CLASS3103 三十三組

しがない個人ホームページ管理人の日記です。

柳生十兵衛七番勝負 島原の乱 第六話

2006-05-23 08:33:56 | ドラマ映画テレビ感想
NHK木曜時代劇柳生十兵衛七番勝負島原の乱

いよいよ佳境に入ってまいりました
今回は、見せ方ががらっと代わったというか
いきなりの殺陣というか、また
浪人達との戦い
これまでの人情話があってから、仕方なしに十兵衛が切る
そういう路線とはかわって
とりあえず切ったという具合でありましたが
よくよく考えると、これまでの5話をふまえて
それ相応のことがこの人にもあるのだろうな
そう、見る側は思ったわけであります
ああ、また但馬の上で踊らされているのだこの人たちわ・・・

そんな具合で、まず最初の殺陣
これが、これまでの剣術とかわって
泥沼での殺し合いという様相でかっこよかった
泥にまみれながら、相手の目潰しに泥を跳ね上げたり
組付いて倒れこんだりと、おそらくは戦場風景のそれ
前回の浅野の殿様(違う)と戦ったときの剣法を
さらに泥臭くした具合でありました
また、小粋な演出で棒相手に刀が火花を散らすとか
チャンバラとしての見所もあって満足でありました

最終的には、脇差で一刺しという
今までの胴抜きとは違う一手で
プラトーンみたいな叫びが、なんだあれわ・・・と
ちょっとドラマにおいていかれる感じでしたが
よかったです

んでもって、とうとう露見する朝廷の悪巧み
但馬守があっさり騙されているのは少し不思議に思いましたが
えてしてそういうものなのかもしれない
ここは、都合よく進もうとも面白いからいいやと
そのまま追っていくと
島原で蜂起した浪人達をなんとかするため
いや、もう、なんともならんのだが
又右エ門が改心したり、唐突な解決が見られたのですが

本日第二の殺陣、マロとの戦いがまた面白かった
この戦いは今週まで続くので続きが楽しみで仕方ないんだが
袖を使って目潰しをするとか、あの貴族強かったんだなと
呆れてしまった次第
頭よくて、悪くて、強い、なんて悪役だ・・・
ほほほほ、とか言いながら迫ってくるあたりは
おそらく孫と見ていたおじいちゃんとかは、孫が泣き出して
大変だったんでなかろうかと思うのであります
あれは迫真というか、なんというか、凄い演技であります
迫力とか、そういう言葉じゃないな、怖いんだよ、怖い

目潰しをされた後に、十兵衛が逆手で刀を持ってたのが
ちょっとかっこいいなと思ってたのですが
今週、どういった刀術が見られるか、今から楽しみであります

と、まぁ、そんな具合で
途中、十兵衛がつぶれた片目をさらしたところに
かっこよさがあったり
折れた刀はすぐに次の刀用意できるものなのかと
不思議に思ったり
なんだかんだでしたが、来週が最終回というのが残念です