈先生と悩んだのは内緒だ


しかし、届いて驚いたんだが、この扇子がよいもので、
本骨というのか、外側の骨は塗になってるし、プロジェクト名は蒔絵なんだろうか、
扇子からほのかな香りもあって、なんというか、すげぇかっこいい、
ものすごいいいものもらった!と感動したのであります
将棋指すときに、雰囲気まねっこで使おうかと思ったが
そういう手合いのものではないというか、
あんな、パチパチしたらあかんやつやという、高級品のそれを感じ取ったのでありました
これはどちらかというと飾っておくやつなんだな(当たり前だ)

そんなわけで、年度の終わりも近づいて
嬉しいことがあったとメモっておく次第なんだが、
新しい会館は、俺が生きているうちにできるんだろうかと
ちょっとだけ心配したんだが、それはそれとして、楽しみなのである
会館に名前載せるのも迷ったけど、こちらをとったのである

将棋ウォーズ 棋神クイズラッシュ

2022-02-08 21:09:38 | 将棋
ちょっと前にリリースされた、新ゲームであります
盤面を一瞬見せられて、指し手の正誤判断をするというものなんだが、
なかなか面白いと思って、開催中はできるだけ積極的に取り組むようにしている次第

棋力アップにつながるかと言われると、
微妙なのかもなと思うんだが、
短い時間で盤面を見渡して、その指し手の判断をするというのはよい経験というか
よい勉強になる気がしておりまして、
間違えるパターンが自分でもわかってくると、
こういうところ直しておいたら、もうちょっと強くなれるんじゃね?と
味わい深く楽しんでいる次第である

しかし、とんでもないスコア叩きだしている人たちがいて、
こういう人は、盤面把握というのの次元が違うんだろうなと
連盟だったかが動画で公開していた、詰将棋フラッシュに近いものを感じるところ
ぱっと見ただけで、全駒の配置が理解できるから、
一瞬にして手が見えるようになるという感じなんだろうけども、
正直、ぱっと出てきて、3手進む間に、その動きにつられて
視野が明らかに狭くなっているのが如実にわかって、
後で答え合わせしたら、ああ、その動きって次のこのためなのかというのが
まぁ、ありありわかるようになって、
なんともしょんぼりしながら勉強になるなと、舌を巻いているのである
基本3手一組だったりだから、ちゃんと盤面見て考えたらわかるというレベルの問題というのが
自分くらいのレベルにはとてもよいんだが、
有段者には意味不明というか、意味のない問題なんだろうなとも思うところ
こういうほどほどが人によって違うゲームってのは難しいですな

これをこつこつ続けていくと
なんとなく手拍子で間違った手を指してしまうということが
激減したりせんだろうかと期待しているんだけども、
なぜその手が正解なのかの説明がないから、
そこを自分で考えると、結構面白くて、
もっとやってほしいなと願っている次第なのでありました

将棋ウォーズもアップデートが細々と続いているようで、
個人的には、この機能リリースよりも、CPU多めという心に優しい設定が消滅したのがすごく悲しく、
新しい戦型カードとか追加されたとき、それを獲得するのに、ハードル上がりすぎじゃないかと
戦々恐々としているのでありました
なんだかんだ、ポナさんたちにすごくお世話になったのだが、
彼らにほとんど出会わなくなった現状は、寂しさを感じるのである
対人戦は明らかに面白いんだけども、ストレスが半端ねぇので
できれば、気を抜いて指せるCPU戦をもうちょっと楽しみたかったとか
詮方ないことを書いておくのでありました

新春将棋バトル!バラエティー五番勝負

2022-01-11 21:03:11 | 将棋
NHKのお正月番組でした
新旧の将棋フォーカスMCによる、
わちゃわちゃ将棋で遊ぼうといった感じの番組で
ほのぼの見られたのでありました
できれば、もうちょっとプロの先生で遊んでほしかったとも思うが、
フォーカスはビギナー向けで、すそ野を広げることを目的としているっぽいので
これはこれでありだったかと思ったのでありました
しかし、テレビで大の大人が山崩しで一喜一憂しているというのは
正月とはいえどうなんだと思ってしまったが、
すごい楽しそうだったので、
あれに触発されて、山崩ししている家庭が一つでもあればいいなと
思ったのである
うちは、将棋駒がないのでできないのだがな

