CLASS3103 三十三組

しがない個人ホームページ管理人の日記です。

【読書】本当に「英語を話したい」キミへ

2013-10-21 21:18:26 | 読書感想文とか読み物レビウー
本当に「英語を話したい」キミへ  著:川島 永嗣

表題ではなく、作者で読みました
以前に読んだ川島さんの本で、この人の向上心は
歪みがなく、どこまでも高いと
喫驚というか、畏敬の念すら覚えたので
まったく題名にはそそられないものの
なんとなし、どういう気持ちで取り組んでたんだろう
というか、やっぱりまた凄いんだろうなと
それを確かめるために読んだのでありました
実際、そうだった
語学について、必要なことはここに詰まってるといっていい
今までいくらか読んできたその手の本から、
私なりに導きだした答えがそのままあった

と、なんかよくわからない文体で書いてしまいましたが
かなりフランクに書かれているうえに、
テクニック的なことは、あまりない
いや、あるんだけども、実経験を語る程度で
結局は、どうありたいか、どう思って勉強したか
そのあたりの、川島氏の想いがつらつら語られていて
ここまで想いがあれば、なんだかんだ
理屈でなくて、言語習得はなるのだろうなと
一歩引いて感じてしまうのでありました

語学習得の要である、誰かとコミュニケートしたい
この強い欲求がなくてはならないわけでして、
そのモチベーションが必然であり、希望であり
川島氏の目の前には転がっていき
そこに乗り上げるようにして、様々な言葉にチャレンジ
いや、本でいうところのアタックというのに
繋がっていくようでありました

英語がどうしたというよりも、言葉、
さらにいうと、コミュニケーション
それをどうしたら上手くやれるか、
それはやってみることだよと、当たり前のことを
自身のそれと照らし合わせて語るという具合で
途中途中、その章のまとめみたいなのもあって
凄く読みやすいというか、
これはたぶん、中学生とかそれくらいに向けたんじゃないか
そう感じるほど、わかりやすく丁寧に書かれておりました

もっと若いと、これに何彼想うのかもしれないと
やや、たそがれたことを考えつつ
予想通りにまじめな本であったと
メモっておくのでありました