CLASS3103 三十三組

しがない個人ホームページ管理人の日記です。

ハッスルて

2004-09-18 23:47:25 | スポーツ
スポーツというところに振り分けるのは
なんか違う気がするけども
最近にぎわっている、「ハッスル」という
プロレス大会のことをにわかに知る機会があって
なんというか、驚いた

キャプテン・オー来日

・・・・・・・・・。
や、やべぇっ、バカ面白ぇっ
大の大人がこういうことを平気でやってるところが
もう、たまらん、なんとか
WWEの足下くらいまで行こうとしてる所が
本当すげぇな、ハッスル頑張れよ
っていうか、これよく考えると、アレなのか
モーニングのプロレス漫画、これの事書いてたのか?
まさか、八月十五日って小川?
なわけねぇ

と思いながらも、久しぶりに大笑い
そして大興奮、凄いよハッスル
公式ホームページの、無駄なまでに力入ってるところとか
たまらん、たまらんな、というか
勢力図とか、そんなのまで
知らないうちにこしらえていたのか・・・

エンターテイメントとしての
プロレスではなく、ハッスル、という
新しいジャンルが組み立てられつつあると
個人的にすげぇ楽しみにしています
頑張れ、キャプテン・オー
君はあれだ、廻りがどんなにバカにしようとも
むしろそのバカにされて、話題に登るところが
一番重要なんだ

小川にも見習って欲しいものである(アングルに載る)

それにつけても
小川は、年末に吉田とやるとかやらないとか
結構前向きらしいんですが
ここでやっぱり、柔道で対決ですよ
しかも、30分10本勝負
30分間で、先に10本取った方が勝ち
もしくは、本数が多い方が勝ち
そんな柔道を見たいとか思ったんですが
ダメかね

総合とかそういうのじゃなくていいや
そうやって、飽きが見えてきた
今のあの業界に、楽しみが増えた気がしました
ハッスルというポーズはどうかと思ったが
心意気は、すこぶる気に入ってしまいましたとさ

ハーフな分だけ

2004-09-18 00:54:44 | 星里もちる
なんだか久しぶりな気がしますが
星里もちる紀行、いよいよ小学館シリーズに入ります
ここに来る前に、色々小さい短編がいくつか
あるらしいんですが、残念ながら未見なので
省略させていただきます
「まめから」はともかく「ホラー」あたりは
見てみたかったんだがなぁ・・・

さておき
題名の通り、ハーフな分だけ
おいらが知るかぎり、最初の小学館もののはずです
内容は、役者と訳者のラブコメディ
まぁ、ラブコメと割り切るには重たいテーマがあるのが
いつもの通りなんですが

まず、この力の抜け具合というか
もちる先生はいつもそうなんだが
登場人物の名前が、なかなかどうして

御前岳くんと
音裏由羽という二人の主人公
名前はただの駄洒落で
「おまえだけ」と「オンリーユー」という
まぁ、非常にわかりやすいといえば分かり易い
この物語の根幹を顕わす名前になっております

売れない役者の御前岳くんは
真面目というかクサい台詞を言うと笑い出すという
役者としてあり得ないほどのダメっぷり
まぁ、それさえなければ、そこそこ売れる

片一方の音裏は、訳者という珍しい職業で
それなりの人生を送るが、感激屋さんで
台詞を考える職業なので、本当に感動する言葉に
すぐ涙する

そんな二人が、なしくずしに出会って
知らずうちに、ずるずると肉体関係に
やがて付き合おうという話に傾くが
ここで由羽が拒否をする

もちる作品はいつもそうなんだが
男からアプローチをかけると、女が逃げる
まぁ、単行本の表紙の通りなんだが
(これは持ってる人間しかわからない)
真面目に言ってるし、クサい台詞でも笑わずに
告白できるのは由羽に対してだけだと
その現象を恋だと歌う、御前岳に対して

それは、そんな現象に甘えているだけだと
由羽は突き放す
二人は、実は、同じ街の出身で
同じ様な幼児体験をしたりと
様々な「よくできた」ドラマを持っているんだが
それにナガされられるほど、子供でもないし
夢も見られない

だけども、それでも本当の愛を見つける
いや、実際愛てのはなんだろう
それを二人で、心中という一つのイベントを超えて
手に入れる
このあたりの流れは、主夫らんぶると同じで
一度近づき、確信を覚えはじめるところで
一つ離れてみる、そして見えてくる本当の姿

典型的な調子で、キーとなる心中二人と
外タレというのを経て
最終的に

愛してるぜ

となるわけで、もう、大団円?
ハーフ本編としてはそんなところで終わるんだけども
実はハーフは、単行本については
ショートストーリーのデキがハンパねぇ
本編と関わりある、おねえちゃん、を主役にした
カーテンコールしかり
俺が愛してやまない、坪倉和子が出てくる
微熱をくださいしかり
切符の話も、なかなかどうして、80年代のテイストが
たっぷりで、たまらない
そして、どれもこれも、ラブコメから一歩先の
恋愛の一つ向こう側を描こうとしている
非常に意欲的な作品だと思います

正直、この三作については
別項で語ろうかと思うので
このあたりにしますが

まぁ、総括すると
この単行本は、買いだ、兎にも角にも