CLASS3103 三十三組

しがない個人ホームページ管理人の日記です。

軍師官兵衛  秀吉の最期

2014-11-09 20:49:09 | NHK大河ドラマ感想
NHK大河ドラマ「軍師官兵衛」
視聴完了いたしました
これで秀吉も見納めか、
それを見越したように満喫させていただきました
凄いな竹中秀吉
やっぱり、もうろくした演技が
ギャグじゃないかと思うようでもありましたが、
それはそれで、なんだろうか
真に迫るというか、怖いとこっけいとが
いったりきたりでとてもよろしかった

熊之助については、光が見事に
悲しみを表現しきってくれたというか
泣く演技についての見本市見たいな回だったなと
各俳優陣も嫌だったんじゃないかと
そう思うほどのあれこれでありました
そのせいか、というわけでもないが
三成の出番があんまりで、あの
見ているだけで殴りたくなるようなむかつき具合が
なりを潜めたようで、なんともでありますところ

さておき、いよいよ家康が本領を発揮というところで
わかりやすい覚醒顔がよかったと思いつつ
最期のボス参上といった風情といい
あと一ヶ月を盛り上げてくれそうで
楽しみなのでありました

来週は楽しみにしていた
清正一派殴りこみ事件もやるようだし
盛り上がっていってほしいと
願いながら視聴続けるのでありました

ほんだし こんぶだし

2014-11-08 22:57:46 | 食べ物飲み物
今更でありますが、
今年は「ほんだし こんぶだし」で楽しんでおります
ここ数年、まじめに料理というか、
何か作るということにいそしみだしたため、
調味料くらい凝ったなにかしらと
思ったり考えたりしたところ、
様々なパフォーマンスが高い水準だと
勝手判断ながらも、ありがたいと
ほんだしシリーズにお世話になっているわけですが
これのこんぶだしが、まぁ、個人的にはパーフェクトであります

煮込みによしというのは当たり前でありまして、
ポトフの基礎に、あえてほんだしでという
暴挙をというか、それはもう、ポトフじゃなくて
おでんじゃないかと、自分でも思うのですけども
これがまたうまい、
いや、材料のうち、ベーコンのことを考えると
ベーコンがうまいのか、ほんだしがうまいのか・・・
考えたりしましたが、よく煮込んだキャベツや馬鈴薯が
まぁ、うまいことこのうえないので
やっぱりほんだしは立派であります

と、そんなわけで楽しんでいたのでありますが
これがまた、炒め物や焼き物にも使えると
この年齢で初めて知ったのでありました
凄いわ、これだけで、
あら不思議、パスタの和風度が上がった
これは食べられるレベルだ(今までわ)

そんなわけで、ほうれん草とベーコンとまいたけのパスタに
颯爽とほんだし こんぶだしを入れるということで
なんというかな、すばらしい和風パスタになるというのが
今回の一番伝えたかったというか
本当に、どこにでもある話だなと
思ったりしながらも、ほんだしの凄さに
まざまざ圧倒されたのでありました

なぜか、こんぶだしのほうが好きで仕方ないのでありますが
この話は、広がりがないのでこのあたりで

【読書】英語への旅

2014-11-07 20:44:51 | 読書感想文とか読み物レビウー
英語への旅  著:ピュス・エルヌフ

英語について、その起こりから成り立ちを書いた
なかなか興味深い本でありました
ちょっと、翻訳が荒いというか、なんか、
読みづらい、読み取りづらい部分がありましたが
それでも、なかなかに面白かった
私の脳みその問題だったようにも思うところ
世界的に英語がどういう言語なのか、
それよりも、フランス語がいかに凄いかと
そんなお話が盛り込まれていて
なんというか、面白く読めたのでありました

日本人が、壊滅的に英語に向いていない
その事実を、まずはつらつらと描きまして、
その滑稽なまでに、努力しているけど実らない様は
憐憫を覚えるほどだという話から始まり
そこまで、なんとかしようと思っている英語が、
どうやって出来てきたか、
それは市井の言葉であって、ノブリスにおいては、
フランス語のほうが立派なんであるという
フランス自慢が入り、
そして、言語というものを、伝達の道具と
思考の道具とに分けて考えたとき、
英語というのは、伝達の道具としては優秀だろうが、
思考のそれには向かない、
いや、劣るとすらいってのける
そういうステキな本だったのであります
大変勇気付けられた(なんだかな)

英語は、語彙が少ない、そういう深みが足らない
そのために解釈が生まれてしまい、
きわめて不十分な言語であるというのは
目からうろこといいますか、
凄いことだなと思わされたのでありますけども、
この英語というのも、なんというか、
様々な国でそれぞれの英語が話されはじめると
もはやそれは、英語というか、方言というか、
もう別のそれとも思われるようでもあり
そして原型を失いつつあるようでもということだそうで
言語が、陳腐化するというか
平均になっていくというのが
恐ろしいようでもあり、楽しくもありと
そう考えられたのでありました

