CLASS3103 三十三組

しがない個人ホームページ管理人の日記です。

【テレビ】NHK紅白歌合戦2024

2025-01-06 21:05:34 | ドラマ映画テレビ感想
毎年のことなので、今回もちゃんと見ていたので
感想をメモっておこうと思うところ

とはいえ、もう方々で書かれている通り、かつ、どストライクの世代なので
色々あったけど記憶がすべて、B’zに上書きされて終わってしまっているのだけども
全体通しても、凄くよかったのではないかと感じた次第でありました

何が、というと難しいのだが、演出が丁寧というか
結構おとなしいようにも思えて、粛々と歌が披露されるというのを
とても安心して見ていられるのがよかったと思うところ
相変わらず知らない歌ばっかりとは思うのだが、
それはそれとしてちゃんと見ていられたように思うのは
なぜなのかわからんのだけど、司会も含めて雰囲気がわちゃわちゃし過ぎてないのが
凄くよかったということなんだろうかと感じるのである
自分が年を食ったということの証左でしかないようでもあるが
掴みから、わいわい歌手がみんなで歌ったり踊ったりしつつというのが
なんとなく楽しかったのでありました

すっかりNHK贔屓になってしまったということもあるわけで、
企画部分は、やっぱり期待していた朝ドラ絡みがちゃんとあって安心して見てしまったし、
ドミノとけん玉は、もうやめておけと思うのだが
なんだかんだ見ていると楽しいというか、何かしら期待してしまう
生放送ならではの、また、NHKだから大事故にはならないだろうという奇妙な安心の上の危険というか
カイジのコングラチュレーション的な気分で見てしまえるところがあるように思うのである(気のせい)

さて、歌唱については、いつも通り後半になるにつれ
しっかりと聞かせる内容になってるのがよくて、じっくり聞き入ってしまったのだが
今年は、とうとう円環から離脱、いや、輪廻からの解脱をはたした石川さゆりが能登半島を歌うというのが
個人的にはかなり衝撃だったのだが、とてもよかったと改めて歌の力を感じたのでありました
同じように、能登はいらんかいねの坂本冬美もまた素晴らしくて
演歌というものの良さにようやく、自分が気づける年齢になったのかと熱く感じたのである
凄くよかった、歌もいいのだけど、そのまま能登の人たちと触れ合うというあの映像、
歌唱のすばらしさはそのままで、でも、ああいったことができてしまうというのが凄いと
感激して見たのでありました

結局のところ、かつて自分たちが演歌ばっかりでなんだかなーと言っていたポジションに、
アルフィーが、高橋真梨子が、南こうせつやイルカがいるということになって
やんやと楽しんでいるということが、変わったようで変わっていない紅白の姿を見たといっても
過言ではないように思えて、なんとも感慨深いのである

とはいえ、そことは少々離れて、やっぱり朝ドラ絡みというのが個人的にはよかったので
虎に翼SPだった米津は抜群によかったし、録画というのは残念だけど
見たいものを見せてくれた歌唱が凄い見事で、OPダンスとあわせてとか豪華すぎると感激するわ、
おむすびモードのまま、B’zが歌うというのも楽しいなと思えたので
大変よかったのです

で、そのB’zが、そりゃただ出るだけなわけないよなと
見ながら思わず呟いてしまったというか、もう釘付けになって、一気にもっていかれた
あの数分間の夢のような時間は代えがたいものを得たと感動したのでありました
NHKで、あのロング前奏のラブファントムが来て、さらに、ウルトラソウルで盛り上がってと
客席の温度が明らかに上がっているのも見えて、このあたりもまた、
そういう年齢の人たちがいたということだろうなと思うのだが
凄く楽しかった、本当、あれだけで見た甲斐と価値があったわ、すげぇ
ラブファントムの前奏長いよなーと30年くらい思ってたわけだけど、
期待を最大限にあげてくれる効果があるなんてまるで知らなかったわ
ライブで聞かないといけない曲だ

と、まぁ散文的な感想になってしまうわけだが
稲葉さんも還暦かよと、それが一番ショックだったんだが
自分がそういう年齢なんだなとも思えば、何も不思議ではないのだが
歌は年齢とともにあるものなんだなと改めて思い知ったのであった
今年の紅白が俺にも届いたなどと
ありきたりなことを書いておく