とうとう最終回をむかえました
NHK木曜時代劇柳生十兵衛七番勝負島原の乱
タイトル長ぇ
思いましたが、なんというか、さすが最終回
すさまじい内容というか、充実っぷりでした
前作も最終回の殺陣と内容はステキすぎでしたが
今回は、さらに輪をかけて面白かった
ストーリーが特に面白いという印象で
殺陣ばかりのドラマではなかったのだと
改めて思い至った次第
まずのっけから、殺陣の大盤振る舞い
というか、もうずっとチャンバラしててくれと
思わずつぶやいてしまうくらいの
充実の剣戟でありました
円城寺戦もかなり面白くて
てったさんがあんなに力強い殺陣をふむ人だとは
まったく思わなかったんだが
本当に私は公家というものに対する考え方を
改めなくてはならないというほどの
剣豪ぶりでありました
回転して蹴り入れたり、刀の使い方も堂に入っておりました
意外なというか、これこそ柳生なのかと
あっぱれな最後のシーン、まずは
お約束の胴抜きでフィニッシュ
すばらしい、まさかあんな罠というか
幕ギレを用意しているとは天晴れでありました
そして休むことなく今度は
又右エ門と再対決
流石鍵屋の辻の剣豪、こっちもまた強い
公家戦の剣同士の戦いから一転して
こちらは力勝負といった具合
押し合いとか、ともかく力の入り方がすげぇ
また、ぶつかってから、両者が相手の肘を捕まえて
動きを止めるとか
随所に組手がしこまれていて、圧巻でありました
面白いシーンだというか
あれ、かっこいいな・・・
目潰しとかそういうのを回避するのか
相手の刀を奪おうとする仕草とか
また剣を持ったままで殴り合うように肘をぶつけたりとか
一挙一動に、渾身の力がこめられていて秀逸でした
途中で二人が抜けあったときは
相打ちかと思うような内容でもありましたが
最終的には、まさか、そんな具合だとはと
こちらも喫驚、そりゃないだろうと
ちょっと思ったが、十分武士の生き様を見せていただいた次第
かっこよかった
ちなみに又右エ門については
円城寺を追っていく途中で、柳生の忍者衆が襲われているところへ
踊りこんでいって切り払うシーンが1番よかった
大きく踏み込んで、そして
回転しながら相手を上段から真っ二つ
舞うような姿が印象的で、又右エ門のベスト殺陣であります
そして最終というか
話をしめくくるための江戸の陰謀話
ここはストーリーがよかったのだが
あえてふれまい
ステキだ、これでこそ柳生一族のなれはてと
鉄板の内容にうなってしまいましたが
まさか、このあとに、十兵衛と但馬の戦いが見られるとわ・・・
眼福の一戦
本柳生同士のおどろおどろしい決闘になりました
従者の類が誰一人としてやってこなかったところは
今思うとおかしなものでありますが
そんなのはどうでもいい
史上最強の親子喧嘩ではなかろうかと
殺し合いをするすばらしい両者
技の巧みさにおいて、最初十兵衛を圧倒しておきながら
十兵衛の怒りが乗った、力強い剣戟におしこまれる但馬
考えてみれば、あれだけ若さに差があれば
力勝負では不利でありましょう
それでも、庭先から切っ先を十兵衛に向けたまま
するすると壇上へと上がるところのかっこよさは凄い
夏八木先生は眼力がすさまじいわと
男惚れであります
最終的には、これまたお約束通りの
両者向かい合ってから
十兵衛が二刀を見せかける内容
二刀目を抜く瞬間が隙ということを瞬時にみとったであろう
但馬の剣が十兵衛の大刀を襲う
その刹那、十兵衛は己ではなく但馬の懐から刀を抜く
そして二刀にて、あの但馬を追い詰めたっ!!