もう一本、いわゆるジューと呼ばれる人々のことについて
あれこれと書いてある部分も、なかなか面白かったのですが、
なんというかな、実に不思議な読み本であったと
読み終えて、なんともほんわかしているのでありました

第60回京都大アンティークフェア

2014-11-06 20:24:46 | 陶磁器を探す旅と名物
ひさし売りに、都合がついたので、
京都大アンティークフェアにいってまいりました
もうかれこれ三度目かと思いつつ
最近は、ちゃんと骨董も見るようになったので
より楽しみ方もわかるようになった
というか、浮かれなくなったと、
満足げに、少し高い位置(心が)から、
見下ろすように拝見してきたのであります
結局、おのぼりさんよろしく
楽しんできたわけでありますが

先日、大須祭で、ついつい骨董めいた茶碗を買ったりして
思いっきりはずしたという経験から、
けいけいと、自分勝手な思い込みで
買うのはよそうと思いつつ、
あれこれと眺めてまわったのであります

前回いってから、ちゃんとした骨董屋もめぐり、
台湾まで遊びにいき、蚤の市で買い物までした、
これらの経験が、あかん心持というそれを
十二分に育んでくれたようでありまして、
物怖じすることなく、骨董屋とあれこれ
折衝ではないけども、話たりまでしたのであります
冷やかし客としては最低でありますね

久しぶりにいったからというほど、通い詰めてもいませんが、
店が以前とずいぶん、いや、派手なところが違う
そう思って、いかにも高価いと思われる店を
ついつい、眼福よろしくとねめつけて回したり
大変楽しく過ごせたのであります
ちゃんとしたものを見られるというのが
やっぱり、これのよいところでありますね

個人的に気になったのは、ラスターのぐい飲みというか
小皿というか、それでありました、
間違いなく幸兵衛窯のそれ、さて、誰の作だ?
とりあえず値段だけ聞いてみて、これがまた、
えらい中途半端な値段で不思議に思ったところ
卓男さんにしては安い、さりとて、7代目とすれば高い
そんな風に感じたりしながら、
これなら、幸兵衛窯に直接買い付けにいったほうが
よかろうもんと思ったり、でもでも、
久しぶりにまざまざ見た、ラスターの見事さというか
あの色味には、たまらんなとにやにやしたのでありました

今回は、買うものを決めてというか、
ちょうど、タイピンが欲しいと思っていましたので
いわゆる西洋アンティーク筋をそれこれ見て回り
ここらの、物凄く安いというか、もう
ガラクタといって相応なそれこれから、
少しでも現代つけていて、まぁ、格好がつく程度
そういうのを探してまわったのでありました

最終的に、これならぎりぎりいいだろうと
やっぱり時代を感じさせる、そして、
値段も彷彿とさせるそれながらも300円で
めでたく手に入れたりして、ほくほくで帰宅したのでありました

ほかにも、怪しげな中国からの掘り出し物とか
面白いものはあったのですが
まずまず、こういうところはお金もってないと
面白くないよねと、当たり前のことを
やっぱり今回も感じたのでありました、
でも、それなりに楽しめるのでよいのですけども

【読書】弱いつながり 検索ワードを探す旅

2014-11-05 20:36:43 | 読書感想文とか読み物レビウー
弱いつながり 検索ワードを探す旅  著:東浩紀

ゆるい思想書として読みました
哲学の分野にかけだしたきっかけめいたものを
一般意思2.0で読んで、なるほどなと
感銘をうけたのも、今は昔
そんな按配で、今回は、またネット世界から
哲学を考えるといった内容で
ふんわりとしたこの本を読んだのであります

あれ、軽すぎて、無味無臭?

それくらい、薄いというか、希薄なイメージであります
なんだろうかな、激論なんて望まないというか
こう、色合いがないといってしまったいいのか、
なんだか、拍子抜けするような、
そういうイメージを抱いた読後でありました

私なりに読み取ったところでは、
なんだろう、当たり前のことを書いていると
そんな気分になってしまったというか、
検索によって、恣意的、他人に結果を支配されている
それゆえに不自由であるという論法は
まぁ、そのとおりでもあるんだけども、
本当、それは今だけの話で、
そのうちというか、たぶん、すでに世界のそこかしこで、
そんな状態打破されてんじゃないかと
思ってしまうようなことを
ずいぶん、心配して、警鐘をならしてと
そんな感じでありました
私の考え方が、やっぱり、あってないだけなんだろうか

