CLASS3103 三十三組

しがない個人ホームページ管理人の日記です。

風林火山 隻眼の男

2007-01-08 15:00:15 | NHK大河ドラマ感想
新年が明けたんだなと
しみじみ思うこの瞬間であります
とうとう始まりました、新NHK大河ドラマ風林火山
まずは第一回目であります

1時間の拡大版で、どきどきしながら見ていた次第
恥ずかしながら、わたくしまだ原作を読んでないので
昨年の功名が辻と違って
あれはこうだろうとか、うがったことせずに
ただただ、感じるままに見られるのが
ちょっとステキねと、一人喜んでおるのでありますが

重苦しいが、面白い

そういう感想でありました
正直、時代設定が、功名が辻と似たところになるわけだし
戦国前期と後期で、どうなんだろうかと
ちょっと満腹感があったのでありましたが
まったくアプローチが違うというのか
当然、おととしの義経とも違って
ああ、こういう時代なのだなと、農民と武士と
そして甲府のあり方を、ほうほう唸ってみたのでありました

さておき、時代劇好きとか方々で言いふらしながら
正直なところ、歴史をほとんど知らないのが
恥ずかしい限りでありますが、山本勘助がどうやら
最初は武田方ではなかったらしいと昨夜調べてわかりまして
ああ、武田のお話だと思ったら
関東三国志みたいな話なのかしらと、またまた
自分が知らない戦国期をもりもりやってもらえるみたいで
大変感動したのでありました
ドラマの感想にひとつもなっておりませんが
ともかく、知らないことをやってもらえるのが
一番嬉しいのであります、正直
昨年のテレ朝でやってた太閤記見てそう思った

さておき、勘助が、脚悪いし、目はやられてるしと
かなり怪しいところから始まるのがステキで
武力ではなく、知力を使おうと意気込むあの姿
まだ、今は天才の片鱗ではなく、自分が天才だと
言ってやまないというか、うぬぼれが強い男
そういう感じで見ていて、頼もしかったのであります
これから長い間かけて、本当の天才になっていくんだわと
思うだけで、男ロマンがほとばしるわけであります

千葉真一が出ているだけで、見る甲斐があるなと
にやにやしてしまったのでありますが、千葉真一だけでなく
出てくる皆様、殺陣に力がはいっててよかった
一話だからかもしれませんが、今後
こういうずぶどろもしつつ、戦国時代の戦を
描きに描いてくれるなら、なんと楽しいだろうと
たぶん、女子おいてけぼりになるだろうという内容に
大満足であります

勘助が弱いというのを見せるためとはいえ
武田の大将格と互角だったのはどうかなと
ちょっと思うところですが、あの殺陣もかなりよかった
というか、NHKの殺陣は刀が当たったときの音がいいなぁと
ステキに聞き入った次第
あの甲高い、当たった瞬間、細かく刃がこぼれていくかのような
あの音、木曜時代劇でよくよく聞いた音でありますが
あれが緊迫感を与えてくれて、手汗握る展開でありました

乱捕り風景もなかなか見物だったし
山賊まがいのことがあったというか
戦ってそういうものよね、敵地に入って
やりたい放題してなんとかしてたのよねと
農民の生きるために戦う姿も、一話にして説明されてたように思えます
ステキ、ともかくステキ
残酷物語なのよ、仕方ないのよ、戦国のならいなのよ(たぶん違う)

と、まぁ、そんなところで
とりあえずは興奮しながら見守っていこうと思うのであります
おぼろげながらに、さいとうたかをの漫画で
ちょっとだけ読んだ気がするのを今思い出したのでありますが
それはそれとして、謙信が大丈夫かというのも含めて
見ていきたいのでありました
まずは、これまで