CLASS3103 三十三組

しがない個人ホームページ管理人の日記です。

陶磁器を探す旅~セラモール再び三たび~

2007-01-24 12:49:16 | 雑感
年末年始の話題をいまさらかよ
そういう感じではありますが
実家帰省中に常滑焼セラモールに行ってまいりました

セラモールには別に問題ないというか
しいていうなら、正月に猪が来ていたのが
実にほほえましかったのであります
子供と、私と両親が猪を見て、臭いだの毛が硬いだの
そんなことをあれこれつぶやきながら
本当、なんだこの田舎風景
思ったりしながら、都会ずれしてないステキな体験をしたのであります

猪の感想につきましては
縁起物ということで呼ばれていた様子ですが
私も猪を生で、生きている奴を見るのは初めてでしたので
まじまじ眺めたのでありますが
・顔がでかい
・臭い
・目がいやらしい
そんな感想であります
特に三番目、これが凄かった
よくよく花札とかに書かれる猪がおりますが
あの目と本当にそっくりなのであります
切れ長で垂れ目、ステキだ、ステキだけど
あの面構えと体躯にあの瞳は反則だと
驚愕したのでありましたが、ぶひぶひと可愛らしいのでありました
食べたら美味しそうであります(節操なし)

ともあれ、猪のいやらしい瞳が一番の収穫だったのですが
陶器については、つれつれ、猪の置物が大量にあったり
福袋が販売されていたりと興味深かったのであります
親父が福袋を買ったので、楽しみにみんなで見たのですが
4万の常滑焼急須とか、3万の常滑焼急須とか、おまけが常滑焼急須とか
もう本当、急須ばっかり、驚き
そんなところでありました、確かによいものなんだろうと思いつつ
我が家が急須屋敷になったのはよい思い出でありました
縁起物だし、まぁ面白かったからよしとしようと思うのです

そいでもって今回はちゃんと収穫をしてまいりました
織部風のうどん碗と、志野織部の湯のみ
うどん碗は別になんてことはないんだが
たまたま、その大きさの器がほしかったので
せっかくだから織部を選択、というか織部風であって
あれたぶん織部じゃないと思うのだが、それはそれ
緑の焼き物だったらいいのであります
志野織部の方は、新人作家さんの作品らしく
かなりよかったように思われます
志野の白と織部の緑、ほのかに三彩を思わせる赤が見えて
かなりお気に入りであります、ステキ
だんだんそういう世界にはまってきたんだと
痛切に感じたのでありますが、楽しいのでよいのであります

収穫物はそれくらいなのでありまして
だんだんというでもなく、もう、完全に陶器世界に
踏み込んでしまった感漂う年末年始を過ごしたのでありました



セラモールとは別に今度は
常滑焼物街道?なんかわかりませんが
常滑焼の焼き場街道を歩いてまいりました
聞いたところによると、かなり有名な街道なんだそうで
地面には陶器が埋まり、壁や垣にも陶器が埋まり
なんか見ていて面白い、そこかしこに煙突も見えるし
これは清水焼団地より断然面白いな(地元贔屓か)
そう思って、歩いておりました
当日は、年末年始で最も寒かった日
常滑で雪積もるとはどういうことだというさなかだったので
寒いというのが一番の思い出でありましたが
また、ゆっくりと見てみたいと思ったのでありました
みたらし屋も閉まってたし残念

と、駆け足に書いたのでありますが
とりあえず記憶があるうちに記しておきます
実に楽しい、そう思うのでありました

あと、そういえば、高い茶碗で抹茶を飲んだような覚えもあるのだが
それはそれ、ともあれ収集の旅は続くのであります
今朝、GOOが死んでたから昼更新とは
テンションが下がってるので残念