さておき、実学というか、実際に触れることの大切さ
それを伝えようという試みであったと
読んだのでありますけども、
そこは同意というか、そのとおりだけど
これもまた、インターネッツが流行る以前から、
それこそ、おいらの若い頃にも、
本ばっか読んでないで見てこいとか言われていたのと
なんら変わらないんじゃないか、
変わるとして、その体験がインターネッツによる
擬似的なそれであるのが、
その当時よりも充足感が高くて危険だと
そういうことなんだろうか

そう読んでいくにつれて、これはもっと
若い人に向けてのそれなんだろうと
思ったり思わなかったりしたのでありました
現在の若い人という世界に生きていないのはもちろん、
結局、昔若かった頃の記憶を、そのまま
現在にスライドさせるというのは、まぁ、
社会事情が変わってるから無理があるという話しで、
結局、説教の表面はいつまでも変わらないけども
その問題点は普遍的なものであると
こう解釈すると、なかなか哲学的なのかしらとか
あれこれ、考えてみるものの
あんまり、この本でどうのこうのとは
思わなかったのでありましたとさ

さらさら読めてしまった

劇場への招待「何日君再来」

2014-11-04 21:00:31 | ドラマ映画テレビ感想
先日、NHKのリクエスト再放送枠にて
深夜にかかるにも関わらず、
見始めたら止まらなくなってしまった
素晴らしい演劇を見たのでレビウ

何日君再来

テレサテンを偲んだ内容ながらも、
中国、台湾、韓国、日本と極東を舞台として、
その間にたわる人種の壁や溝なんかを乗り越えようと
いかにも演劇的なテーマでありましたが
非常に面白かった、というか、テンポ早くて
あれは生で見たら、どんな迫力だったんだろうかと
驚くばかりでありました

主演の筧利夫はもちろんのこと、
驚いたというか、私が知らないばかりだったので
ダイワマンレディの人という認識しかなかった
黒木メイサが、動きにキレがあるというか、
素晴らしかった、あと、物凄いスタイルいいのな
スタイリッシュによく動いていて
飽きのこない舞台でありました
よく動くんだけど、おなか一杯になるとか
そういう感じじゃない、
独特のミュージカルめいたといってもいいのか、
ダンスを交える殺陣は、
見ていて実に面白かったのであります

演者がみんな、汗だくだくだったのが
凄いことだなと思い知らされたのであります
そして、そんな状態でも、
決して噛むこともなく(当たり前なんだろうけども)、
物凄い早口、だけど聞き取りやすい、これが
凄いことだなと感激してしまったのであります、
はっきりと、聞き取りやすい声というのは、
羨ましくて仕方ない、あれは努力で
どの程度までできることなんだろうかしらと
思ったりするのでした

ふんだんに、テレサテンの名曲が出てきて、
アップテンポビートだったり、アレンジもありながら、
テレサ役のen-Rayさんの歌が見事で、
これも生で是非聞いてみたかったなんて
思ったりなんだったのであります

コミカルでありながら、取り扱うテーマは重たくて、
言いたいことといっていいのか、
わかりませんが、それの内容は、考えさせられるところながら、
エンターテイメントとして
ただただ、没頭するように見られるというのが
ステキ極まりないと、
いいもの見せてもらったと感激したのでありました
劇場への招待は、もっと再放送してほしいなぁ
もう一度、吉田鋼太郎さんのを見たいと
思ったりする

NHK土曜ドラマ ボーダーライン

2014-11-03 15:06:04 | ドラマ映画テレビ感想
これの前の、芙蓉の人のレビウもしてないけども
旬なほうとしてこちらを
というわけで、先日最終回を迎えました
あんまり期待しないで見ていたら、
まぁ、ちょっと面白すぎて目が離せなかった
久しぶりに、まっすぐに面白いドラマというか
熱いそれを見たと感激ひとしおでありますところ
大阪を舞台にして、消防士と救急救命の仕事を描いた
素晴らしい作品でありました

やる気ない主人公をすえつつ、
やる気ない上に、トラブルメーカーで空気読めないとか
そういう感じで、いわゆる最近の若者的な、
ステレオな描き方かしらなんて、嘗めてかかってたら、
実は熱く、芯があって、性格曲がったままで愛嬌が見えると
見事にやられてしまったわけであります
こういう、ちょっと懐かしいとすら思ったような
王道的ドラマは楽しくて仕方ありません

それでいて、消防のシーンには相当に凝っておりまして、
役者全員も、相当作りこんできたんだろうなと
きびきび動くさまもかっこよくて、
非常に見ごたえの多いドラマでありました
テーマについては、消防という仕事の大変さみたいなのを
しょーもないことで、消防士さんに苦労かけるという
世間道徳の観点からしかりつけるような内容かと
これまた、勝手に忖度嘗めていたわけですが、
そんな単純なものでもなく、
家庭だとか、社会だとかをしっかり背景に塗布しても、
その社会派的な内容が、説教にならないような
この抜群のというか、その訴える部分が
人情であったり、感情であるというのが
わたしくらいの年齢にはぐっとくると
勝手に思ってしまったのであります
正直感動した、凄い面白かった