うわっ、なんだ今の、失禁してしまうっ
感激のあまり、そう思った私でありますが
ともかく決着
この後というか、この殺陣前後の様子で
今回のドラマは但馬守のドラマだったと
心に刻まれたのであります
「わしは、徳川家剣術指南役柳生但馬守宗矩であるぞ!!!」
ちびってしまう、やめて、怖い
凄い剣幕で啖呵をきって、おもむろに刀を抜くところ
そして、終わってからせつせつと恨みというべきか
哀れを見せて、腹を切る仕草の背中
あの裃をさっと背中に投げるところは
男かくありなんといった
恐ろしい説得力がありました、そして、まるで
本当に切ったことがあるのではないかという
潔い型、しかし、ふいに笑いが
この地獄の底からわいてくるような笑い声で終了
影となった十兵衛の思惑やいかに
最後はまた、十兵衛ものの鉄板であろう
光家に皮肉をいって旅にでるという満足のもの
秀逸でありました
また、次回作がありそうな引きの作りもよかった
終わった瞬間に、やった、次回作あるにゃこりゃ
とか思ったのであります
ま、長くなりましたが
それくらい面白かったと、そういうことにしておいていただきつつ
秀逸なドラマでありました、ごちそうさま
NHK木曜時代劇柳生十兵衛七番勝負島原の乱
タイトル長ぇ
思いましたが、なんというか、さすが最終回
すさまじい内容というか、充実っぷりでした
前作も最終回の殺陣と内容はステキすぎでしたが
今回は、さらに輪をかけて面白かった
ストーリーが特に面白いという印象で
殺陣ばかりのドラマではなかったのだと
改めて思い至った次第
まずのっけから、殺陣の大盤振る舞い
というか、もうずっとチャンバラしててくれと
思わずつぶやいてしまうくらいの
充実の剣戟でありました
円城寺戦もかなり面白くて
てったさんがあんなに力強い殺陣をふむ人だとは
まったく思わなかったんだが
本当に私は公家というものに対する考え方を
改めなくてはならないというほどの
剣豪ぶりでありました
回転して蹴り入れたり、刀の使い方も堂に入っておりました
意外なというか、これこそ柳生なのかと
あっぱれな最後のシーン、まずは
お約束の胴抜きでフィニッシュ
すばらしい、まさかあんな罠というか
幕ギレを用意しているとは天晴れでありました
そして休むことなく今度は
又右エ門と再対決
流石鍵屋の辻の剣豪、こっちもまた強い
公家戦の剣同士の戦いから一転して
こちらは力勝負といった具合
押し合いとか、ともかく力の入り方がすげぇ
また、ぶつかってから、両者が相手の肘を捕まえて
動きを止めるとか
随所に組手がしこまれていて、圧巻でありました
面白いシーンだというか
あれ、かっこいいな・・・
目潰しとかそういうのを回避するのか
相手の刀を奪おうとする仕草とか
また剣を持ったままで殴り合うように肘をぶつけたりとか
一挙一動に、渾身の力がこめられていて秀逸でした
途中で二人が抜けあったときは
相打ちかと思うような内容でもありましたが
最終的には、まさか、そんな具合だとはと
こちらも喫驚、そりゃないだろうと
ちょっと思ったが、十分武士の生き様を見せていただいた次第
かっこよかった
ちなみに又右エ門については
円城寺を追っていく途中で、柳生の忍者衆が襲われているところへ
踊りこんでいって切り払うシーンが1番よかった
大きく踏み込んで、そして
回転しながら相手を上段から真っ二つ
舞うような姿が印象的で、又右エ門のベスト殺陣であります
そして最終というか
話をしめくくるための江戸の陰謀話
ここはストーリーがよかったのだが
あえてふれまい
ステキだ、これでこそ柳生一族のなれはてと
鉄板の内容にうなってしまいましたが
まさか、このあとに、十兵衛と但馬の戦いが見られるとわ・・・
眼福の一戦
本柳生同士のおどろおどろしい決闘になりました
従者の類が誰一人としてやってこなかったところは
今思うとおかしなものでありますが
そんなのはどうでもいい
史上最強の親子喧嘩ではなかろうかと
殺し合いをするすばらしい両者
技の巧みさにおいて、最初十兵衛を圧倒しておきながら
十兵衛の怒りが乗った、力強い剣戟におしこまれる但馬
考えてみれば、あれだけ若さに差があれば
力勝負では不利でありましょう
それでも、庭先から切っ先を十兵衛に向けたまま
するすると壇上へと上がるところのかっこよさは凄い
夏八木先生は眼力がすさまじいわと
男惚れであります
最終的には、これまたお約束通りの
両者向かい合ってから
十兵衛が二刀を見せかける内容
二刀目を抜く瞬間が隙ということを瞬時にみとったであろう
但馬の剣が十兵衛の大刀を襲う
その刹那、十兵衛は己ではなく但馬の懐から刀を抜く
そして二刀にて、あの但馬を追い詰めたっ!!
うわっ、なんだ今の、失禁してしまうっ
感激のあまり、そう思った私でありますが
ともかく決着
この後というか、この殺陣前後の様子で
今回のドラマは但馬守のドラマだったと
心に刻まれたのであります
「わしは、徳川家剣術指南役柳生但馬守宗矩であるぞ!!!」
ちびってしまう、やめて、怖い
凄い剣幕で啖呵をきって、おもむろに刀を抜くところ
そして、終わってからせつせつと恨みというべきか
哀れを見せて、腹を切る仕草の背中
あの裃をさっと背中に投げるところは
男かくありなんといった
恐ろしい説得力がありました、そして、まるで
本当に切ったことがあるのではないかという
潔い型、しかし、ふいに笑いが
この地獄の底からわいてくるような笑い声で終了
影となった十兵衛の思惑やいかに
最後はまた、十兵衛ものの鉄板であろう
光家に皮肉をいって旅にでるという満足のもの
秀逸でありました
また、次回作がありそうな引きの作りもよかった
終わった瞬間に、やった、次回作あるにゃこりゃ
とか思ったのであります
ま、長くなりましたが
それくらい面白かったと、そういうことにしておいていただきつつ
秀逸なドラマでありました、ごちそうさま