CLASS3103 三十三組

しがない個人ホームページ管理人の日記です。

風林火山 復讐の鬼

2007-02-05 08:42:54 | NHK大河ドラマ感想
まずは、土曜日の再放送分から
というか、昨日もおとといも、めためた面白かった
今年の大河ドラマは本気でまったく別ものだぜ
一人で大盛り上がりしてしまうのは
毎年のことでありますが、花のない大河でありながら
男臭さと、かっこよさは抜群
ガクトには、頼むからしっかりしてほしいと
願ってしまうばかりであります

さて、まず土曜日の再放送分でありますが
やはりミツは死んでしまったのか・・・
がっくり肩を落としてしまいましたが
考えてみると酷い話であります
摩利支天のご加護で一度は助かったというのに
その生きているうちに、なんで腹を割いて殺したのか・・・
惨すぎるではないか
このくだりの異常性が説明ほとんど無かったのでありますが
ただ、恐ろしいことが起きた、その起きた瞬間は見せず
のうのうと鳥とって帰ってくる勘助

平蔵の怒り具合と、それをいさめつつ冷静な勘助
静かに怒るというのがよくよく見えているところに
鬼美濃と板垣参上
ここについては、鬼美濃のやりざまがちょっと面白かったのでありますが
あの、領民をどつき倒してから、すげぇさわやかに
板垣としゃべったりするあたりが、ステキ
なんというか、戦国武将っぽいな(偏見)
おおわらわになる領民たちの愚行を
とりあえず、殴るという手段で調教する様を見て
やっぱり体罰は必要なのだわと慧眼開いたとか
適当なことをぬかしておきつつ
ここで、またも殺陣

今作品は殺陣シーンがやたら多いせいか
やっぱり、そのあたりからして木曜時代劇枠のそれを
思い起こさせるステキなもの
たぶん、柳生十兵衛八番勝負やってるときに
この手のシーンのノウハウを得ていたのだろうと
生意気すぎることを言いつつ
緊張感のある殺陣

板垣の構えから突きへの動作が異常なスピードなうえに
それを薙いでかわす勘助もかっこいい
どうしても片手剣になってしまうあたりが
少々残念でありましたが
一連の動きがステキすぎてびっくりであります
板垣の鋭い太刀裁きで、ついに膝から折れる勘助
その首に刃があたる
当てたあと、にじり、刃を立てるが、すぐに棟を当てるように切り替える
こ、細かいがかっこいいしぐさだ・・・
感服つかまつりましたところ
そして、ここで観念ではなく、鋭い視線を向ける勘助

仕官願い出るのがまた、なんともはや・・・

そして、仕官についてあれこれとまた
平蔵たちと悶着があり、ああ、平蔵と勘助は
相容れることがないのかしらねと、少し寂しく思っておりましたが
どっこい、友情シーンがあってびっくり
おみゃぁが治める甲斐にまた戻ってくる
なんだそれ、おい
かっこよすぎるだろお前ら・・・

男の友情までこくこくと描き
ステキに進んでいく物語でありました
平蔵も今後色々と絡んでくるんでありましょうが
いい男でありました

さておき、晴信との邂逅もなかなかよかった
晴信のしざま、やりざまは若殿という具合で素敵
また、親父との関係もよく見えているし
板垣との仲も随分よくわかった
若君の、なんとも上から見たもの言いとかも
いちいちかっこいいなぁと思うのでありました

勘助を試すために、刃を抜いて見せたところとかも
あの表情と視線で、本気ではないというのが
見ているこっちにもよく伝わってステキだった
勘助が音に反応して、すぐに構えるというのも面白かったんだが
役者のいちいちがステキすぎる

そんなことを思いつつのお話でありました
舞台が大きくかわるのもテンポよくてステキよねと
思ったりしながら、日曜日を待ったのであります