見所は、序盤の4秒将棋、そして最終の脳内将棋で
やっぱりプロの先生のそれこれが楽しいなと思えたのでありました
将棋クラスターとしては、それぞれの解説をもうちょっと聞きたかったかもと
思ったりしたんだが、こういう番組の難しいところでありますね
フォーカスで拾ったりするかもしれないから
そっちに期待したいと思うのである
とはいえ、目隠し将棋はミスで終わることが多いので
今回もそうだけど、もやっとしてしまうんだが
まぁ、そういうもんなんだろうな、相変わらず棋士すげぇなというのが伝わってきたので
こういう花将棋もいいなと思うのである

早指しなので、わかりやすく狙いがどっちもあっただろうと思うんだが、
その駆け引き的なのを聞きたいと思ったりしつつ
それはそれとして、本将棋ではない遊びも
正月ならではのだいご味というか、今時家でこんな遊びしないだろうなと思ったりもしつつ
いかにも昭和の正月といった感じもして
楽しかったのでしたとさ

東京将棋会館で将棋を指した話

2021-11-20 19:43:39 | 将棋
先日、東京観光をする機会に恵まれて、
平日の新宿界隈をうろうろしてきたのでありました
丸一日の時間があったのに、結局新宿周辺だけで終わってしまったあたり
私の行動力の限界が見え隠れすると思うのだが
それは余談として、新宿から、都庁、国立競技場、神宮外苑、神宮球場、銀杏並木等々、
新宿といいながら、結構な広範囲をうろうろしていたのでありました
おかげで、なんとか参道のあたりもだいぶ歩いたのである

ま、朝から何をそんなに周辺ばっかり歩いていたかといえば、
東京の将棋会館へ行って将棋を指してみようと
そこらのYouTubeとかでやってそうなことを思い立ったからでありました
将棋会館が、思ったよりも住宅地の真ん中みたいなところにあって驚いたのでありますが、
ああ、この感じ、思ったよりも市民会館っぽさが強いなと
漫画なんかでよく出てくる、まさにあの建物なのに
不思議と見たことあるような、
そして、古いな!という感想を禁じ得ない魅力があったのでした

とりあえず会館に入ってみて、せっかくだからと売店でなんか買ってみようと思ったら
なんと、米長先生の扇子が復刻されていたので喜んで買いあさり
意気揚々と上階の将棋道場へ

正直、将棋道場というのにちゃんと足を踏み入れるのは初めてで、
一回だけ関西将棋会館にも行ったことあったんだが、
竜王戦の大盤解説会が催されるので指すことができなかったんだが
今回はいよいよ、対面指しである
将棋思い出語りとついでに自慢話も混ぜておくんだが、
小学校の時に指して以来、ほとんど指したことがないで、4,5年前から、
ネット将棋をやるようになってきていたんだが、
3年前に一度、指導対局をしてもらう僥倖に恵まれ
なんと、現会長の佐藤康光先生に6枚落ちで指してもらえたんだが、
それ以来の対人戦ということで、がぜんやる気だったのでありました

とりあえず受付を済ませると棋力を聞かれるのでありますが、
さっぱりわからないので、24のレートを伝えてみるんだが、
これはあんまりピンとこない感じだったようで、しばらく待たされてから
どうやら初心者っぽい人から順に当ててもらって
対局を続けたのでありました

対局相手と一緒に呼び出されて、自分の対戦カードを受け取り、
どこでも好きな場所で対局して、終わったらカードを受付へもっていき終了、
また次のを待つといった感じでありました
この時、カードを上にした方が勝ったということになるんだそうだが
そのあたりは道場によって都合が違うというお話でありました
16時くらいから入ったので、あんまり時間ないし、人も少ないかなと思っていたけど
なんだかんだ、やっぱり本場だからなのか、次々とちょうどいいくらいの相手を組んでいただけて
都合6局くらい指せたのでありました
勝ち負けがうまいこと衝かなかったのか、段位認定は次回持越しと言われて
サービス券までもらったんだが、次回東京行くなんていつになるやらと思ったりして
まぁ、なんだかんだ、楽しかったのでありました

