猫的感覚: 動物行動学が教えるネコの心理 著:ジョン ブラッドショー
なかなか本格的な猫の本でした
エッセー的な読み物かなと
嘗めてかかったのでありますけども、
実際は論文とまではいかないけども、
それに近いくらい、しっかりと猫の行動を検証した
学術書に近いイメージの本でありました
猫の生態や、そもそも猫がいつごろから
イエネコとなったのかだとか、
そういうことをDNAから解析したり、
なつく猫と、そうでない猫との関わり方
それが遺伝的な要素なのかだとかを
あれこれと調べあげていて、結構びっくりだったのであります
書かれているとおり、犬好きの人というのに比べて
猫好きの人は、極端というか、
猫嫌いの人が極端といえばいいのか、
そういう不思議な派閥めいたものがあるなと
なるほど気づかされたりしたものでありますが、
猫に関する研究があまりされてこなかったというのが
結構衝撃的でありまして
本当に、つい最近まで、ちゃんとした
猫の食べ物のことすらわかってなかったような
そういう記述に慄いたのでありました
あいつら、生肉で生きているのな、知らなかった
猫缶がちゃんとしたものになったのも最近だそうで
なかなかどうして、考えさせられるのであります
人間とのかかわりにおいて、
猫というのは、有益さが犬に比べて乏しいと
そういうところがハンデであったというのも
納得できるところでありまして、
猫に関するきわめて、学術的なアプローチが
この本によってかなうようになったと
思われるのであります
とりあえず、首の後ろをつまめばいいのだ
それを教えてもらっただけでも
ずいぶんと喜ばしいのであります
そんなわけで、猫好きや、動物好きは
読んでおいて損がないというか
こうやって動物行動を研究するといいんだなと
そういう方面からの読み方にもこたえる
いい本でありましたとさ
フィールドワークやりたくなるような
そんな本でありました
なかなか本格的な猫の本でした
エッセー的な読み物かなと
嘗めてかかったのでありますけども、
実際は論文とまではいかないけども、
それに近いくらい、しっかりと猫の行動を検証した
学術書に近いイメージの本でありました
猫の生態や、そもそも猫がいつごろから
イエネコとなったのかだとか、
そういうことをDNAから解析したり、
なつく猫と、そうでない猫との関わり方
それが遺伝的な要素なのかだとかを
あれこれと調べあげていて、結構びっくりだったのであります
書かれているとおり、犬好きの人というのに比べて
猫好きの人は、極端というか、
猫嫌いの人が極端といえばいいのか、
そういう不思議な派閥めいたものがあるなと
なるほど気づかされたりしたものでありますが、
猫に関する研究があまりされてこなかったというのが
結構衝撃的でありまして
本当に、つい最近まで、ちゃんとした
猫の食べ物のことすらわかってなかったような
そういう記述に慄いたのでありました
あいつら、生肉で生きているのな、知らなかった
猫缶がちゃんとしたものになったのも最近だそうで
なかなかどうして、考えさせられるのであります
人間とのかかわりにおいて、
猫というのは、有益さが犬に比べて乏しいと
そういうところがハンデであったというのも
納得できるところでありまして、
猫に関するきわめて、学術的なアプローチが
この本によってかなうようになったと
思われるのであります
とりあえず、首の後ろをつまめばいいのだ
それを教えてもらっただけでも
ずいぶんと喜ばしいのであります
そんなわけで、猫好きや、動物好きは
読んでおいて損がないというか
こうやって動物行動を研究するといいんだなと
そういう方面からの読み方にもこたえる
いい本でありましたとさ
フィールドワークやりたくなるような
そんな本でありました