様々に考えさせられるところはあったものの、
そういうテーマを見せつつも、最終的というか、
本当のところは、主人公の成長を描いたものであったと
私が一番大好きなパターンだったこともあって
非常に楽しく、面白く、感動して見終えたと
そんなわけでありましたとさ

下手にロマンス的な内容とか出てこない
そこがまた、見やすくてよかったなと
思わされたりするのであります
この設定で、ヒロインがほぼ居ない状態というのは
凄いことだなと、脚本の力を
思い知らされたのでありました
よかった、とてもすごく

軍師官兵衛  落ちゆく巨星

2014-11-02 20:46:45 | NHK大河ドラマ感想
NHK大河ドラマ「軍師官兵衛」
視聴完了いたしました
待ちに待ったというか、
あと知ってるエピソードなんて、
これとあれくらいの、これのほうでありました
母里の黒田節回でありましたね、
ま、黒田節でてこなかったんですけども

そんなわけで、挑発にのりながら、
逆に煽り返すという、まぁ、福島とのやりとりらしいけど
そうじゃないだろうという感じはいかがかと
思わなくもないものの、楽しく見られました
もっと尺とってやるかと思ったのに
存外、あっさり終わらせてしまった
なんというか、残念であります
あの日本号のよしあしというか、もうちょっと
なんかあったんじゃないかと
思ったり思わなかったり

ついでだから、水牛角かぶとの話とか
そのあたりもまとめてくれたらいいのにとか
考えたりなんだったりでありました

一気に老いたというか、耄碌も甚だしくなった秀吉
それを、生暖かく見守るというか、
介護の風情で接する官兵衛という感じで
まぁ、間違ってはいないんだろうけども
なんというかな、この秀吉のパンチは凄いなと
圧巻でありましたところ
これも来週までかと思うと
最期の家康とのやり取りが楽しみすぎて大変であります
予告で、閉じかけてた目が開くみたいだし
ああいう、講談めいたというか、漫画みたいなのは
嫌いじゃないので、どんどん盛って欲しいと
思ったりするのであります

あとは、かわいそうな熊の助くらいでありますが
あれは、連れて行くという話でよかったんじゃないか
若様が、さらっと雑兵にまぎれるとか
それはいくらなんでもやりすぎだろうと思ったり
少々残念ながらも、今後、糸との関係も
どうするつもりかしらと
はらはらしながら、見守るのでありましたとさ

【読書】ハリー・クバート事件

2014-11-01 18:28:04 | 読書感想文とか読み物レビウー
ハリー・クバート事件  作:ジョエル・ディケール

長編小説を久しぶりに読みました
疲れた、続きというか、オチが気になって
ついつい、一日で読みきってしまった
連休中にちょっとずつ読もうと思ってたのに
そんなわけで、次へ、次がと気になるミステリー小説でありました
なかなか面白かったと思うんだが、
話にぶん回された感じでちょっと疲れた

謎を解明していくという形ではあるものの、
解明が進んで、終わったと思ったら、違ったとかいう形で
二転三転としていくのが、なかなか斬新だなと
驚いたのでありますけども、
そんなことされたら、ここまでの話必要なかったんじゃないかと
思ったりもしなくもないと
そんな割り切れない感覚も覚えながら
容疑者も、出てくるやつがみんな怪しいといった感じ、
さらには、何度か、出てきた人物たちが
全部最初っから信用できなくなったりとか
まぁ、せわしないというか、あまり考えて読みすぎると
こいつなんだったんだろうかしらと
読み返さないといけないというか
ともかく疲れたのでありました

内容としては、愛とはなんだろうかしらと
そういうことを考えさせられる内容でありつつ、
書くということについての取組だとか、
人間関係だとかいうのが
あれこれと深いような、そうでもないようなと
考えさせられるものでありまして
なんだろうかな、そもそも発端であるところの
30歳過ぎて、15歳の女と恋に落ちるとか
それはもう犯罪なのか、そうでもないのかとか
そういうことも含めて、
さりとて、本質はそこじゃないようなと
まぁ、なんだかんだ、読んでいて
あれこれ考えさせられたのでありました

何度か、同じフレーズを登場させたりと
読んでいて、惑わされる表現が多くて
ステキでありますなと感心しつつ、
原作では「できるやつ」という称号は
なんという単語だったんだろうかなと
思ったりしたのでありました
ジーニアス?いや、フランス語だから
もうちょっとかっこよさげな何かなんだろうか