と、そんな実に日記めいたことを書いたわけだが、本題はこっから(長ぇよ)
その直前に、将棋好きには有名な鳩森八幡さんへいって
話題の「王手勝ち守り」を買ったのでありました、そいつがこちら

ようはお守りなんだが、
ここに記されている詰将棋でもないが、盤面が難しくて、思わずうなったというお話でありました

かなり面白いというか、頭金みたいな単純なそれではなくて、
少なくとも3手詰めに入ったところみたいな感じ
凝ってるなと思って眺めていたんだが、ふと、この盤面ってどうやったら訪れるんだ?
ひょっとして、まさかの架空盤面なのでは?とか思ってしまったあたり
自分の棋力の低さがあらわになって、さらによかったのでありました

御覧の通り、王手をかけている成金の駒がいるんだが
この直前にこの駒がどこにいたんだろうと不思議になってしまった
まぁ、落ち着いて考えてみればというか、わかってしまえば当たり前なんだが
左右の歩の裏にいた桂馬が成った図なんだが、その盤面になるのが
相手がまた王の左右が銀というところも興味深いというか
単純に居玉での構図を思い浮かべていたんだが、そうではないだろう
と、あれこれ考えさせられる粋な構図だと
感心しきりだったのでありました

銀がいっぱいだから、裏返ってるのも銀なのかなと思ったりしていたのが
桂馬を思い浮かべなかった敗因なんだけども、誰が考えたのかわからんが
面白い図だったと感動したのでありましたとさ

勝負ごとなので運もと思うが、将棋は運要素ないのがまた、このお守りの面白さというか良さだよなと思うのである

将棋ウォーズ2級で矢倉中飛車(2009)をとる

2021-10-09 18:45:58 | 将棋

矢倉中飛車

矢倉と見せかけて、中飛車に振っていく戦法
本来は後手番戦法で、相手の左銀が7七に移動したのを見て、
中飛車に振って中央の薄さを攻めるというものらしいんだが、
玉が一個寄っただけなので、このまま開戦していくと
反転されたら大変な目にあう(個人的な経験)
矢倉模様といいつつも、左の金銀は縦になっていなくてよく
また、角道も特に判定基準ではないし、5筋の歩もついている必要がないので
相手の形など見ないで、とっととエフェクトだけ出しておいて、また居飛車に戻れば
低級で、居飛車党の人でも割ととりやすい
というか、そうやってとった

実際やってみると、かなり優秀というか、勝ちやすいとも思える戦法で
特に相手の右銀が一個上がった瞬間に仕掛けて、相中飛車を防ぐだけで
中央突破がかなり楽になる
また、ありがちな、矢倉城を組んでから玉の移動を開始するタイプなんかには
てきめんに勝ちやすい、
ひょっとすると、相手玉の移動が遅いうえに、角で壁になる展開が多い対嬉野流にもよいのかもしれんと
ちょっと考えたりしたのでありました、
対嬉野流だと相手銀が中央にいるので、拮抗してしまうんだが
相手の主張である斜め棒銀にならないで、相中飛車戦に誘導できるので
これはこれでよいとも思う
ま、中飛車指し慣れてないから、結局負けるんだがね(ひどい)

他の中飛車戦とも同じく、ともかく勝つときはあっという間だし
負けるときはさんざんといった感じで、攻め好きな人に向くのではなかろうかと
思ったりしたのである
左右の桂馬も中央に使えるような展開になったら、すごい気持ちがよいのだ

将棋ウォーズ2級で阿久津流急戦矢倉(2008)をとる

2021-09-30 21:52:07 | 将棋

阿久津流急戦矢倉

名前がかっこいいのに、結構簡単に出せてしまう戦法カード
思いもよらずカニ囲いから、5筋の相手の歩が出張ってきたところに角でとると発動
歩をとるという動作じゃなくて、5五に角が出るだけでとれる気がする
狙ってなくて、なんとなく流れで結構出がちなので
獲得回数が結構多い気がする
本来後手番戦法らしいが、図の通り先手でも発動
しかも、見ての通り結構手数が進んでいて、このときは29手目で獲得した

