CLASS3103 三十三組

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青天を衝け 篤太夫と八百万の神

2021-09-26 20:43:22 | NHK大河ドラマ感想
NHK大河ドラマ「青天を衝け」
視聴完了しました
相変わらずころころ立場の変わる男だなと
ちょっと味方変えたら節操なしのような気がするけども、
ドラマだからいいかと許してしまえる絶妙なコミカルさもよかったし
最後の大蔵省と間違えた話あたりは、本当かどうかしらんが
やりそうなというところがすごいよかった
新政府における、伊藤の役回りは、まぁだいたいいつもあんな感じだけど
大隈は新しいというか、あんまりドラマで見たことなかったなと
口八丁のすごさに楽しませてもらったのであります

慶喜もこれでお役御免となってしまうのか、
できれば要所要所で出てきてほしいと思うんだが
とてもきれいに片が付いたという感じにも見えて
奥とのささやかな毎日というのが見えてきたようでもあり
これはこれで、ひとついいのかなと思うところ
だけど、慶喜という男、その才覚としては
この平穏というのは死を意味したのかもしれんなとも考えられて、
現代から見ていると、まずまずでしょうという感じだが
当時、しかも当人としては、すさまじい葛藤を抱えたままの
要注意人物としての生涯を終えたんだろうかと
考えてしまうのである
本当、すごい人生である、それを乗り切ったというか、
ああいう形で落ち着けたというのも、すごい

この頃の政府がめちゃくちゃで、なんせ人気がないというのは
なんとなくわかっていたけど、
ここまですかっと描いてくれるとむしろ楽しくて、
それをどうにか無理やりでもまとめて、明治大正の荒波を
強引に乗り切っていくというのは
やっぱり政治家としてなのか、何か優れたものなりがあったんだろうと
思わされたりもしたのでありました
結局は官僚組織というものがしっかりしていればいいという
その基盤を作ったという話だったんだろうか、
この頃に、優秀な人材が必要と、学校なんかもできて
そういうのが世に出てきて、なんだかんだで昭和を迎えたとすれば
これはもう、そういうものだったのかなと
なんとも、歴史というものを考えさせられる内容でありました
幕末は本当に面白いな
そして、こうなってくると、幕末でなくても海外はどうしているか
国家というくくりで、外国というのを見るべきなんだなぁと
今更ながらに思わされるのでありました

残り3か月で、新しい日本のために働く姿が見えるんだろうけど
なかなか、出だしから面白くて楽しみであります
日清日露の戦役には関わりがあるんだろうかな
なければ、明るい感じだけで終わりそうだけども