弊社は買収されました! 作:額賀澪
突然外資企業に買収されてしまった、
老舗洗濯洗剤メーカーにおける波乱万丈のすったもんだを描いた小説
買収される側メーカーの総務部員が方々と折衝したりというか、
もうどうにもならんというところをなんとかしようと
七転八倒するという話なんだが、
割と安心してみていられる、お仕事話だけども、
わいわいと楽しい内容だったというか、
どことなく平和な内容で、楽しく読むことができた
実際の買収現場は、こんなのほほんとしてないよなぁと思うんだが、
それなりの軋轢とか、わかりやすい対立とかが、
これまた、わかりやすく収束、あるいは、合体変身していくというのは
期待通りの物語が楽しめるという意味で
とてもよかったのであります
主人公が入社から10年ちょっとくらいの30代半ばといったところで、
比較的若くもなく、年寄りでもなくというところがよさげで
その割に達観ではないが、目的が融和にあるという生き方が
読んでいてぎすぎすしなくてよかったと思うのであった
でも、作品中にあるように、それだとビジネスとしてどうなんだという資質でもあるなぁと
思わされたりするのである
むろん、自分がそういうタイプなので思うわけなんだが
とはいえ、熱いところがあって、結局はみんなのためにということに邁進できる
その力と才能は素晴らしいものがあるなという話に落ち着いて、
世代格差とか、様々な問題とかも、割と人間同士のなんとかと
そういった感じで解決してしまうので、
このごろのそういった話を書いているようでもあるが、
話しの流れとしては、昭和のそれとなんら変わらないという
人間て案外そんなもんだろうというのと、
本当に新しい文化というのは、まだ見たことがないし
誰も書けていないのかもしれないとか
偉そうなことを思ったのであった
とはいえ、自分の会社が買収されたら
だいたいこんな感じになりそうだなとも思ったりしつつ
そういうときに、チャンスと思う側だろうかとか
そういう本じゃないのに、なんとなし、思わされたのである
楽しくささっと読めた
突然外資企業に買収されてしまった、
老舗洗濯洗剤メーカーにおける波乱万丈のすったもんだを描いた小説
買収される側メーカーの総務部員が方々と折衝したりというか、
もうどうにもならんというところをなんとかしようと
七転八倒するという話なんだが、
割と安心してみていられる、お仕事話だけども、
わいわいと楽しい内容だったというか、
どことなく平和な内容で、楽しく読むことができた
実際の買収現場は、こんなのほほんとしてないよなぁと思うんだが、
それなりの軋轢とか、わかりやすい対立とかが、
これまた、わかりやすく収束、あるいは、合体変身していくというのは
期待通りの物語が楽しめるという意味で
とてもよかったのであります
主人公が入社から10年ちょっとくらいの30代半ばといったところで、
比較的若くもなく、年寄りでもなくというところがよさげで
その割に達観ではないが、目的が融和にあるという生き方が
読んでいてぎすぎすしなくてよかったと思うのであった
でも、作品中にあるように、それだとビジネスとしてどうなんだという資質でもあるなぁと
思わされたりするのである
むろん、自分がそういうタイプなので思うわけなんだが
とはいえ、熱いところがあって、結局はみんなのためにということに邁進できる
その力と才能は素晴らしいものがあるなという話に落ち着いて、
世代格差とか、様々な問題とかも、割と人間同士のなんとかと
そういった感じで解決してしまうので、
このごろのそういった話を書いているようでもあるが、
話しの流れとしては、昭和のそれとなんら変わらないという
人間て案外そんなもんだろうというのと、
本当に新しい文化というのは、まだ見たことがないし
誰も書けていないのかもしれないとか
偉そうなことを思ったのであった
とはいえ、自分の会社が買収されたら
だいたいこんな感じになりそうだなとも思ったりしつつ
そういうときに、チャンスと思う側だろうかとか
そういう本じゃないのに、なんとなし、思わされたのである
楽しくささっと読めた
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