人によると、右四間飛車と組み合わせていくこともあるんだそうで
確かに、形としてはそれっぽく、怒涛の攻めで勝てそうな気がしてくる
相手の形を問わず、自分のほうも無理のない形で獲得できるので
戦法の利点をいかすとか考えなくても勝ちやすいと思われる
棋譜を見てても、狙って出しているとは思えない対局が多くて
なんかしらんが、あっくん(阿久津先生)が出た!みたいな感じで
わんさか供給されている気がする

戦法としては、後手で先手矢倉が角道を止めてきたことを咎めるようにして
55の位を角で押さえる戦法なんだそうだが、
序盤でとりあえずその形になっても、すぐに角が追い返されて
カード獲得しただけになりがちなんだが、
深い考えがある戦法なんだろう、素人にはわからない
矢倉といいつつも、カニ囲い崩れみたいな形で戦端が開かれることが多いので
角を振り回してるうちに、飛車をうっかりして撃ち込まれると
大変なことになりがち
華々しく駒交換はおすすめできない気がする

将棋ウォーズ2級で中原流急戦矢倉(2007)をとる

2021-09-25 17:53:19 | 将棋

中原流急戦矢倉

後手番戦法だと思っていたのですが、ウォーズ的には先手でも獲得可能
後手目線でいくと、カニ囲い風にしてから、6三に金を上がると発動
金で攻めていくというのが斬新というか、
こんなの使いこなせないと思わされるそれである
中原先生いわく、玉が薄いので反動が怖いけども、
攻める分には十分に駒があるので、勝てば快勝の戦法とのことだが、
そこまでさくさく勝てるはずもない

相手の形を問わないので、割と簡単に出せるんだが、
金を繰り出していくというのが、結構怖いというか
初心者の矢倉で、この防御力の薄さは恐怖でしかない
ひたすら攻め倒して顧みないというのが正解だと思われるが、
角交換や飛車交換なんかしてしまうと
大変劣勢になるので、棒金みたいにしながら、できれば
歩二枚くらいと銀と交換できると
ずいぶん楽になるように思う
急戦なのでちんたらしているわけにはいかないので、
勢いよく、相手の金銀の形を崩していきたいと思ったのでありました

実際は5筋の歩を交換して、角のにらみ合いを生かすらしいんだが
さっぱりわからん、角交換になったら、防ぎようがないようにも見えるんだが
うまい人は裁いてしまうようであった
AI相手にも出しやすいので、割り切って、カードだけ出したら
急戦でありながら、手を戻してちゃんとした矢倉にしていけば確実にとれると思うのである
というか、そうやってとった

将棋ウォーズ2級でカニカニ銀(2006)をとる

2021-09-14 21:59:32 | 将棋

カニカニ銀

先後どちらでも可能
両銀を繰り出して、中飛車に構えて、角を左端から覗かせると発動
というのでこの図では取ったと思うのだが、
ほかの人の棋譜を見ていると、両銀を出た後に中飛車に振るだけでも出ているっぽい
本譜は欲張って、無敵囲いを出してからの、カニカニ銀としたはずなので
角が発動になったように思うところ、ともかく銀と飛車と角と使って攻めていく
よくよく考えてみると、非常に攻撃的な面白い戦法であります

真面目に勝ちにいくにはどうしたらいいのか、
正直さっぱりわからないのだけども、昨今流行の居玉で戦うというのがステキで
銀角飛車と駒数は足りているので、中央からごりごり攻めていくしかない
両銀をそれぞれ角、飛車と組み合わせて棒銀チックに進めていって
相手の陣形をともかく削り倒していくことで突破、最終的に飛車が成れたら勝ち
そんな感じで闘っていたように思う

少し上級になってくると、歩越し銀の戦いということで、受けに回られると
まったく歯が立たないため、左右の桂馬も中央に結集させるようにして
ともかく中央突破、そして大駒の交換は角しか受けないという形で攻めていきたい
今やって勝てるかというと、まったくそんな気がしないので
早い内にとってよかった戦法のひとつだと思うばかりである
でも、世の中、カニカニ銀を極めようという兵もいるのだから
なんでもやってみるもんだなと思うところ

居玉ながら両金も動いていないのが、案外硬いのも魅力